☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

東京大賞典の法則【結果】

2011-12-31 15:00:08 | 砂王の法則
■血統傾向更新■

スマートファルコンが鼻差3.5cmを凌ぎV2達成。

というわけで、今年も一年間お付き合いいただきありがとうございました。
個人的な馬券の調子は、春先は絶好調も秋に入って倍ほどやられてしまい、一体いくら負けたのかを想像するだけでも恐ろしくなってしまう2011年でした。その一方、残り福のアルフレードを引き当てることができ、トータルはチャラ(気分的に)といった感じです。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!!

=おしまい=

有馬記念の法則【結果】

2011-12-31 14:36:39 | 長距離血統の法則
■血統傾向更新■

父SS系の壁を破ることができず、父SS系が8連勝。2番人気のブエナビスタはニジンスキー系の血が災いしたのか国内初の掲示板外しで、有終の美を飾れなかった。
2着、3着はキングマンボ系。同系はこれで【0-2-2】となったわけだが、ニジンスキー系、ノーザンテースト系、グレイソブリン系と同様に勝ち切れない血統となるのか?それとも相性が良いと捉えていいのか?まあ、この辺は人気になると勝ち切れない、人気薄だと強調点というふうに臨機応変に解釈することにする。

■コース傾向更新■

本番前に同じコースで行われたグッドラックハンデで2着に入ったステイゴールドが、本番で1着に入った。

■人気■

1番人気が9勝目。2着はデスナンバーの7番人気が入り、デスナンバー解消。

■ドンケツ人気とBB人気■

残念ながら今年は不発に終わった。

■枠番出目■

6枠+4枠=10。やはり内目の枠が有利ということなのか?

■馬番出目■

これまで一度も勝ち馬が出たことがない5番が2着に入ったものの、またしても勝てずじまい。7番人気のデスナンバーからは解放されたものの馬番からは未だ解放されず。

=おしまい=

有馬記念の法則5

2011-12-25 00:29:38 | 長距離血統の法則
JCの再戦を思わせる今年の有馬記念だが、そこに求められるのはJCとは明らかに違う適性。
最後の長い直線に設けられたダラダラと続く坂がある府中に対して、短い直線の先のゴール前に急坂が待ち構える中山。距離はわずか100mの違いだが、コーナー6回の中山芝2500mよりも、大箱の府中の方がよりスタミナを求められる。この点が、有馬記念で古くはダイユウサク、直近ではダイワメジャーといったマイラーが有馬記念で好走する要因の一つである。つまり、コーナー、コーナーで息が入り易い中山ではマイラーでもこなせるということだ。
JCの時は、出走馬の馬キャラ分析によって、1着~3着までをあぶり出すことが出来たのだが、残念ながら馬券に活かすことが出来なかった。ここはJCのリベンジの意味を兼ねて、同じ手法を使って有馬記念の適性に合った馬を炙り出してみたい。

■馬キャラ分析1~坂の有無■
~坂有り~

~坂無し~

注目はヒルノダムール。坂が無いコースが【3-1-1-2/7】に対して、坂が有るコースでは【1-4-0-2/7】と、勝ち切れないキャラであることが分かる。

■馬キャラ分析2~内回り・外回り■
~内回り~

~外回り~

ヴィクトワールピサは、内回りコースで【7-0-0-0/7】と国内の勝ち鞍全てを挙げているが、外回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない典型的なこまわり君。
7勝のうち4勝を挙げている中山となれば、俄然、食指が動こうというものだが、どうも気になることがひとつある。それは、凱旋門賞を回避した直後の市川オーナーの「年内は1戦で引退」という発言。しかも、「有馬は昨年一度勝っているから、使うならJCになるだろう」とまで言及している。てっきりJCで引退かと思いきや、有馬にも出走するとは驚いた。その後の記事を目にしていないので、陣営の中でどういった経緯があったのかは知る由もないのだが、デムーロが陣営の思惑に反して、猛烈な調教をつけたことなどを考えると、どうも胡散臭くて勝負する気が起きない。

一方、ヴィクトワールピサと真逆のキャラがブエナビスタ。外回りでは【8-2-2-1/13】に対し、内回りでは【0-1-2-1/4】と一度も勝ったことがない。
また、オルフェーブルについては、小回りコースはこれまで一回しか走ったことがないので、なんとも言えないが勝っていないことは事実。しかも負けた相手は牝馬のホエールキャプチャである。人気がないのであれば目を瞑って勝負できるが、1番人気のここは敢えて死角と言わせて貰う。

■馬キャラ分析3~上り3F■

JCよりも、それほど切れる味は求められない有馬記念ではあるが、過去5年では、上り3F3位以内率75%以上の馬が必ず毎年1頭は入っていることを考えると、オルフェ、ブエナ、ジャガーは押さえておいた方がよさそうだ。
で、問題は切れ味がない馬も毎年3着以内に入っていること。これをどれにするのかが悩ましい。

