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フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

セビージャ24日目 火曜

2016-10-20 | スペイン2016
セビージャでのレッスンは今日で最後。
10:00から2時間、ファンのクラスに出席。滞在先からもっとも近いスタジオだ。もともと、タジェールで2週間受けた後は、こちらのスタジオに通おうと思っていたのだが・・・全然違う展開になってしまった
セビージャに来てからこれまでの連続レッスンで、既にお腹いっぱいな私は、新しいパソを吸収できないくらい消耗していたが(←セビージャに着いた時の初心はどこへ〜?)、好きな感じのレマーテを教えて貰えたので、少しでも受ける事が出来て良かった。

レッスン後は、買い物ラストスパート生徒さんのマントンを買うことになったが、ファンのスタジオだと現金払いになるので、滞在期間後半の身には、ちとキツイ。それにホントに安いのか?という疑念もあったので、マントンを扱うお店を見て廻る事にした。
何軒か廻って、なんとか手頃な価格のものをゲットした・・・だけどファンの所で置いてるのは、相場より安い!という事もわかった。工場から仕入れているのだとか。気に入ったのがあれば、教室で買うのはお得かも。


エビのポテトサラダとpringaのモンタディート。モンタディートめちゃ美味しかったぁ!パンがサクサク。バルのおっちゃんが「どうだい?いけるだろう?」って感じで目配せ。

さて、セタ(きのこ)の上にも登ってみなくては





この上に登れる事を教えてくれたのは、通りがかりの男の人で、入場料いくらか聞いたら、知らない、自分はフラメンコ・ティーチャーだからタダで入れるんだ、と言っていた・・・なんのリアクションもせず聞き流した

18:00から、コンチャのクラス最終。
頼んでないのに、自分が歌う所「録音してもいいよ。(録音しろ!)」と言って、皆にスマホを構えさせる。録画もOKみたい。全身全霊で、フラメンコを教えようとしてくれている。言葉がわからない箇所が多くて無念
自分で踊ってみる時間は少なかったので、ラストスパートで重たくなっている足には助かった

やれやれ、終わった終わったー。

さてラスト・ナイトはカサ・デル・フラメンコへ 最後の最後まで走り回る。

どうにもお腹が空いて。

ロサ・ベルモンテ、想像していたよりずっと良かった。素敵な人なんだろうなーファンは、今日教えてくれたレマーテを、これやでー、って感じで観せてくれた。ギターのファン・トーレスという人、好きだなぁ。聴き惚れた。

衣装も素敵!

ご一緒して下さった ゆみこさんと、超イケメン(イタリア人だった)がやってるバルで、目の保養をしながら飲み、セビージャの夜は更けた。


イケメン撮らなくてすみません。
モッツァレラチーズ?とろとろに、オリーブオイルかかってるの美味しかった。家でもやってみよ。




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セビージャ23日目 月曜

2016-10-20 | スペイン2016
運命の朝がやって来た。案の定、眠りにつくのが遅く、ミリアムのノックで目が覚めた。
10:00からクラスがあるらしいので、9:30過ぎを目指してスタジオに向かった。あ、もう開いてる!!不安な面持ちで飛び込んだ私を見て、受付の子がiPhoneを掲げてくれた。
あー、良かったぁーーーー!!!!
ホッとして腰が砕けそうになった。掃除の人に、電話を入れておいてくれたらしい。高価な物は盗られてもおかしくないので、「無かったよ」と言われたらそれで終いだから、先に「あるから」って言っておいた、と。あー、なんて有難い!!!
あの日タブラオで、同じクラスの子に会わなかったら、どうなっていた事か!アルムデナのクラスは17:00〜18:00なのだが、その後の時間は今はクラスが無いそうだ。
ホッとしたら、ドッと疲れが押し寄せてきた。いよいよ水曜にセビージャを発つので、月曜と火曜の2日間だけになるが、ファン・ポルビージョのスタジオに行くつもりでいた。一応レッスンの用意をしてきたものの、アリシアのスタジオからは遠くて間に合いそうもない。それに、2日だけ受けても意味あるんかなあ?とか、レッスン出るよりタブラオ行く方が勉強になるんじゃないか?とか考え始めた。迷いながら、とりあえずその方向に歩き出す。
途中、ファン・デ・ロス・レジェスなどが教えているスタジオの前を通りがかった。ここに来たの初めて!






いくつかスタジオがある。1つから、誰かが練習している足音が聴こえてくる。カッコイイ!他のスタジオからはレッスン中の音。こちらからはギターも・・・エンサージョ中なのかな??
いいなーここ!ボロっちい廃墟みたいな感じがいい。いつか縁がありますように。

ファンのスタジオには、道に迷って11時に着いた。そのまま流れで、11時からのクラスに入ってしまう自分がいた。疲れていてもレッスンは楽しいから不思議。(←石畳みを1時間は歩き廻った後です
更に、タブラオの予約も入れて貰えた。ファンの彼氏?が、マントン購入を勧めてくる・・・安いよ、って言うんだけど・・・私はもう買い物したし、我慢しておきたい。ふと、マントンを持っていない生徒さんを思い出す。写真を撮らせてもらって、本人に聞いてみる事にした。

お昼は、残りのお米を炊いた。もう食材は使いきらねば。ご飯とインスタントの豚汁だけではお腹が満たされず、アルムデナのクラスの前にタパ。

アルムデナは、今日はカサ・デ・ラ・メモリアに出演するので、早めにクラスを切り上げて行ってしまった。「ブレリアのマテリアルを沢山渡したから、ここで振付した順番通りに踊るのではなく、カンテに合わせて、自分で自由に組み合わせて使ってね」と。あぁ、もう少し通い続ける事が出来たなら!!

19:00からのカサ・デル・フラメンコにダッシュ発つ前に貪欲やわぁ。
ルイサ・パリシオがバタとマントンでアレグリアス。劇場で踊るような人を、こんな目の前かぶり付きで観せてもらってお得やわー。ラモン・マルティネスは初めて。フラメンコの踊り手で、こんなにナイス・ガイな見た目は珍しい(笑)アメリカの映画俳優みたい。ギターはミゲル・ペレスだった。トリアーナのスタジオを思い出す・・・。

セビージャは実力ある人の層が厚く、タブラオでしのぎを削って鍛え上げられている。

その足で今度はカサ・デ・ラ・メモリアの21:00の部へもちろんアルムデナが目的。衣装3着も着替えてくれて、どれも可愛くてフラメンカ。踊っている時は、カンテとギターに食いつきすぎて、舞台の端で、客席にお尻向けたまま留まりすぎだったりしたけど、これから売れて行く人に違いない。クラスでやってるパソもたくさん出てきて、そりゃあ難しい筈やー
共演バイラオールは、予定ではチョロになってたけど、出てきたのはラファエル・デ・カルメンだった。親父の遊び心を感じるアレグリアス。途中、アルムデナに唄わせて踊るという余裕もみせていた。

さー、今日はお腹空いてても呼び込みに釣られないで帰るぞ。夜、ミリアムお手製のクロケタを頂いた。


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