☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

優駿の法則9~風雲急

2010-05-27 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
【ダービー血統傾向過去7年】

 ダービーの枠順が確定したわけだが、出走馬18頭中父SS系が10頭、母父SS系が3頭いたんじゃあ絞り込めない。配合相手に注目しても、×ノーザン系は1頭だが、×ミスプロ系が7頭もいたんじゃあ、お手上げ状態。そこで、以前紹介したダービーの足きりラインである「優駿の条件」を利用して、絞り込んでみたい。

【優駿の条件まとめ】

 馬場改修後の過去7年で、「優駿の条件」全てをクリアした馬は6-4-2。不良馬場でグダグダになった昨年のロジユニを除く6頭のダービー馬が、この条件を全てクリアしている。

■優駿の条件I~重賞実績■
①エイシンフラッシュ:京成杯
④サンディエゴシチー:札幌2歳S
⑥アリゼオ:スプリングS
⑦ヴィクトワールピサ:ラN杯2歳S/弥生賞/皐月賞
⑧ローズキングダム:東スポ杯2歳S/朝日杯FS
⑨ペルーサ:青葉賞
⑪ハンソデバンド:共同通信杯2歳S
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯
⑱ダノンシャンティ:毎日杯/NHKマイルカップ

該当馬は以上の9頭で、出走馬のちょうど半分になった。

■優駿の条件Ⅱ~前走2着以内■
⑦ヴィクトワールピサ:皐月賞1着
⑨ペルーサ:青葉賞1着
⑬ゲシュタルト:京都新聞杯1着
⑱ダノンシャンティ:NHKマイルカップ1着

■優駿の条件Ⅲ~前走上がり3F3位以内■
⑦ヴィクトワールピサ:35.2/3位タイ
⑨ペルーサ:33.8/1位
⑬ゲシュタルト:34.3/2位
⑱ダノンシャンティ:33.5/1位

Ⅱをクリアした馬が、そのままⅢをクリアし、ダービー馬候補は以上の4頭となる。結局、こんな面倒な手順を踏まなくても、普通に考えれば買える4頭になってしまった。いずれも血統傾向に合致しているが、そのままBOXで買うのは芸がないので、もう少し絞り込んでみる。

 過去7年のダービー馬のうち、皐月賞馬が3頭、NHK馬が2頭いるので、頭はVピサかダノンのどちらか。そして、「1番人気の法則」を利用して1頭に絞り込む。おそらく1番人気はVピサの方。よって、頭はVピサに決定。
 また、過去7年の2着馬の重賞勝利実績に注目すると、青葉賞勝ち馬と京都新聞杯勝ち馬が各2頭ずついることがわかる。よって、2着にはペルーサとゲシュタルトを置き、1、2着馬の傾向に合致しないダノンは切る。
 最後に、「1番人気の法則」によれば、1番人気馬は12-3-1の頭あってヒモなしタイプなので、迷わずにVピサ1着固定のペルーサとゲシュタルトの2着固定で勝負ができる。配当次第ではペルーサを切って、Vピサ⇒ゲシュタルトの一点勝負に出ても構わない。

 と、かっこよく決めたいところだが―
出走表を見て驚いた。なんとVピサは、過去18年で一度もダービー馬が出ていない7番、そしてペルーサもまた、準デスナンバーの9番に入っているではないか。

逆に、好い馬番を引いたのはゲシュタルトとダノンシャンティ。いずれも2勝をあげている13番と18番である。

 人気サイドの堅い決着という大方の予想から一転、風雲急を告げる展開になってきた。
やはり府中の杜には魔物が棲んでいる……

=つづく=





優駿の法則8~オカルトⅡ

2010-05-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
府中の杜には魔物が棲むという―
そんな府中の杜にまつわる世にも奇妙なオカルト現象…

【オークス&ダービー血統傾向過去20年】

 90年以降、オークスで3着以内に入った馬と同じ血統や血統構成の馬が、ダービーでも毎年必ず1頭は3着以内に入っている。しかも、ノーザン系やナスルーラ系といった大系統ではなく、その下のニジンスキー系やグレイソブリン系、あるいはそのままズバリの種牡馬が入っているケースが結構ある。
 果たして、今年はロブロイか?はたまたキンカメか?それとも…

信じるか信じないかはあなた次第!

=つづく=

優駿の法則7~オカルト

2010-05-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
府中の杜には魔物が棲むという―
そんな府中の杜にまつわる世にも不思議なオカルト現象…

【ダービー血統傾向過去20年】

 オークス同様にダービーでも、90年以降、同じ血統あるいは同じ血統構成の馬が、毎年必ず1~3着に入っている。
 おそらく今年もこの同系セットは、成立する可能性は非常に高い。それもSS系セットで。なんせ、登録馬21頭中16頭がSS系を父か母父に持っているのだから。

信じるか信じないかはあなた次第!

=つづく=



優駿の法則6~内外伝説

2010-05-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
 かつてダービーには、「ダービーポジヨン」が存在した。1953年には史上最多の33頭が出走したこともあったらしい。これだけの多頭数になると、さぞかし枠番による有利不利が大きかったに違いない。とにかく1コーナーまでに先頭から5番手グループに付けなければ、勝てないというのが、当時の定説であったようだ。
 その後、徐々に出走頭数が削減され、92年にはフルゲート18頭となり、現在に至る。果たして、18頭立てになった今でも枠番による有利不利はあるのだろうか?大箱の府中の芝2400mならば、それほど影響はないように思うのだが。

【ダービー枠番別成績】

 1~3枠の内枠と7・8枠の外枠が、やや有利といったところ。

【ダービー馬番別成績】

 96年と97年以外はフルゲート18頭立てで行なわれていることもあり、馬番別成績も枠番のそれに準じる。勝ち馬が出ていないのは六つあるが、敢えてデスナンバーに指名するのなら、3着以内が1回ぽっきりの8番と9番。それよりも、三連単の3着に迷った時に使えそうなのは、過去18年で3着8回の7枠の3頭。三連単のお供に是非どうぞ♪

=つづく=