☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

青葉の法則1~藤沢流

2010-04-30 19:00:00 | ダービー馬を探せ!2010
 青葉賞血統傾向過去7年↓

 馬場改修後の03年以降の7年で、父SS系が5-3-4。残る2勝はSS系と同じヘイルトゥリーズン系の異なる枝のロベルト系。青葉賞においては、ヘイルトゥリーズン系を無視するこは厳禁。
 母父では、3勝2着1回のミスプロ系。そして、3着が多いナスルーラ系。同系では、0-1-2のネヴァーベンド系と1-0-1のグレイソブリン系。
 SSとの和合性がよいことで知られている母父ノーザン系だが、その組合せは一昨年ワン・ツーを決めた2頭しかおらず、全体でも1-2-2と低迷気味。

 松田国調教師を筆頭に、最近ではNHK杯⇒ダービーというローテを採る調教師が増えている中、藤沢和調教師は何故だか、青葉賞⇒ダービーのローテに拘る。過去にシンボリクリスエスとゼンノロブロイが、500万下勝利後に、この「藤沢ローテ」でダービーに挑んだものの、いずれも2着に惜敗している。

 シンクリといえば、その仔アプレザンレーヴが昨年青葉賞を制した。となると、今年は、シンクリの翌年に青葉賞を制したロブロイ産駒が勝てば、それはそれで面白い。そして、そうなる確率はかなり高い。
◎ ②ペルーサ…ゼンノロブロイ×キャンディストライプ
 俺流を貫く藤沢師の悲願達成なるかどうか?まずは、お手並み拝見。

 相手探しの一戦なのだが、相手がサッパリわからない。
強いて一頭あげるなら、同じロブロイ産駒のこれ↓
○ ⑰ハートビートソング…ゼンノロブロイ×トニービン
 母父グレイソブリン系は、昨年1着。
 そして、本馬の戦績をよくよく見てみると、ここまで2連勝なのだが、2着はいずれもレッドの馬。レッドといえば、ペルーサの山本オーナー絡みの東京サラブレッドクラブの冠名。二度あることは三度あるのか?この因縁の対決も見ものである。


=つづく=



  

春天の法則4~鬼門

2010-04-28 18:00:00 | 長距離血統の法則
 まずは、前回紹介したこちらを再掲↓
☆芝3000m以上~種牡馬&BMSランキングTOP10☆

 サイアーランキングで断トツ1位のダンスインザダークを父に、BMSランキング2位のトニービンを母父に持つフォゲッタブル

 血統的には鉄板級。否、菊2着、ステイヤーズS、ダイヤモンドSと芝3000m以上で連対率100%の実績を考えれば、ダイヤモンド級と言っても過言ではない。
いくら人気になろうとも、逆らわない方がよさそうなのだが、実はフォゲッタブルには死角がある。
 といっても、ダイヤモンドSから直行ローテで、過去に春天を制した馬はいないということではない。また、休み明けでいきなり3000mを心配しているわけでもない。ダイヤモンドSのあと疲れが出たので阪神大賞典には使わなかったらしいが、菊2着の後、ハイレベルな有馬で4着、そして年明けにダイヤモンドSを走らされれば、どんなにタフな馬でも疲れは出るというもの。あの「馬車馬」マンハッタンスカイですら音を上げるに違いない。
 そもそも、この強行ローテは、春天出走を確実とするべく予定通りのもの。長距離4連戦の後に疲れが出るのは百も承知で、春天直行も選択肢の一つとして持っていたはず。
 昔と違って、今の調教技術は格段に進歩を遂げている。ましてや、ここが最後の春天となる池江調教師の仕上げに抜かりはあるまい。