内枠有利の有馬ならば、軸は内枠からが正解なのか。ただし、ブエナは内回りの不安、ヴィクトワールピサは背景の胡散臭さ、ヒルノは坂有りコースの不安がつきまとい、ヒモはあっても頭には置きたくない。となると、順番にエイシンフラッシュとなるのだが、これは残念ながら過去23年で【0-1-4】のデスナンバーの5番に入った。しかも、前日最終オッズでは、これまた過去23年で【0-0-0】の7番人気となると、とてもじゃあないが勝負はできない。
その隣りのキングトップガンであるが、ドンケツ人気なので総流しはするが、それはあくまでもお遊び馬券。
というわけで、勝負馬券はグッドラックハンデの結果を見てから決めることにします。あしからず。

みなさん良い有馬記念を!!

有馬記念の法則4

2011-12-24 19:41:08 | 長距離血統の法則
アーネストリーの前日最終前売りオッズが、単勝12.8倍、複勝2.7~4.5倍と、妥当な線に落ち着いた。果たして、昨日の異常オッズは何だったんだろうか?まだ、発売間もない時間帯だったことも考えられるが、それだけではないような気がしてならない。

■人気別成績■

1番人気は【8-7-1-7】と、鉄板とまではいかないがソコソコ信頼は置けそう。次が【6-1-3-13】の4番人気で、2、3番人気よりも各率で上回る。

ところで、堅い決着もあれば大波乱の年もある有馬記念であるが、その波乱の立役者にはある共通点がある。
■3着位以内馬の人気■

波乱の立役者、それはズバリ「ドンケツ人気とブービー人気」である。過去23年で、該当馬が馬券圏内に突っ込んだのは7回あり、穴党オヤジどもを大喜びさせた。

91年1着ダイユウサク(14番人気/15頭立て)…単勝13、790円 馬連7、600円
92年1着メジロパーマー(15番人気/16頭立て)…単勝4、940円 馬連31、550円
96年3着マイネルブリッジ(14番人気/14頭立て)…複勝1、930円
01年2着アメリカンボス(13番人気/13頭立て)…複勝2、560円 馬連48、650円
02年2着タップダンスシチー(13番人気/14頭立て)…複勝1、250円 馬連14、830円
08年2着アドマイヤモナーク(14番人気/14頭立て)…複勝2、280円 馬連29、490円
10年3着トゥザグローリー(14番人気/15頭立て)…複勝1、260円 三連複11、610円 三連単60、770円

以上のように、三連系の馬券発売がない時代からドンケツ人気あるいはブービー人気の馬が、激走しているのだ。ちなみに、アメリカンボス以降の4頭は、リボー系内包馬という共通点もあることを付け加えておく。
果たして今年のドンケツ人気とブービー人気は?前日最終オッズでは次の2頭だが、これは本番前になってもこのまま推移すると思われる。

☆キングトップガン…13番人気(単勝108.7倍)
☆ジャガーメイル…12番人気(単勝67.8倍)

なお、キングトップガンは父系にリボー系を内包している。

まずは、お守り代わりにこの2頭からの総流し♪

有馬記念の法則3

2011-12-24 18:48:42 | 長距離血統の法則
■枠番出目■

1・2枠:6-7-6
3・4枠:7-7-8
5・6枠:4-4-5
7・8枠:6-5-4
内枠有利と言われる中山芝2500mであるが、こうやって見てみると、それほど内・外の優劣は感じられない。
が、水上学氏によると有馬記念では内枠が有利らしい。以下、「月替わりに読む馬券の絶対ルール」より引用させて頂く。

「過去10年……はおろか、1990年までさかのぼっても、枠番を足して14以上、つまり6-8、7-7、7-8、8-8のどれかで決まったことは1回のみ。
 反対に枠番を足して9以下の数字で決まったのが90年以降で16回もあります。さらに、馬場の高速化が進んだ近年は内枠有利が強まっていて、枠番を足して6以下の決着がなんと7回。
 ヒモはともかく、軸馬、あるいは本命対抗くらいまでは、4枠から内(1~4枠)の馬同士で考えるのが有効といえるでしょう。ここまで極端に枠の傾向が出るG1は、他にありません。」

なるほど、枠番を足して14以上になるのは、過去23年で08年の1回のみしかなく、内枠有利ということがよく分かる。

■馬番出目■

デスナンバーは内側の5番と大外16番の二つ。エイシンフラッシュにとっては嫌なデータである。一方、ラッキーナンバーは、3勝を挙げている1番、4番、10番。ラストランのブエナビスタにとっては、最内枠は追い風である。


有馬記念の法則2

2011-12-24 17:01:59 | 長距離血統の法則
■コース傾向■
中山芝2500mという非根幹距離かつトリッキーなコースを得意にしている血統は、何なのだろうか?08年~今年の当該コースの血統傾向を見てみる。

