☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

ア共杯の法則2

2012-10-31 00:00:00 | 長距離血統の法則
■性齢■

<性別>
過去9年で、牝馬は【0-0-0-9】で、一度も馬券になったことがない。

<年齢別成績>
3歳:0-2-1
4歳:4-3-4
5歳:3-2-1
6歳:2-2-2
7歳:0-0-1

■人気■

1番人気:2-2-1
2番人気:2-3-1
3番人気:3-0-1
4番人気:0-1-0
5番人気:0-0-0
6番人気:0-0-1
7番人気:1-0-0
8番人気:0-1-2
9番人気:0-0-2
10以下:1-2-1
1~3番人気の上位人気馬は【7-5-3-12】で、揃って馬券圏外に消えたのは09年の1回のみ。

■斤量■

50.0kg:0-1-0
51.0kg:0-0-2
52.0kg:0-0-1
53.0kg:1-0-0
54.0kg:1-1-1
55.0kg:1-2-1
56.0kg:2-2-1
57.0kg:1-0-2
57.5kg:3-1-0
58.0kg:0-1-1
58.5kg:0-1-0
これといった傾向は見られないが、53kg以下の軽量馬がやや不振か。
なお、トップハンデ馬は【2-2-1-8/13】で、連対率30.1%、複勝率38.5%なので、切るのは危険。

■前走■

重賞:5-5-4
OP:1-1-1
条件:3-3-4

前走重賞組では、【4-3-2】の京都大賞典組が目立つが、03年~06年で4連勝を決めたが、近4年では【0-1-1】と不振傾向にある。
狙いはズバリ、毎年馬券になっている前走条件戦組。
【1-1-1】のオクトーバーS(1600万下/東京芝2400m)組の3頭は、すべて同レースの連対馬。
OP特別組では、ここ2年連続で馬券になっているアイルランドトロフィー(東京芝2000m)組の2頭で、こちらも同レースの連対馬である。
なお、前走二桁着順から馬券になったのは、09年1着のミヤビランベリ(札幌記念14着)一頭のみで、前走1~5着以内の馬が【7-7-8】と大半を占める。
<前走着順別>
1着:2-4-3
2着:2-0-3
3着:2-1-0
4着:0-1-0
5着:1-1-2
6着以下:2-2-1

ア共杯の法則

2012-10-30 00:00:00 | 長距離血統の法則
★弟50回アルゼンチン共和国杯(G2)★


■血統傾向■*馬場改修となった03年以降の過去9年

過去9年で父SS系は【1-2-4】と、大不振。
注目は、06年以降毎年馬券になっているロベルト系と「府中のトニービン」の異名を持つトニービン・ラインの二つ。
<ロベルト系:2-2-3>
06年3着ドラゴンキャプテン(6番人気)…母父リアルシャダイ
07年1着アドマイヤジュピタ(2番人気)…母父リアルシャダイ
07年2着トウカイトリック(10番人気)…母父シルバーホーク
08年1着スクリーンヒーロー(3番人気)…父グラスワンダー
09年2着アーネストリー(4番人気)…父グラスワンダー
10年3着コスモヘレノス(9番人気)…父グラスワンダー
11年3着カワキタコマンド(8番人気)…母父BT
なかでも、06年、07年で2年連続で馬券になった元祖・長距離砲のリアルシャダイと、07年~10年まで4年連続で馬券になったシルバーホークのライン(グラスワンダーはシルバーホーク直仔)で、全て違う馬によるもの。

【登録馬中の該当馬】
アースシンボリ…母父リアルシャダイ
オウケンサクラ…母父リアルシャダイ
キングトップガン…父マヤノトップガン
トウカイトリック…母父シルバーホーク
ビートブラック…母父BT
ミッキーペトラ…父シンボリクリスエス
ムスカテール…父マヤノトップガン

<トニービン・ライン:2-3-2>
03年3着エリモシャルマン(8番人気)…父トニービン
04年1着レニングラード(2番人気)…父トニービン
08年2着ジャガーメイル(2番人気)…父ジャングルポケット
09年2着アーネストリー(4番人気)…母父トニービン
09年3着ヒカルカザブエ(10番人気)…父ジャングルポケット
10年1着トーセンジョーダン(1番人気)…父ジャングルポケット
11年2着オウケンブルースリ(1番人気)…父ジャングルポケット
トニービンとジャングルポケット親子が大活躍。
また、字面では出てこないが、トニービンと同じグレイソブリン系を内包する馬も、04年2着テンジンムサシ(父タヤスツヨシの母父がカロ)、08年3着アルナスライン(父アドマイヤベガの母父がトニービン)の2頭が馬券になっている。