 フォゲッタブルの死角、それは休み明けでもダイヤ直行ローテでもない。それは、完全無欠の長距離型の血統構成に隠されているのだ。

 まずは、ダンスの父であるSSの分析から入る。
SS産駒の芝3000m以上の成績は次のとおり。

 現存するJRAの平地芝3000m以上のレースのうち、ダイヤモンドSを除く5レースを制覇している。
 産駒別では、05年の菊、06年の阪大、春天を制したディープインパクトは別格として、他ではマンカフェ、スペシャル、リンカーン、そして勝ち星はないもののステイゴールドの活躍が目立つ。

 次に、SS後継種牡馬のなかで、「SS系種牡馬長距離カルテット」のマンカフェ、スペ、ダンス、ステイについて調べてみた。

 種牡馬デビュー年は、ダンス00年、スペ03年、ステイ05年、マンカフェ06年と、それぞれ異なるのだが、このぶっちぎりの成績を見せつけられては、暫くはダンスの独壇場が続くと思われる。

 さて、ここからが核心部分。
まずは、芝3000m以上におけるダンスの産駒別成績を見てみる。

 ザッツザプレンティ、デルタブルースをはじめ、ズラリと長距離砲が顔を揃えた。その中で、ダイタクバートラムに続く成績を収めているのがフォゲッタブル。ここまでは何ら死角らしい死角は見当たらない。

 次に、ダンス産駒の芝3000m以上のレース別成績を見てみると、フォゲッタブルにとって、なんとも不吉なデータが浮かび上がった。

 フォゲッタブルの死角―それは、ダンス産駒は、これまで一度も春天を勝ったことがない!ということ。
 ダンス産駒は、延べ15頭が春天に挑戦しているのだが、3着以内に入ったのは03年3着のダイタクバートラムの1頭のみ。

【ダンス産駒~春天惨敗史】
●03年
 4着ツルマルボーイ(2人気)
 6着ファストタテヤマ(4人気)
 8着タガノマイバッハ(8人気)

●04年
11着ファストタテヤマ(7人気)
16着ザッツザプレンティ(3人気)

●05年
10着ザッツザプレンティ(7人気)

●06年
 6着ファストタテヤマ(13人気)
 7着マッキーマックス(3人気)
10着デルタブルース(4人気)

●07年
 8着ダークメッセージ(8人気)
10着ファストタテヤマ(9人気)
12着デルタブルース(3人気)
14着ウイングランツ(15人気)

●08年
出走馬ナシ

●09年
10着デルタブルース(13人気)

 菊花賞好走馬は春天と相性が好いことはつとに知られているが、03年1着ザッツザプレンティが2回、04年1着デルタブルースは3回挑んだものの、たとえ菊花賞馬といえども、春天というG1の最高峰の壁を打ち砕くことはできずじまい。

 フォゲッタブルの死角―
それは、父ダンスインザダークにとって、春の天皇賞は鬼門であるということに他ならない。

=つづく=






春天の法則3~超長距離王

2010-04-28 12:00:00 | 長距離血統の法則
 まるで、時代の片隅に置き去りにされたかのような長距離血統。
スピード時代全盛の現在では、その活躍の場はごく限られている。芝2500mの番組は年間約60~70鞍組まれているが、3000m以上となると、たったの6鞍しかない。かつては、ブラッドストーンS(OP・中山芝3200m・97年で廃止)、嵐山S(OP・京都3000m・99年で廃止)、そしてドンカスターS(OP・京都3000m・03年で廃止)という、オールドファンにとっては懐かしい長距離戦が存在したのだが、時代の趨勢に逆らうことはできず、現在では、春天、菊、阪大、ステイヤーズS、ダイヤモンドS、そして万葉Sの6つになってしまった。長距離オタクとしては、もっと長距離戦を増やせとまでは言わないが、これ以上芝3000m以上のレースが減らされないことを願ってやまない。

 Over 3000m―
そこには、芝2500mとは全く違う異次元の世界が広がる。
前回、芝2500m以上の種牡馬&BMSのランキングTOP10を紹介したが、今回は芝3000m以上のレースのそれを紹介しようと思う。
尚、データ集計期間は、03年を起点とし、既に今年終了した万葉S、ダイヤモンドS、阪神大賞典の3レースは過去8年、そして春天、菊、ステイヤーズSについては過去7年である。

