クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

雪の日に読む小説・8(『マッチ売りの少女』アンデルセン)

2021-01-22 | 本と雑誌

前回とりあげた

『かさこじぞう(笠地蔵)』の おじいさん

と 同じで、

大晦日に、物売りに 行かなければならなかった

まずしい人の お話

に・・

『マッチ売りの少女』が あります。

(※アンデルセン童話です



 19世紀のデンマーク人・アンデルセンは、

今も、

世界の人々を ナミダさせる

不朽の名作プロダクター


しん(親友)・チットも

大ファンなので

ここは一つ、

代表作を とりあげなければ・なりません

『マッチ売りの少女』のあらすじを、「
主演:クリン」

で 語らせていただきます。

(※マッチはないので、ライターで演じます🔥)


 とある街角に、マッチを売る、

小さな女の子がいました。

 

年の瀬で 寒く、

 お母さんから借りた、ブカブカの

木靴は ぬげちゃって、裸足・・

 早く帰りたいけど、「マッチを売り切るまで戻ってくんなよ

お父さんに 言われているので、帰れません。。


「マッチ、いりませんか~


でも、、

道ゆく人は

少女には目もくれず、足早に 家路につくばかり、、


 夜が更けたころ、少女は 凍える体を あたためたくて、
マッチを

1本・すってみました🔥

すると、、

 炎の明かりの中に🔥、いきなり、ストーブが

あらわれたのです


(あたたかい


ところが

火が消えるとともに、

ストーブも 消えてしまいました。

 2本目のマッチを すると、

七面鳥の丸焼きが あらわれて、少女大喜び

 

3本目のマッチからは、

キラキラの クリスマスツリーが あらわれました


 どれも・・、少女が ほしくてたまらないものばかり
でした、、

そして、

次にすったマッチからは🔥

なんと

天国のおばあちゃんが あらわれました


少女が

大好きだった おばあちゃんです

「炎が消えたら、おばあちゃんも消えちゃう

あせった少女は

持っていたマッチ全部に 

火を付けました。

🔥🔥🔥🔥🔥

 その・・、大きく暖かい光の中で、おばあちゃんに

抱きしめられた少女は

そのまま、

空高く、天にのぼっていきました



(おしまい)



ちょっと、、待ってよ『おしまい』じゃ

ないでしょ~

その翌日の話が まだあるじゃない

『次の日の朝、うっすらとつもる雪の中で、少女はマッチの燃えかすを抱いて死んでいました。幸せなほほえみをうかべながら、、』


ここが、泣かせどころでしょ

どうせ やるなら、

そこまで演じてよ(※親友チット)



 「・・・は やだよ。外、さむいもん 

もう、おしまい

 

打ち切りましたが・・

 

おすすめ度:いっぱい

(アンデルセン童話には『雪の女王』もありますが、

日本には、雪女というすごい女がいますので、次回は『雪女』を 取り上げます

「雪女」って、何者なのかを、考察します

 

そのあと、ふたたび、「雪の小説」にもどります~

 
コメント (29)
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