満開をすぎて
おびただしい花びらが 散るころになると
思い出すの
坂口安吾の、『桜の森の満開の下』です。
それは、
桜が持つ、恐るべき・まりょく(魔力)を 読者に思い起こさせる
一冊で、
このたび・再読したら、あまりに けっさく(傑作)なので、
夜、眠れなくなりました。
~あらすじ~
平安時代、鈴鹿峠に山賊がいました。
およそ悪事のかぎりを尽くしてきた山賊でしたが、
ゆいいつ満開の桜の森を通りかかると へんな気分になるので
苦手でした。
ある日、
山賊はすごい美人の人妻をさらって来ますが、
この女が おそ
山賊はふりまわされっぱなし。
女の求めに応じて
都ぐらしを始めたものの、、
夜な夜な、都人の殺害を 命じられる日々・・。
女は、人間の生首をコレクションする、鬼だった。。
しかして
鬼女と山賊にふりかかる、桜吹雪のラストシーンは
い・か・に
っていうお話。
ひとけとネオンがあっても、夜桜見物って ちょっと・こわいです
しずしずとふりそそぐ山の桜なら、なおのこと、ぞっとするでしょう。
みんながおそれ、幻わく(惑)される桜、、
その花を使って、おどろおどろしい・平安絵巻を 仕立てるなんて、
坂口安吾の
すごみを、かんじます。。
凡人がマネしたら、ただの中二病になるでしょうね
【おすすめ度:】
(次回は、これまた桜の怖さを見抜いて恐れた、梶井基次郎の『桜の樹の下には』を 読みます
アレが埋まってるとか言うんですよね、サクラの下に・・🐻)
えっ👀⁉️『桜の森の満開の下』野田版⁉️
と気になり、今しらべましたら🔍かんくろう?みたいな人がでかい耳をつけて出ているのを(予告編動画を)見つけました~💮🌸💮
zooey さまをナミダさせるって、すごい実力ですよね‼️すごいぞ✨野田ひでき、、🌀
坂口安吾も、自分が破れかぶれだからなのか?女性がいかにめちゃくちゃな鬼女でもゆるしてしまいますよね❗逆に自分を上回るくらいの理不尽な鬼女が出てきて、(一体何を求めているんだろう)って思います。。
美ですかね。
クリンより🐻
そして数年前、歌舞伎「桜の森の満開の下」を鑑賞しました。
野田秀樹と坂口安吾と歌舞伎のコラボなんですよ。
安吾の「夜長姫と耳男」も入っています。
只でさえ分かりにくい安吾の世界を、野田秀樹が口笛吹きながらいじりまくって
それを歌舞伎の舞台に表現した、という感じでした。
訳が分からないまま、終幕私は落涙しました~
リフィさまぁ~💮🌸🐻💮🌸
このお話には、ドSな美女の言いなりになる男の「恋の奴隷」的な姿が書かれていて、まさにワカモノが一時的に入り込んでしまう、中二な作品になっております💡
前回の「葉桜の季節に君を想うということ
」もタイトルがちょい中二っぽいので、カバーかけないと人に見られたらイタタタな人だと思われちゃうし、2冊れんぞくできわどいものを読んでしまいました~★★
ちなみに、リフィさまが「冒頭~に爆笑した」と言ってくださった前回の「葉桜小説」ですが、リフィさまにだけこっそり教えてしまいますけど、あの小説は、さいごに主人公の探偵が「実は老人だった」というどんでん返しで終わるんです❗
ラブホテルでのゆきずりのベッドシーンからはじまっていたし、主人公は老いをかんじさせないくらいエネルギッシュにうごきまわっていたので、クリンたち、すっかりだまされました~⤵️
クリンより🍀
おおお!なんだか怖い系ですねっ!!!