【登録馬中の該当馬】
オウケンブルースリ…父ジャングルポケット
ギュスターヴクライ…父ハーツクライの母父トニービン/母母父カルドゥン(トニービンとは異なるカロのライン)
ビートブラック…父ミスキャストの母父トニービン
フォゲッタブル…母父トニービン
ルルーシュ…母父ハイエストオナー*(ケンマール~カラムーン~ゼダーンに繋がる、トニービンと同じライン)

上の二つ以外で押さえておきたいのは、ノーザンテースト系とサドラーズウェルズ系。
<ノーザンテースト(以下、NT)系:3-0-1>
04年1着レニングラード(2番人気)…母父NT
05年1着サクラセンチュリー(3番人気)…母父NT
06年3着ドラゴンキャプテン(6番人気)…父アンバーシャダイ
10年1着トーセンジョーダン(1番人気)…母父NT

【登録馬中の該当馬】
父、母父にノーザンテースト系を持つ馬はいないので、内包する馬をピックアップしておく。
オーシャンブルー…父ステイゴールドの母母父NT
フォゲッタブル…母エアグルーヴの母父NT
マイネルキッツ…母父サッカーボーイの母父NT
マイネルマーク…同上(キッツの半弟)

<サドラーズウェルズ系:2-1-0>
03年1着アクティヴバイオ(7番人気)…父オペラハウス
09年1着ミヤビランベリ(11番人気)…父オペラハウス
10年2着ジャミール(2番人気)…母父サドラーズウェルズ

【登録馬中の該当馬】
メーヴェ…父モティヴェイター(モンジュー~サドラーズウェルズ)

■コース傾向■
東京芝2500mは、年間を通じて毎年2~3鞍と施行数が少ない。そのうちの2鞍が、このアルゼンチン共和国杯と春の目黒記念。どちらも別定戦のG2という、かなり特殊な条件だ。
今年は、目黒記念の一鞍しか行われていないので、参考までに03年以降の東京芝2500mのコース傾向を掲載しておく。

ご覧の通り、上にあげたロベルト系、グレイソブリン系、ノーザンテースト系、サドラーズウェルズ系は、ア共杯だけではなく、このコースを得意としていることが分かる。
また、不振傾向にある父SS系だが、ここ最近はゼンノロブロイが活躍し始めている。
<ゼンノロブロイ産駒>
11年目黒記念2着ハートビートソング(1番人気)
11年ア共杯1着トレイルブレイザー(3番人気)
12年目黒記念3着コスモロビン(6番人気)

【登録馬中の該当馬】
ルルーシュ…ゼンノロブロイ×ハイエストオナー

秋天の法則【結果】

2012-10-29 00:00:00 | 府中の法則
【結果】
★ダイワファルコン…10着(15番人気)

■コース傾向更新~4回東京芝2000m■


正解は、コース傾向が教えてくれていた今年の天皇賞(秋)。
<7R>
1着:キングズベスト×ダンチヒ系デザートプリンス
2着:ダイワメジャー×トニービン
3着:キングカメハメハ×SS

<秋天>
1着:エイシンフラッシュ…父キングズベスト
2着:フェノーメノ…ステイゴールド×ダンチヒ系デインヒル
3着:ルーラーシップ…キングカメハメハ×トニービン

本番前の土日の4鞍で【1-2-0】のダイワメジャーは「罠」だったが、7Rの傾向にこだわりさえすれば、絞るのも簡単だったのに…
恐るべし血統傾向。

■血統傾向更新■

二代目SS系種牡馬の産駒は合計7頭出走していたが、ステイゴールド産駒のフェノーメノしか馬券にならず。

いつ見ても馬体が良く見える「パドック美人」、いつでも好調教の「調教大将」のエイシンフラッシュが、復活のV。
これで、種牡馬としての価値はグンと上がった。父にも母父にもSS系の血を持たないので、今のSS系だらけの繁殖牝馬に相手を選ばずに配合できる。
そういえば、フラッシュと同じキングズベスト産駒の英国ダービー&凱旋門賞馬のワークフォースも、日本に輸入されている。SS系の次に来るのは、やっぱりキングマンボ系になるような気がする。
ところで、デムーロの最敬礼だが、あれは確かルール違反のはず。
故障以外は、ジョッキーはレース後を含めて下馬してはいけないはずなのでは?
ま、細かいことはいいか。天覧競馬だし、まさかJRAも騎乗停止にはしないだろう。

3着はフラッシュと同じ「ヴィンテージ世代」の5歳馬。「マンボカルテット」の2頭が、1着、3着を決めた。
88年のオグリキャップ以来、24年ぶりに3歳馬の1番人気なったフェノーメノだったが、結果はオグリと同じ2着。JRAのCMのサインは、カレンブラックヒルではなくて、フェノーメノだったのか…?
いや、サインはCMのセリフにある「光か影か」。
光=エイシン「フラッシュ=閃光」、影=カレン「ブラック=黒」ヒル、ダーク「シャドウ=影」、影から連想される黒帽子の2枠。フラッシュから4頭へ流しておけば、当たってた。

=おしまい=

スワンSの法則【結果】

2012-10-29 00:00:00 | 京都の法則
【結果】
★オリービン…5着(5番人気)
かつては全くの不振だったものの、最近活躍し始めている父SS系に注目したのだが…
ダノンシャーク(父ディープインパクト)4着、オリービン(父ダイワメジャー)5着、レッドデイヴィス(父アグネスタキオン)12着と全滅。

■血統傾向更新■

1着はグランプリボス。サクラバクシンオー産駒は02年ショウナンカンプ以来、10年ぶりの勝利。
同系統は、エアジハード産駒の牝馬アグネスラズベリが06年3着、バクシンオーの父サクラユタカオーを母父に持つマイネルレーニアが08年1着がある。

グランプリボスは、マイルG1(10年朝日杯FS、11年NHKマイルC)を2勝しているが、このどちらかのレースで3着以内に入ったことのある馬が、結構活躍している。

05年1着コスモサンビーム(11番人気)…03年朝日杯FS1着
05年2着ウインクリューガー(13番人気)…03年NHK1着
07年2着フサイチリシャール(10番人気)…05年朝日杯FS1着
10年3着ジョーカプチーノ(10番人気)…09年NHK1着(11年も3番人気で2着)

今年のグランプリボスは3番人気だったが、上の4頭はいずれも二桁人気で、過去の栄光を忘れられ人気の盲点となっていた。来年は、「朝日杯かNHKの1着馬」の法則で。

=おしまい=

秋天の法則5

2012-10-28 15:12:35 | 府中の法則
昨日、今日で傾向が出まくっていて、却って絞りにくくなってしまった今年の秋天。
■コース傾向更新■

昨日、今日の4鞍で、ダイワメジャーが【1-2-0】。トニービン・ジャングルポケットのグレイソブリン系が父、母父合計で【1-2-2】(父ジャンポケ1勝、母父トニービン2着、3着各1回)。そして、直近の7Rで、父キングマンボ系が【1-0-1】(父キングズベストが1勝、父キンカメが3着1回)。

有力どころはどれもこれも当てはまる。
<ダイワメジャー>
16カレンブラックヒル

<グレイソブリン系>
6ルーラーシップ(母父トニービン)
7アーネストリー(母父トニービン)
8ジャガーメイル(父ジャングルポケット)
9ダイワファルコン(父ジャングルポケット)
15トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)
17スターオブコジーン(父スターオブコジーン)

<キングマンボ系>
6ルーラーシップ(父キングカメハメハ)
12エイシンフラッシュ(父キングズベスト)
18トゥザグローリー(父キングカメハメハ)

傾向としては弱いが、秋天絡みで言えば他にもある。
今日の4Rで、3着の母父がダンスインザダーク(父でも3着1回あり)
⇒13ダークシャドウ

今日の7Rで、母父ダンチヒ系が1着
⇒4フェノーメノ(母父デインヒル)

というわけで、どれが来ても傾向に合致してしまい迷いに迷ってしまうが、当たり馬券はこの中に存在しているはず。あとは引きの問題。

★9ダイワファルコン…ジャングルポケット×SS
母ダイワルージュは、ダイワメジャー(06年1着)、ダイワスカーレット(08年2着)の姉。カレンブラックヒルばかりに注目が集まっているが、この馬も「華麗なる一族」である。

みなさん良い秋天を!!

スワンSの法則

2012-10-26 20:00:00 | 京都の法則
三連単が発売された04年以降、17万、108万、86万、21万、8万、88万、41万、3万と、荒れに荒れているスワンS。
これから年末に向けて何かと物入りとなる時期に備えて、なんとか美味しい所を当てたいものだ。

■人気■

過去9年で1番人気【1-1-1-6】、2番人気【0-1-0-8】と、上位人気は全くアテにできない。唯一、【2-2-2-3】の3番人気が信頼できるくらい。
一方、二桁人気の馬は【4-2-3】と大暴れしており、08年以外は毎年必ず1頭は3着以内に飛び込んで、波乱を演出している。
ここは穴馬ありきのマン振りで。

■血統傾向■

リピーターは、マルカフェニックス(09年3着、10年1着)、ジョーカプチーノ(10年3着、11年2着)の2頭のみ。

以前は、全く不振だった父SS系だが、最近は3連勝を決めるなど活躍し始めており【4-3-3】となっている。
SS系の内訳は、フジキセキ【2-1-0】、ダンスインザダーク【1-0-2】、マンハッタンカフェ【0-1-1】の3頭が2回以上、馬券対象になっている。ただし、ダンスはリピーターのマルカフェニックス、マンハッタンカフェはジョーカプチーノのおかげ。

全体的にノーザンダンサー系が目立つが、なかでも【1-2-0】のリファール系、【0-2-1】のニジンスキー系をマーク。
あとは、【2-0-2】のロベルト系、【0-1-2】のグレイソブリン系といったところ。

■コース傾向■

スワンSが行なわれる芝1400m外回りコースは、今開催は1レースしか施行されておらず、傾向は掴めない。
が、その1レースの1~3着馬の血統構成は全てノーザン系×SS系で、そのうちヌレイエフ系×SSが1着、3着に入っている。
☆オリービン…ダイワメジャー×ジルザル
パターンは逆だが、SS系×ヌレイエフ系。

■前走■

前走重賞組が【6-9-8】と圧倒的に優勢だが、3勝をあげているOP特別組にも要注意。その内訳はポートアイランドS2勝、米子S1勝と、いずれも阪神、京都の外回りの芝1600mというのがミソ。

重賞組の内訳は、これといった傾向が見られないものの、スプリンターズS【3-1-3】、セントウルS【1-2-0】の二つに注目。

<スプリンターズS組>
過去5年で【2-0-2-20】だが、馬券になった4頭にはスプリンターズS8着以下、5歳以上、G2勝利かG1で3着以内の実績がある。

08年3着ジョリーダンス(牝7歳/8番人気)…スプ13着/07年阪神牝馬S(G2)1着
09年1着キンシャサノキセキ(牡6歳/4番人気)…スプ12着/06年NHK(G1)3着、08年高松宮記念(G1)2着、同スプリンターズS(G1)2着
09年3着マルカフェニックス(牡5歳/3番人気)…スプ8着/08年阪神C(G2)1着
10年1着マルカフェニックス(牡6歳/11番人気)…スプ9着/以下省略

<セントウルS組>
過去5年で【0-2-0-2】と出走頭数は少ないが、馬券率は一応50%。
馬券になった2頭は、重賞勝利実績があるにもかかわらず、セントウルSで二桁着順に敗けたことを嫌われ、スワンSでも人気にならず、穴を開けた。

07年2着フサイチリシャール(牡4歳/10番人気)…セント12着/05年東スポ2歳(G3)1着、同朝日杯FS(G1)1着、06年阪神C(G2)1着
10年2着ショウナンアルバ(牡5歳/9番人気)…セント11着/08年共同通信杯(G3)1着

どちらも、2歳時に重賞を制しているにもかかわらず、直近の成績が芳しくないということで人気を下げていた。まさに人気の盲点とはこのことだ。

秋天の法則4

2012-10-26 00:00:00 | 府中の法則
■前走■*88年以降の過去24年(02年中山開催含む)

<前走着順>
1着:14-8-9
2着:4-4-1
3着:2-0-3
4着:1-7-4
5着:1-2-4
6着:1-2-0
7着:1-0-0
8着:0-1-2
13着:0-0-1
過去24年で3着以内に入った27頭中、前走9着以下から馬券になったのは92年3着のヤマニングローバル(宝塚記念13着)1頭のみ。

<前走レース>
前走が重賞以外だった馬で3着以内に入ったのは2頭のみ。
91年3着カミノクレッセ…シーサイドS(OP/函館D1700m)1着
92年1着レッツゴーターキン…福島民放杯(OP/福島芝2000m)1着

★前走重賞組別内訳★
<札幌記念:3-0-2-8/13>
勝率23.1% 連対率23.1% 複勝率38.5%
馬券になった5頭は、すべて1着馬。
*( )内は秋天での人気
97年1着エアグルーヴ(2番人気)
05年1着ヘブンリーロマンス(14番人気)
06年3着アドマイヤムーン(2番人気)
10年3着アーネストリー(2番人気)
11年1着トーセンジョーダン(7番人気)

今年の札幌記念の勝ち馬フミノイマージンは、エリザベス女王杯に出走するため秋天には出走してこない。5頭のうち2頭が牝馬なので、絶好の狙い目だったのだが。
札幌記念2着のダノンシャークで代替が利くかどうか。

<宝塚記念:5-2-2-20/29>
勝率17.2% 連対率24.1% 複勝率31.0%
馬券になった9頭のうち8頭は、宝塚記念で5着以内で、G1連対実績がある。唯一の例外は92年3着のヤマニングローバル。
*( )内は宝塚記念での着順
88年1着タマモクロス(1着)…88年春天・宝塚1着
90年1着ヤエノムテキ(1着)…88年皐月賞ほか
92年3着ヤマニングローバル(13着)…G1連対実績なし
01年3着メイショウドトウ(1着)…01年宝塚記念ほか
03年1着シンボリクリスエス(5着)…02年秋天・有馬1着ほか
03年2着ツルマルボーイ(2着)…02年・03年宝塚2着
09年2着スクリーンヒーロー(5着)…08年JC1着
10年1着ブエナビスタ(1着)…09年桜花賞・オークス1着ほか

【登録馬中の前走宝塚記念出走馬】
△アーネストリー(7着)…11年宝塚1着
×トゥザグローリー(12着)…G1連対実績なし
○ルーラーシップ(2着)…12年QE1着

<京都大賞典:4-4-2-44/54>
勝率7.4% 連対率14.8% 複勝率18.5%
馬券になった10頭中9頭が、京都大賞典で2番人気以内。唯一の例外は、99年2着のステイゴールド。
*( )内は京都大賞典の着順と人気
89年1着スーパークリーク(1着・1番人気)
95年3着アイルトンシンボリ(7着・2番人気)
98年2着ステイゴールド(4着・2番人気)
99年1着スペシャルウィーク(7着・1番人気)
99年2着ステイゴールド(6着・7番人気)
00年1着テイエムオペラオー(1着・1番人気)
01年2着テイエムオペラオー(1着・1番人気)
02年2着ナリタトップロード(1着・1番人気)
04年1着ゼンノロブロイ(2着・1番人気)
04年3着アドイマイグルーヴ(4着・2番人気)

登録馬中の前走京都大賞典出走馬は、同レース1着のメイショウカンパクのみだが、同馬は5番人気だった。

<毎日王冠:8-10-8-105/131>
勝率6.1% 連対率13.7% 複勝率19.9%
出走頭数に大きな開きがあるので何とも言えないところがあるものの、上記の三つのレースに比べて3着以内回数は最多であるが、各率では最も劣る。
馬券になった26頭は、すべて毎日王冠8着以内。5着以内なら人気不問で、6~8着の馬は5人気以内が条件。

【登録馬中の前走毎日王冠出走馬】
×エイシンフラッシュ…2番人気・9着
○カレンブラックヒル…1番人気・1着
△ジャyスタウェイ…12番人気・2着
×シルポート…8番人気・14番人気
△タッチミーノット…9番人気・3着
×フェデラリスト…4番人気・16着

<オールカマー:0-4-2-?/?>
前走オールカマー組の出走頭数は分からないが、一度も勝ち馬は出ていない。馬券になった6頭は、すべてオールカマーで4着以内。
過去10年では、【0-1-0-20/21】で、馬券率はたったの4.8%。
*( )内はオールカマーでの着順
90年2着メジロアルダン(4着)
94年3着ロイスアンドロイス(3着)
96年2着マヤノトップガン(4着)
96年3着サクラローレル(1着)
00年2着メイショウドトウ(1着)
06年2着スウィフトカレント(4着)

【登録馬中の前走毎日王冠出走馬】
○ダイワファルコン…2着
○ナカヤマナイト…1着
×ネヴァブション…13着
×マイネルスターリー…12着

ところで、上位人気が予想されるセントライト記念1着の3歳馬フェノーメノの取り扱いだが、セントライト記念組のデータがないので分からない。

■枠番■*88年以降の02年中山開催を除く過去23年

馬場改修後も依然として外枠不利といわれている東京芝2000mだが、7枠が最多の6勝をあげており、逆に内目の3枠は過去23年で未勝利で【0-2-2-37】と、複勝率でも10%に満たない。
優勢なのは、「1・4・7」の筋。
安定の1枠【5-4-4-28】、勝ちきれない4枠【2-7-7-29】、頭あってヒモなしタイプの7枠【6-3-0-46】。

■馬番■

過去23年で一度も馬券になっていないデスナンバーは11番と18番。馬券対象の境界線は14番以内。ただし、11番はデスナンバーで、3番【1-0-0-22】と5番【0-0-1-22】は、一回しか馬券になっていないので軽視してよさそう。