☆芝3000m以上~種牡馬&BMSランキングTOP10☆

 芝2500m以上では父SS系が大部分を占めていたのだが、3000m以上となるとノーザン系が躍進していることがわかる。なかでも、今年の長距離戦の流行であるサドラー系が、ここでも父方に2頭、母父に1頭が入っていることは見逃せない。
 だが、最も注目すべきは芝2500m以上でも上位にランクしていた父ダンスインザダークが父方で1位で、母父ではトニービンが2位に入っている点。
ということは、やはりアノ馬で鉄板なのか?

☆ フォゲッタブル…ダンスインザダーク×トニービン

「忘れがちな」という意味の馬名であるが、これだけの長距離適性を示す血統構成を見せつけられば、忘れたくても忘れられない。
と同時に、「競馬には絶対はない」ことも決して忘れてはならない―

=つづく=



春天の法則2~長距離王

2010-04-28 00:00:00 | 長距離血統の法則
 長距離戦に強いのは誰か?

☆芝2500m以上~種牡馬&BMSランキングTOP10☆
 まずは、08年と09年から↓

 BMSで08年3位、09年1位のトニービン。その仔ジャンポケが、種牡馬で08年4位、09年1位と、昨年は親子揃ってランキングトップに輝いた。スタミナ豊富なトニービンの血を、ジャンポケが孫にもしかっりと伝えている証拠である。このことから、トニービン、ジャンポケの血を持つ馬が好走しているコースは、スタミナが要求されるということも裏付けされる。

☆ ジャガーメイル…ジャングルポケット×SS

 母父SSは、BMSランキングで08年1位、09年2位。しかし、母父SSの場合は、その配合相手を見なければ何とも言えないのだが、まあ、とりあえず。

☆ フォゲッタブル…ダンスインザダーク×トニービン

 父ダンスは、父方で08年1位、09年3位。父も母父もともに2年続けてランキング上位に入っている。間違いなく1、2番人気になるだろうが、血統構成的には外せない1頭。

 他にもトニービンの血を持つ馬は3頭いる。出るか出ないかはわからないが、一応ピックアップしておく。
☆ コパノジングー…アグネスタキオン×トニービン
☆ フィールドベアー…フジキセキ×トニービン
☆ メインストリーム…アグネスタキオン×トニービン

 以上のように、過去2年ではトニービン親子、そしてダンスをはじめとするSS系が活躍していたのだが、果たして今年はどうなのか?

 現時点で、ダンスやトニービン親子よりも目立つのが、父方で2頭、母父で3頭を送り込んでいるサドラーズウェルズ系
☆ ジャミール…ステイゴールド×サドラーズウェルズ


☆ テイエムアンコール…オペラハウス×BT


☆ トーセンクラウン…オペラハウス×ダンシングブレーヴ

血統構成的には、07年春天1着、08年2着のメイショウサムソンと同じ。

☆ メイショウベルーガ…フレンチデピュティ×サドラーズウェルズ


 今年の長距離戦のトレンドは、サドラーズウェルズ系なのかもしれない。

 長距離戦には、血統も大事だが、騎手の腕も大いに問われるので、芝2500m以上戦の騎手ランキングTOP10を掲載しておく。


=つづく=

春天の法則1~血を継ぐ者

2010-04-27 00:00:00 | 長距離血統の法則
 櫛の歯が零れ落ちるかのように、早々と戦線離脱したオウケンブルースリを皮切りに、アサクサキングス、ロジユニヴァース、そしてドリームジャーニーが、次々と回避を表明。気付いてみれば、G1馬は昨年の覇者1頭のみとなった今年の天皇賞・春。
 個人的には、ロジユニとドリジャニはカモと見ていただけに、出走回避は残念でならない。出てくれば、3強あるいは4強の一角に祭り上げられたのは確実で、人気をソコソコ吸収してくれたであろうこの2頭を、バッサリと切って美味しい思いをしようと目論んでいたのだが。しかし、上記の馬たちが出て来ようとも、人気は割れていたのは間違いなく、いずれにせよ、戦国模様の今年の春天なのは変わらない。1番人気はキッツか、新味を期待してフォゲッタブルのどちらか。おそらく2倍台後半~3倍付近を行ったり来たり。あとは、付かず離れずの団栗の背比べ。どこから入っても好配当にありつけそうなメンバー構成である。

