goo blog サービス終了のお知らせ 

フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

セビージャ12日目 水曜

2016-10-06 | スペイン2016
こちらの出入り口は全て施錠されていて、建物の中から外に出る時も、いちいちスイッチを押して開ける。そのスイッチの場所が微妙なんだな。例えばピソの中。エレベータで地上におりて、その近くの壁にあるスイッチを押す。ビッと音が鳴って、小走りで門に向かう。何故に門の近くにスイッチが無いのか不思議だ。
タジェールのオフィスから階段を降りるとき、その階段の中途の壁にスイッチがある。降り切ってから、鍵が閉まってる事に気付いて押しに戻る。

灯りのスイッチの場所も微妙〜。公演帰りの夜遅くにピソに帰ると、奥の自分の部屋まで真っ暗な廊下を手探り。壁伝いにスイッチを探すが、入って直ぐの場所には無い。
夜にピソから出掛ける時も、エレベーター前は真っ暗。「行ってきまーす」とドアから出て、間違えて呼び鈴を押してしまい、セニョーラに笑われた。
こちらでは当たり前のことが、日本人の私には不思議。反対に、日本にやって来る外国人も、私達が普通に思って気にも留めていない事に、戸惑っているのだろうなぁ。

テクニカのルルデス先生は、ベーシックな事を指導するのに徹している。一人一人のレベルを見分けて、少し動きを変えたものを同時にさせたりして、気配りが凄い。
チャフランの足、スペイン人によって違うよな〜?と気になっていた事が、単純にチャフランに種類があるのだという事を知って、納得!

カルメン先生のソレアは、私が憧れるスタイルのバイレで嬉しい。ボードにレトラを書き出して、どこでレマーテするか、そんなところから教えてくれる。感覚的に知っているつもりでも、あらためて説明されると納得だ。

先週の水曜に行ったタベルナに、またまた期待して昼ごはん。


写真では少なそうに見えるが、お腹一杯になる量だ。きょうは欲張ってツナのサラダも追加注文。美味しかったけど、食べ過ぎた。

ピソに帰って、そのまま眠ってしまいたいほど疲れを感じたが、17:00からのアルムデナのクラスへ。月曜に習ったブレリアは大丈夫だったが、昨日進んだブレリアは、パソを瞬時に取らなければいけない。ゆっくりなんて教えてくれないから必死。まぁ、なんとかついて行けるかな?と思ったところで、アルムデナが一人ずつ踊らせる(こちらとしては、もうちょっと待ってぇの気分)。それが皆んな、習った通りに踊らないんだよね?!?!
それは、このクラスの後半に待っている「好きに踊る」というシステムのせいであった
振付通りの時は、みんな詰まったり外したりするのに、自由に踊れる時は凄い上手い人になる!
私は尻込み。うーん、月水金だけでついて行けるかな?

復習する元気もなく、休息の必要を感じたので、今晩は早くに寝てしまおう、と考えていた。ソレアのクラスで一緒のドイツ人の女の子から、今晩みんなで何処かのペーニャに行くから一緒に行かない?と誘われていたのだが、断るつもりでいた。
ピソでメールを確認したら、ペーニャ・トーレス・マカレナで21時、とある。うむむむ・・・そこはピソから非常に近いぞ!!!
迷った末、リンゴを丸かじりしてから出掛けた。
行って良かった。シリンちゃん(ドイツの女の子)達は、どこの誰が唄うとか踊るとか、先入観がまったく無くて、ここのフラメンコがナチュラルでイイ!と言う。
実際、名前も知らないアルティスタ達だったけど、確かなテクニックとハートで、楽しめた。
ピソで寝て休んでるより、元気になってる気がするけど・・・果たして明日は大丈夫か私?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする