クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

「死神の精度」~空が晴れた理由

2019-08-07 | 本と雑誌

 夏休み に入った、

うちのチットは、

久しぶりに

どくしょ(読書)を しています。

 

 へんしゅう(編集)者だった・お父さん

亡くなってから、

しばらく 本をよむのを やめていた チット・・

 

 ですが、さいきん、「読書家」の

同りょう(僚)と

お近づきになり

(誰かと 本の話をするのって、楽しいな

と、

思い出したそうです


 その方に オススメされなければ、読むことがなかった、

人気作家・いさかこうたろう(かんじ:伊坂幸太郎)

の 

小説は、

めいりょう(明瞭)な 文章にもとづく

けいかい(軽快)な 作品で

後口も よかったらしく


クリンも、面白いから 読んでみなよ

すすめられました。


 <しにがみのせいど:「死神の精度」>

 

本のないよう(内容)は、

主人公の「死神」が

6名の 人間の死を 決定し、

その人たちが じっさいに 死んでいくまでの

数日間を 描いた、

ショート・ストーリーです


 1人目は、クレーム担当のOL。 2人目は、ヤクザ。

3人目は、お医者さんの 奥さん、

4人目は、洋服屋の 店員さん、

5人目は、若い殺人犯、

6人目は、美容師の 老女、

で、

 彼らの前に、しにがみ(死神)は、

ふつうの市民の 

かお(顔)をして

あらわれます。


 死神が 出ずっぱりなのに、まったく

こわくない・・


いっぺん・いっぺん(一篇・一篇)に

うまく おとしどころを

つけているから、

次々・ページを めくりたくなる


 久しぶりに 小説をよむ、チットの ような人には、

まさに うってつけな

アップテンポな 

作品である


と、


 クリンは、すいせん(推薦)者の センスを かんじました



が・・・



細かいことが 気になりがちな・チットは、

さいごの さいごで

やはり、

何かに 引っかかってしまったようで、

考えはじめました・・

 


・・・この死神って、現れると必ず 雨がふる

という設定なのに、

最後の一篇で

老女と一緒の時に、なぜか空が 晴れるんだよね。


   なぜなんだろう・・?


 死神の精度が、狂ったのかな?

死神に、隙が生まれたのかな?

それとも、

死神に一度見逃されて 長生きした人間だから、そもそも強運の持ち主であるとか?


『何度も死神の存在を感じた』という人間は、なにかしらの力を 持つのかな?



考察に 値するわ・・


 このラストがあるからこそ、作品に 明るい救いが

もたらされているんだけど・・


伊坂さんが

そういう余韻づくりのために 書いただけなのか、

なにか別の意味があるのか、

他の話につながっていく 伏線なのか、


これだけじゃ わからないわ。。


 2005年の版だし、誰かが とっくに解明していそうでは

あるね。

クリン~、

わるいけど、調べておいて~」(チット)


(←しらべはじめてみたものの、人気作家のため、

レビューの数が ハンパない)



(・・・・・・。)


 どなたか、おしえてください









 


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2 コメント

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Unknown (ユミ)
2019-08-07 19:57:02
死神というと、ずいぶん前に見たブラピの映画、
ジョーブラックによろしくを思い出しました。
クリンさん、調査がんばってね~!
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Unknown (cforever1)
2019-08-07 20:05:14
ユミさんへ💖💖

ユミさあん~✨✨💖

ジョーブラックといえば、、若かりしころのブラピの映画だよね‼️
内容ぜんぜんおぼえてないけど、かわいかったことはおぼえてる🎵

「伊坂死神」はぞくへんがあるらしいから、それをチットによませるよ❗

ありがとね~🎶

クリンより🌼
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