 そんな春天の血統傾向過去22年↓

 過去22年でリピーターは、8頭。
うち、連覇を達成したのはメジロマックイーン、テイエムオペラオーの2頭のみで、ライスシャワーは、隔年で二度目の春天を制した。惜しくも連覇達成とならなかったのは、イナリワン、サクラローレル、メジロブライト、そしてメイショウサムソンの4頭。今年、連覇の期待がかかるマイネルキッツだが、上記の連覇を達成した馬に比べると、その戦績では一枚落ち、連覇を逃した4頭に比べても、また然り。どうも、キッツがV2を達成するイメージが沸いてこない。あくまでも、戦績からのイメージなのだが。

 その産駒がデビューした94年以降、ことごとく重賞という名の付くレースを制覇したSSだが、この春天を制するのは99年のスペシャルウィークまで待たねばならない。ここまで、後継種牡馬を含めたSS系で括っても4-4-6と、他の重賞に比べると、その活躍振りが見劣りするのは否めない。そして、そのSSと互角の勝負をしているのが、目下3連勝中と勢いに乗るノーザン系。オペラハウスの2勝2着1回、ホワイトマズルの1勝3着1回をはじめ、所謂、欧州スタミナ血統の活躍が目に付く。

 こうやって、過去22年の血統傾向を眺めると、一昔前に活躍した種牡馬が、ここに来て復活の兆しを見せていることに気付いた。

 まず、00年~02年まで3年連続3着となったナリタトップロードの父サッカーボーイが、「ミラクルおじさん」で話題になった03年1着のヒシミラクルの父、05年3着アイポッパーの父、そして、昨年はマイネルキッツの母父に入った。ちなみに、99年2着のステイゴールドの母父ディクタスは、サッカーボーイの父である。

 次に、1~3着を独占した95年を含め、ここまで父・母父合計で4-2-4と、SS系に比べてもなんら遜色はないリアルシャダイ。03年2着サンライズジェガーの父、まんまと大逃げを決めた04年1着のイングランディーレ、そして一昨年の覇者アドマイヤジュピタの母父と、「元祖・長距離王」未だ衰えずといった感じだ。

 そして、なんと言っても春天と言えば、この馬を忘れてはならない。
惜しくも春天三連覇とはならなかったものの、親子三代制覇を成し遂げた「メジロの至宝」メジロマックイーン。

 「春天を勝つ馬こそが最強馬」―
のポリシーの下に、一貫して春天制覇を目指したサラブレッド生産を行なってきたメジロ牧場。マック、ライアン、パーマーの「メジロ三羽烏」の活躍以降、ライアンがブライトを輩出し、その枝を伸ばすかと見えたのだが―
 競馬に手を染め始めた頃、マックとライアンにはお世話になった。忘れられないのが、「メジロ丼」で決まった91年の宝塚記念。配当は安かったものの、生まれて初めての一点万張り勝負。以来、この2頭を追っかけ続けた思い出がある。もちろん、ライアンの仔ブライトも当然の如く出てくる度に本命にしていた。

 しかし、時代は次第にスピード競馬へシフトしていく。
 愚直にも、伝統の長距離血統を守り続けてきたメジロであったが、時代の趨勢には勝てず、永らくG1級の馬は出ていない。辛うじてブライトがステイヤーズSを制したマキハタサイボーグを出したが、残念ながら、同馬はセン馬である。しかも、悲しいことに、マックとブライトは既にこの世になく、ライアンは種牡馬生活を引退しており、名門メジロの枝、ひいては春天血統の枝が伸びる可能性は限りなくゼロに近い。
 昨年3着のドリームジャーニーの母父に入ったマックであるが、残念ながら、そのドリジャニが、まさかの回避。父系が無理なら母系で、と思いたくなるのだが、いくら母系で活躍したからといっても、母系ではその枝を伸ばすことは出来ない。あくまでも、枝を伸ばすのは父系である。