気になります(*⁰▿⁰*)✨✨
これを読んだ後は夜桜が少し怖くなりそうですね🌸✨✨
ぼくぺんさまぁ~💮🌸🐻🌸💮
ミニクリンはこの3月のふくしま大地しんのさいにテーブルからおちて、このような姿になってしまいました💔💔💔
「陶器用接着剤」で一応手当てしましたけど、もう気軽に連れて歩けないですね、、⤵️
さいごの画ぞうは、桜もようの小さい漆塗りびょうぶを背に、「置物」のように座るミニクリンです💡←まだミニクリンが元気だった時の写真なんです。。(あ、一度落ちましたね、ピアノの上から⤵️)
これからは下にもおかぬ、大切な扱いにしていきたいと思います‼️
クリンより🍀
マリンカさあん~🐻🌸💮🌸💮✨
「坂口安吾は、太宰治とならぶ無頼派にカテゴライズされている」ってのは、なんとなく知ってはいたんですけど、どうやら私生活では幼いころから🐥やらかしほうだい→亡くなる寸前まで人にあきれられまくり🐔な、生き方だったみたいなんです🌀🌀🌀
このたびしらべたら、「カレーライス100人前注文事件🍛」とか「最強汚部屋伝説」とか色々出てきてヤバかったです~
それでも文才はさくれつしてるなあ⚡って思いましたよ🌸🌸💮💮💮⤴️
他のも読んでみて、もし良かったらお知らせしますね🍀🍀🍀
ミニクリン・・🐻⤵️
こないだ夜中におきた東北の大きな地しんの時に、うちもしばらく横揺れしていたんですけど、朝になってテーブルの上にいたミニクリンが床におちているのを発見したんです⤵️⤵️⤵️
ミニクリンが高所からおちるのは3回目なので⚠️さすがに今回は思い切りいってしまいましたね、、🌀かわいそう。。うう。。
クリンより🍀
面白そうですね✨どうなるのか気になります。読んでみたいと思います😊
ミニクリンちゃん可哀想💦
最後の画像はミニクリンちゃんどうなっているんでしょう💧
夜桜が綺麗ですが、ライトアップとかされてないとちょっとこわい感じがしますね。
坂口安吾さん、実は読んだことないのですが😱
そんな心くすぐられる怖〜い作品があるんですね〜
クリンさんのおかげで読みたい本がたくさんで嬉しい悲鳴です🤣
ちびクリンちゃん、お首が〜!!😱
いえいえ、ちゃぐままさま⤴️
この作品は一読の価値はあると思います✨🌸🌸🌸🌸🌸
坂口安吾はこの作品を書いた少し後に、ヒロポンを服用していたことがわかっているのですが、たぶん・・この時も服用していたんだろうな~🌀
ってくらい、あやしく狂ったペンを走らせていますね✒️💨
クリンより🐻✨
nerotchさまぁ~🐻🌸💮🌸💮
・・・そうなんです。。こないだ(3月16日)のふくしまの大地しんの時に、東京のわが家も少しだけ揺れたんですけど、次の日気がついたらテーブルの上のミニクリンが床におちていたんです⤵️
(それでこのようなひさんな身体に、、かわいそう‼️ミニクリン🐻⤵️⤵️⤵️⤵️⤵️)←今は補修されました。
チットも「うちではミニクリンが一番長寿かと思っていたけど・・」とショックを受けていました💔💔💔
今はチットの部屋の机のまん中という、安全なところでリハビリ中です。。
クリンより💮
怖い話は苦手で、こちらのあらすじでちょうどいい感じです。
チビクリンさんがーーーー!!!!
Σ( ̄□ ̄)!
桜は、妖艶ですよね。
月夜の桜には怪しい美しさが・・。
(・・;)
ことりさまぁ~🌸🌸🐻✨✨
読んでると途中で、(・・やっぱりこの人中二病?)な、ギリギリの部分もあるのですが、、それでも平安時代っぽくみやびやかにまとめてしまえるところが、坂口安吾のうで前の、一級品たるゆえんだとかんじましたよ👑⤴️✨
この作品は、クリンたちの中ではイメージとして『羅生門』とかと、どこかかぶるのですが、ムダのないてんかい(展開)ですし、一度お読みになってもそんなにソンはないかなあ~と思います💡
いや、それより‼️
「マヨルカ島の捜査ファイル」などという、ユルユルドラマにいざなってしまい・・ことりさまのきちょうなお時間をそこなってしまった💧
と、深く反せいしております🐻⤵️
クリンより🍀
恥ずかしいのですが、坂口安吾読んだこと無かった!ありがとうクリンちゃん。
続きも楽しみにしています。
ことり
くぼにわさまぁ~💮🌸🐻💮🌸
うちお母さんは「太宰治は記憶に残るけど、坂口安吾の小説は読んだはずなのに、あまり記憶に残ってない。どうしてかしら?」っていうんです。「そういえばそうかも・・」ってチットも言っていましたよ🌀
どういうことなんでしょう。。
とはいえ、今回の桜の森の~はだれの心にものこるはずですね🌸🌸🌸🌸🌸
小説のラストでは、読者のクリンも桜の花にうずもれそうになりました~🐻⤵️💮💮💮💮
クリンより🍀
坂口安吾は、飛びぬけて鋭い感性を持った作家だから、いつまでもファンが絶えないんでしょうね。