秋天の枠順が発表されたが、毎日王冠に続き1枠を引いたシルポート。これでペースはMからHペースになるのが確定。
注目の3歳馬カレンブラックヒルは、大外枠の8枠16番を引いた。
なにやら波乱の臭いが漂ってきた。

秋天の法則3

2012-10-25 00:00:00 | 府中の法則
■人気■*88年以降の過去24年(02年中山開催含む)

先週の一本被りの菊花賞とは打って変わって、人気が割れることは間違いない今年の天皇賞(秋)。
*%は左から勝率、連対率、複勝率の順
1番人気:6-5-2-11 25.0% 45.8% 54.2%
2番人気:4-4-3-13 16.7% 33.3% 45.8%
3番人気:5-0-3-16 20.8% 20.8% 33.3%

1、2番人気は2回に1回、3番人気に至っては3回に1回しか馬券にならない計算。
ただし、過去24年で1~3番人気が揃って馬券圏外に飛んだのは、92年、93年、98年、99年の4回しかないので、1~3番人気をバッサリ切るのはやめた方がよい。

■1番人気■

なんとも頼りない成績の1番人気であるが、これを鵜呑みにしてはいけない。実はかつて1番人気は、まったく勝てない時代があり、その影響で上記のような成績となっているのだ。
87年のニッポーテイオーを最後に、99年までの12年もの間、1番人気は連敗につぐ連敗を喫し、その成績は【0-3-1-8】と惨憺たるもの。
なかには91年のメジロマックイーンの18着降着事件も含まれる。また、成績には反映させてないが、98年のサイレンススズカは、魔物が棲むといわれる大欅の向こうで故障を発生、競争中止となり、そのまま天に召された。
かように88年~99年までの1番人気は、なんとも不遇の時代を送っていたのである。

その1番人気の暗黒時代に終止符を打ったのは、世紀末大王こと00年のテイエムオペラオーである。
翌年は、異端児・アグネスデジタルに足許を救われたものの2着に踏ん張ったが、負けは負け。続く中山開催の02年では、並み居る牡馬のG1馬が出走する中で1番人気になったのは牝馬のテイエムオーシャンだったが、案の定13着に惨敗。テイエムオーシャンを1番人気に推すファンもどうかしていると思うが、この負けにより、すわ1番人気の暗黒時代の再来か、と誰もが思ったはず。

しかし、事態は馬場改修となった03年以降、一変する。
03年以降の1番人気は【5-1-1-2】と、勝率55.6%、複勝率77.8%と、その信頼度はグンと上昇しているのだ。
馬券対象にならなかった2頭はいずれも牝馬であるが、06年スイープトウショウ(5着)と11年ブエナビスタ(4着)と、掲示板を確保している。まあ、掲示板に載ったからといって、馬券を買っているファンにとっては一銭にもならないんだけどね。

<3歳馬の1番人気>
今年の1番人気は、ここまで5戦全勝に加え、先だっての古馬混合重賞である毎日王冠と富士Sでワン・ツーを決めたことにより、最強世代との認識が一気に広まった3歳馬のカレンブラックヒル(たぶん)。
過去24年で3歳馬が1番人気になったのは、88年のオグリキャップただ一頭で、結果は2着。

1~4番人気の3歳馬は【2-3-2-1】で、勝率こそ25%だが、複勝率87.5%の鉄板級の堅さ。これを3番人気以内に絞ると【2-1-2-0】になり、勝率40%、複勝率は100%のダイヤモンド級の堅さになる。ちなみに馬券圏外に飛んだ1頭は97年のサイレンススズカ(4番人気・6着)。
一方、5番人気以下の3歳馬は【0-1-0-14】で、馬券になったのは04年のダンスインザムード(13番人気・2着)のみ。

ところで、オグリキャップとカレンブラックヒルの戦跡は似ていることに気づいた。
オグリは、中央転入初戦は2番人気だったものの、2戦目~毎日王冠まで1番人気に支持され、転入後6戦無敗で秋天に臨んだ。
一方、カレンブラックヒルはデビュー戦こそ3番人気だったものの、以後、毎日王冠まで1番人気で5連勝を決め、無敗で秋天制覇に挑む。
そういえば、TVでは88年の秋天のCMが流れている。。
主人公はもちろんタマモクロスであるが、「宿敵が強さをくれる」と、「宿敵」=オグリキャップにもフューチャーし、ゴール前のシーンではオグリも映っている。
初めての秋天までの足取りがカレンとよく似たオグリにわざわざ触れるということは、これはひょっとして何からのサインなのかも……