 そんな名門メジロの血が絶滅してしまいそうな中、マックの血を継ぐ馬が一頭出走する。
☆ホクトスルタン…メジロマックイーン×SS

 字面では出てこないが、母系を辿ると、2代ボトムは前出の「元祖・長距離王」リアルシャダイ。そして3代ボトムには、これもまた春天と相性が好く、しかもライアン、ブライトの父系の源流であるノーザンテースト。
 冠こそメジロではないものの、その中身は「準メジロ」。
「正統派春天血統」の後継を、この馬に託す。
まずは単勝、そして馬単総流しの応援馬券。

=つづく=

FLORAの法則2~【結果】

2010-04-26 01:00:56 | 牝馬の法則
 フローラS血統傾向更新↓

 ロブロイ産駒がワン・ツーフィニッシュ。そして、母父ミスプロ系が2、3着。ということは、ロブロイの母父はミスプロ系マイニングなので、間接的にミスプロ系を持つ馬が1~3着を独占したことになる。
 
 1着馬限定で注目していた「菊か春天を制した馬、あるいは輩出した種牡馬」だが、ゼンノロブロイは、04年春天の2着である。

 しかし、SS系の二代目種牡馬はタキオン、ネオユニ、そして今回のロブロイといい、初年度産駒からいきなり重賞ウィナーを出しているように、SS系の天下は暫く続きそうだ。

=おしまい=

福牝の法則3~【結果】

2010-04-26 00:36:03 | 牝馬の法則
 福島牝馬S血統傾向更新↓

 フレンチ・クロフネ親子のワン・ツーフィニッシュで、昨年の息子に続いて今年は親父が1着。これで、この親子の成績は2-2-0となった。新しいトレンドになるかもしれない。
そして、福島牝馬Sと相性が好い前走中山牝馬S組だが、今年は1~4着を独占。とはいっても、出走馬16頭中、該当馬は9頭もいたので、確率的にはおおいにありうる結果。問題は、中山牝馬S組をどう絞るのか?ということ。

 福島芝1800m血統傾向更新↓

 父SS系中心と見ていたが、福島牝馬Sでは母父SSがワン・ツー。

 ついでに、芝2000mも↓

 こちらは、父SS系中心のままで最終日を迎えたようだ。

 ところで、大穴に抜擢した一頭の愛知杯組のマイネレーツェルは、三度目の正直も叶わず8着。だが、2~4着は愛知杯組が占めたように、やはり、愛知杯組最強説は正しいといってよいのではないだろうか?
これを立証するには、本番しかない―

=おしまい=


ANTAの法則3~【結果】

2010-04-26 00:26:48 | 砂王の法則
 レース前に、「シルクメビウス、かしわ記念に登録」というニュースを見て、まさか本番前の一叩きなのか?とよぎったが、京都のダート千八で出遅れたんじゃあ、勝負あり。

アンタレスS血統傾向更新↓

 父ミスプロ系中心という見立ては合っていたものの、2着にノーマークのノーザン系が入った。まあ、母父はミスプロ系ではあるが。
 その2着に入ったナニハトモアレは、デスナンバーの一つである3番であった。これで、アンタレスSのデスナンバーが一つ減ったことになる。

最後に、今週の京都ダート1800mの血統傾向を載せておくので、来週の参考にしてください。


=おしまい=


ANTAの法則2~タダ貰い♪

2010-04-24 00:00:00 | 砂王の法則
 京都のダート1800mは、内枠が有利というのが定説。特に1月に行なわれる平安Sでは、その傾向が顕著。
 果たして、このアンタレスSではどうなのか?

