フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

頑張ったわぁー

2015-07-05 | 日記
スタジオ・ヴェルデさんで開催されたロシオ・ロメーロのクルシージョを3日間受けてきた。
以前DVDで彼女を観た時はあまりピンと来なかったが、生で観るマルカールは予想以上に素敵だった!!あぁ、そんな風に踊れたら
張り切ってロマンセとカンティーニャスconバタの2クラスを受講した。
ロマンセは初めて
ラ・トナーが台詞を挟みつつ踊るロマンセが好きだった(←ビデオ時代)のだが、そんなん習う機会は全く無く、普通に踊ってる人も観たことがない。
あの古い映像に釘付けになっていたのは何年前??時を経すぎて震えるやんー!
そんな個人の淡〜い感傷をぶった切るがごとくロシオのロマンセは難しかった。
ゆったり重厚なマルカールの合間にちょこちょこ挟んでくる足。跳んでプランタとか、やり慣れないなぁ。それでも初日はまだ楽しーって感じだった。
2日目、びっくりするくらいレマーテが出来なくて衝撃 身体の中に入ってこないのだ。
ロシオ号令「ウン・ドー・トレー、イー!」足「タリタタンタンターパパパパー」・・・パソの反復練習。よくやるレッスン法だけど、複雑なレマーテの一部分だけを取り出してやるから、相当集中しないと、ウン・ドー・トレーの号令の時点で、私の中でコンパス不明となる??
その上、足運びを右から左へ忘れてしまうアホな脳が憎いよぅ。
振付がとれない生徒さんって、こういう辛い気持ちなのかなあーと思った。
クラス時間内に理解できぬまま2日目終了
さて、ここで諦めきれない性格の私。わからないまま、ってのが気持ち悪い。コンパスだけでもクリアにして翌日に備えようと、録音を頼りに記憶と薄い残像を掘り起こした。
やるとやらざるとでは大違い。なんとか3日目は取り戻し、終わった時はなんとも言えぬ充足感~。野原に駆け出して「 頑張ったよぅ、私!」と叫びたい気分だった。
やれやれ・・・初めてロマンセは、かなり消耗の巻だった。
というわけで、長くなったからバタの感想は省いて写真だけ。



バタを踊るには「いっぱいテクニカをやりなさいよー」って。
久々のクルシージョだったけど、ガツーンとやられにいくのは、ええもんやね。
主催者に感謝であります!

ロマンセはこんな唄↓ソレア・ポル・ブレリアのコンパス。
Antonio Mairena-Romance-1956
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