秋天の法則2

2012-10-24 00:00:00 | 府中の法則
■コース傾向~4回東京芝2000m■

5レース中、父SS系が【4-3-4】と大活躍。複数回馬券になっているのは、父で1勝2着1回、母父で3着1回のアグネスタキオンのみ。
SS系の相手方は、×ノーザンダンサー系【1-1-3】、×ナスルーラ系が2勝、×ミスプロ系【1-1-1】。
×ノーザンダンサー系の内訳は、ニジンスキー系【1-1-0】、リファール系【0-0-2】と、欧州型のノーザンダンサー系との配合が活躍している。

■年齢■*88年~11年の過去24年(02年中山開催含む)

*%は左から勝率、連対率、複勝率の順
3歳: 2-4- 2- 15/ 23  8.7% 26.1% 34.8%
4歳:13-9-10- 97/129 10.1% 17.1% 24.8%
5歳: 7-9-10-100/126  5.6% 12.7% 20.6%
6歳: 0-2- 2- 64/ 68  0.0%  2.9%  5.9%
7上: 2-0- 0- 45/ 47  4.3%  4.3%  4.3%

<4歳&5歳>
4歳馬と5歳馬が中心。
両方とも、ほぼ同じ出走頭数だが、5歳馬は連対率、複勝率で約5ポイント下回り、勝率は4歳馬の約2分の1となっている。

<3歳>
出走頭数は23頭と少ないが、勝率は5歳馬を上回り、その他は4歳馬と5歳馬を上回っている。
また、馬券になった8頭すべては、G2以上での重賞勝利実績がある。
88年2着オグリキャップ…88年毎日王冠(G2)他
95年2着ジェニュイン…95年皐月賞(G1)
96年1着バブルガムフェロー…95年朝日杯(G1)他
02年1着シンボリクリスエス…02年神戸新聞杯(G2)他
04年2着ダンスインザムード…04年桜花賞(G1)
06年3着アドマイヤムーン…06年弥生賞(G2)他
08年3着ディープスカイ…08年NHK(G1)、ダービー(G1)他
10年2着ペルーサ…10年青葉賞(G2)

今年は3頭の3歳馬が出走予定だが、G2以上を勝っているのは、カレンブラックヒル(NZT・NHK・毎日王冠)、フェノーメノ(青葉賞・セントライト記念)の2頭で、G3のアーリントンCしか勝っていないジャスタウェイは、残念ながらここでは該当しない。

<6歳馬>
4頭が馬券対象になっているが、1着になった馬はいない。
92年2着ムービースター
95年3着アイルトンシンボリ
02年2着ナリタトップロード
07年3着カンパニー

<7歳以上馬>
2頭しか馬券になっていないが、こちらは2頭とも1着。
98年オフサイドトラップ
09年カンパニー
なお、オフサイドトラップの勝利には、サイレンススズカの故障、競争中止といったアクシデントがあったことを付け加えておく。

というわけで、年齢のデータから導き出されるのは、頭は3歳馬か4歳馬ということ。

■リピーターズ■
リピーターが活躍する重賞は結構あるが、この秋天ほどリピーターが活躍する重賞は、他には見当たらない。
中山開催を含めた過去24年で、3着以内のリピーターは合計12頭いる。
<秋天リピーターズ>
オグリキャップ…88年2着→89年2着
メジロアルダン…89年3着→90年2着
バブルガムフェロー…96年1着→97年2着
ステイゴールド…98年2着→99年2着
テイエムオペラオー…00年1着→01年2着
メイショウドトウ…00年2着→01年3着
シンボリクリスエス…02年1着→03年1着
ゼンノロブロイ…04年1着→05年2着
ダンスインザムード…04年2着→05年3着
カンパニー…07年3着→09年1着
ウオッカ…08年1着→09年3着
ペルーサ…10年2着→11年3着

史上初の秋天連覇を達成したのはシンボリクリスエスだが、02年中山→03年府中でのもので、府中開催での連覇を達成した馬は未だにいない。
今年、連覇の期待がかかるトーセンジョーダンだが、6歳馬は過去24年で一度も勝ったことがないという年齢データが気になるところ。

また、2着からの巻き返しに成功した馬は一頭もおらず、いずれも前年と同じ2着か、あるいは一つ着順を落とした3着になっている。
昨年2着のダークシャドウが出走してくるが、この傾向からは良くても2着までということになる。

一方、3着馬からはメジロアルダンが3着→2着に着順をあげたものの、1着に手が届かずじまいで、唯一、リベンジに成功したのは07年3着→09年1着のカンパニー一頭のみである。
昨年3着のペルーサは出走しないが、一昨年の3着馬アーネストリーが出走予定だが…