 なんと定説を裏切るかのように、1枠が断然不利。

で、馬番↓

惜しくも、最強厩舎の砂王メビウスはラッキーナンバーの一つ隣の5番に入ったが、まあ、大勢に影響はないだろう。
◎ ⑤シルクメビウス…ステイゴールド×ポリッシュネイビー


 相手探し。
 まずは、デスナンバーである1、3、8、14番の4頭をバッサリと消してしまおう。
あとは、血統傾向に合致する父ミスプロ系と父BTラインの馬を選べばいいだけ。
△ ⑪ダイシンオレンジ…アグネスデジタル×ラシアンルーブル
△ ⑬フサイチセブン…フサイチペガサス×ヴァイスリージェント

 父BTラインは不在。また、もう一つの傾向である母父トニービンだが、前年の覇者②ウォータクティクス、⑦クリールパッション、⑫トランセンドの3頭が該当。
押さえるなら、馬場が渋ることを条件にこちらの2頭↓
☆ ⑦クリールパッション…ワイルドラッシュ×トニービン
☆ ⑫トランセンド…ワイルドラッシュ×トニービン
同じ血統構成だが、兄弟ではない。
父ワイルドラッシュは、ダートの重は鬼である。

=つづく=



福牝の法則2~無理穴

2010-04-24 00:00:00 | 牝馬の法則
 福島牝馬Sでは、前走中山牝馬S組との相性がよいのは、みなさんご存知のとおりだが、それ以外のデータを参考までに見ておく。

 前走別成績で中山牝馬S以外では、前走1000万下が気になる。
年齢別では、圧倒的に4歳が優勢で、次が5歳。
人気別では、1、2番人気がそれぞれ1-0-1、3番人気が1勝と、上位人気は信頼できない。ここは、思い切った穴狙いで。

 以上を踏まえ、ここで改めて血統傾向を掲載しておく。


こちらも↓



☆ ⑪キシュウグラシア…フジキセキ×アンバーシャダイ
 前走1000万下組は他に1頭いるが、4歳であることに加え、本馬は05年1着のメイショウオスカルの全妹だ。また、コースの傾向でも母父ノーザンテースト系は、先週、2着、3着が各1回ある。

 そして、中山牝馬S組から1頭だけチョイス。
☆ ⑨マイネレーツェル…ステイゴールド×サクラユタカオー
 前回、SS系×ファイントップ系に注目し、父ステイゴールドの母父が同系であることから本馬とアルコセニョーラをピックアップしたのだが、よくよく見てみれば、05年3着のレクレドールは、ステイゴールドの全妹だった。
 また、本馬の血統構成は、先週日曜日の10Rで1着、逆パターンが3着に入っているSS系×プリンスリーギフト系。
 血統構成でいうならば、アルコもまた同レースで2着に入った馬と同じSS系×ミスプロ系なので、押さえておくべきなのだろうが、決め手は「愛知杯入着馬最強伝説」。

 昨年末に行なわれた牝馬限定の重賞・愛知杯で8着以内に入った馬のほとんどが、その後、重賞で3着以内に好走しているのだ。

【09年愛知杯】
1着:リトルアマポーラ…3走して13着、5着、8着
2着:ブラボーデイジー…川崎エンプレス杯(G2)2着
3着:メイショウベルーガ…日経新春杯(G2)1着/阪神大賞典(G2)3着
4着:ヒカルアラマンサス…京都牝馬S(G3)1着
5着:ニシノブルームーン…中山牝馬S(G3)1着
6着:ウェディングフジコ…大井TCK女王盃(G3)2着/中山牝馬S(G3)2着
7着:マイネレーツェル…2走して9着、16着
8着:レインダンス…京都金杯(G3)3着

 他にも愛知杯組はいるが、いずれも既に3着以内に入った馬ばかり。となると、次はマイネの番。
 と言い続けて、これで3回目となるのだが―

=つづく=