秋天の法則

2012-10-23 00:00:00 | 府中の法則
■血統傾向■

馬場改修となった03年以降の過去9年で、父SS系は【4-8-4】と活躍は見せているものの、勝ち切れないイメージだが、さらに二代目SS系に限定すると【1-5-2】と、ますます勝ち切れない傾向が強まる。
SS系の中で複数回馬券になっているのは、アグネスタキオン【0-2-1】、ダンスインザダーク【0-2-0】、ゼンノロブロイ【0-1-1】の3頭。なお、ロブロイの成績はペルーサ1頭によるもので、他の2頭は、異なった馬による成績である。

SS系以外の父系では、【2-0-4】のトニービン系と【2-0-2】ロベルト系。
トニービン系の成績のうち1勝3着1回はカンパニー(父ミラクルアドマイヤ)によるもの。
また、ロベルト系の内訳は、クリスエス系1勝、BT系1勝3着1回、グラスワンダー2着、3着各1回で、BT系の成績はウオッカ一頭によるものである。

母父で目立つのが、ノーザンダンサー大系統。
なかでも、母父ノーザンテースト系【3-1-1】と母父ニジンスキー系【1-1-2】は要注意。

■秋天御用達血統■
血統傾向~過去24年(02年中山開催含む)

SS系を無視するわけにはいかないが、それよりも注目したいのがノーザンテースト系とグレイソブリン系。

<ノーザンテースト系>
上記のように、ノーザンテースト系(以下、NT系)は、過去9年では母父で【3-1-1】だが、88年以降の府中開催の過去23年だと父で【0-1-3】、母父で【5-3-2】と、昔から活躍していることが分かる。
★父、母父NT系保有馬★
88年3着レジェンドテイオー(父NT)
89年3着、90年2着メジロアルダン(父アスワン)
91年3着カミノクレッセ(アンバーシャダイ)
92年1着レッツゴーターキン(母父NT)
92年2着ムービースター(母父NT)
95年1着サクラチトセオー(母父NT)
97年1着エアグルーヴ(母父NT)
00年3着トゥナンテ(母父NT)
06年1着ダイワメジャー(母父NT)
07年3着、09年1着カンパニー(母父NT)
08年2着ダイワスカーレット(母父NT)
11年1着トーセンジョーダン(母父NT)

NT系の活躍はこれだけではない。
昨年、水上学氏が指摘し、三連単20万馬券をぶち当てたように、字面で見えるだけではなく三代以内にNT系を内包している馬、というのがキモ。
★NT系内包馬★
98年、99年2着ステイゴールド(母母父NT)
99年3着エアジハード(母母父NT)
02年2着ナリタトップロード(父母父NT)*中山開催
03年2着ツルマルボーイ(母父母父NT)*四代以内
04年3着アドマイヤグルーヴ(母母父NT)
09年2着スクリーンヒーロー(母母父NT)
10年3着アーネストリー(母母父NT)

<グレイソブリン系>
NT系と並んで、外せないのがトニービンをはじめとするグレイソブリン系(以下、GS系)。
府中開催の過去23年で、父【7-0-3】、母父【0-0-2】と、NT系よりも着度数は劣るものの、勝ち切っているところがよい。さすが、「府中のトニービン」の格言を持つだけのことはある。
★父、母父GS系保有馬★
88年1着タマモクロス(父シービークロス)
91年1着プレクラスニー(父クリスタルパレス)*メジロマックイーン1着入戦⇒18着降着
94年3着ロイスアンドロイス(父トニービン)
95年1着サクラチトセオー(父トニービン)
97年1着エアグルーヴ(父トニービン)
98年1着オフサイドトラップ(父トニービン)*サイレンススズカ競争中止
03年3着テンザンセイザ(父トニービン)
04年3着アドマイヤグルーヴ(母父トニービン)
07年3着、08年1着カンパニー(父ミラクルアドマイヤ)
10年3着アーネストリー(母父トニービン)
11年1着トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)

そして、既に勘のいい方はお気づきだと思うが、実は、この秋天ではGS系とNT系を併せ持つ馬が、けっこう活躍しているのである。
サクラチトセオー、エアグルーヴ、ミラクルアドマイヤ、トーセンジョーダンの4頭の血統構成は、いずれもトニービン系×NTで、エアグルーヴの娘アドマイヤグルーヴ、母がトニービン×NTのアーネストリーなど、父、母父だけではなく、GS系とNT系を内包している馬にも注意が必要。

秋天の検討にあたっては、とりあえずSS系は脇に置いておいて、まずはNT系とGS系を持つ馬を探すことから始めましょう。