~08年~

年間を通じて活躍していたのは、グレイソブリン系、サドラーズウェルズ系。そして5回開催の3鞍全てでサドラーズウェルズ系が馬券に絡み、本番の有馬記念ではサドラーズウェルズ系×グレイソブリン系のアドマイヤモナークが2着に突っ込み、波乱を演出した。また、1着のダイワスカーレットの父アグネスタキオンも、本番前に2勝2着1回の実績があった。

~09年~

08年とは様子が異なり、全体的に父SS系が活躍。その傾向は5回開催になっても変わらず、本番前の2鞍でスペシャルウィークが連続2着になり、有馬ではスペシャルウィーク産駒のブエナビスタがズドンと2着。勝ったドリームジャーニーの父ステイゴールドは、それまで1勝2着1回の実績があった。

~10年~

この年は、08年と似たような傾向でサドラーズウェルズ系とグレイソブリン系の活躍が目立つも、本番には直結しなかった。

~11年~

今年は、震災の影響で1開催分がまるっと抜けており、サンプル数は例年に比べて少なく、特に有馬と関連性の深い日経賞も行われたので参考にしにくいが、これまでの所で目につくのはシンボリクリスエスとリファール系ダンシングブレーヴ、そしてジャングルポケットの3系統。この中で、有馬出走馬と関係があるのはジャングルポケットだ。ただし、今すぐ決めてしまうのは早計というもので、本番の2つ前に行われるグッドラックハンデの結果を見てから、穴場に走っても遅くはない。

■オカルト~グッドラックハンデとの関連性■
年間を通じて活躍している血統がなくても、5回開催、特にグッドラックハンデ(GLH)との関連性を無視することはできない。

~03年~
1着はともにロベルト系で、GLHで2着、3着の父に入ったトニービン・ラインが有馬で2着(リンカーン)の母父に入った。

~04年~
GLH1着の母父リボー系が、有馬で2着の父に入った(タップダンスシチー)。

~05年~
GLH1着の父トニービン直仔のウイニングチケット→有馬で1着ハーツクライ、3着リンカーンの母父がトニービン。

~06年~
GLH2着の母父ノーザンテーストが、有馬で3着(ダイワメジャー)の母父。

~07年~
GLH1着馬の血統構成はSS系×ナスルーラ系→有馬の1着は同じ血統構成のマツリダゴッホで、2着(ダイワスカーレット)の父はGLH1着馬の父と同じアグネスタキオン。

~08年~
GLH2着馬の母父サドラーズウェルズ系オペラハウス→有馬2着アドマイヤモナークの父が同系ドリームウェル。

~09年~
両レースともに、1~3着を父SS系が独占し、GLHの3着はSS系×ノーザン系で、有馬でも2着、3着が同じ血統構成が入った。

~10年~
GLH3着がSS系×ノーザン系で、有馬の2着も同じ血統構成のブエナビスタ。

と、このように大系統だけではなく、その枝あるいは血統構成でGLHとリンクしているのだ。血統傾向から離れても、騎手がどこを通るのか?とか内が伸びるのか?外なのか?など、見所満載のGLH。今年もGLHからは目が離せない。

ラジオNIKKEI杯2歳Sの法則【結果】

2011-12-24 16:32:10 | ダービー馬を探せ!2012
【結果】
◎アダムスピーク…1着(4番人気)単勝1000円♪ 馬単6590円♪
三連単までは手が回らなかったけど、ありがとうございました。
長駆、大阪まで駆けつけた甲斐があるってもんですね。最強師匠、偶然番長、そして黒シャツも、おめでとうございます♪

■血統傾向更新■

ディープインパクト産駒が2連勝で、1~3着を父SS系が独占。やはりラジニケ杯ではSS系の血が欠かせない。

■コース傾向更新■

ディープインパクトとハーツクライを狙い撃ち。

ところで、2着、3着には札幌2歳Sの1、2着馬が順番が入れ替わって入ったわけだが、札幌2歳Sで3着に入ったマイネルロブストをモノサシにすれば、現時点での2歳牡馬番付を組むことが出来る。

~札幌2歳S~
1着グランデッツァ
2着ゴールドシップ  1/2馬身
3着マイネルロブスト クビ

~朝日杯FS~
1着アルフレード
2着マイネルロブスト 2馬身
3着レオアクティヴ  1/2馬身

~ラN杯2歳S~
1着アダムスピーク
2着ゴールドシップ  11/2馬身
3着グランデッツァ  ハナ

まず、札幌2歳Sでグランデッツァから半馬身とクビ差の3着に入ったマイネルロブストが、朝日杯でアルフレードの2馬身差の2着。つまり、グランデッツァとアルフレードとの間には約1.5馬身の開きがあるという計算になる。で、この1.5馬身差というのはアダムスピークがゴールドシップにつけた着差と同じ。つまり、アルフレードとアダムスピークは、同等の強さということ。
ちなみに、グランデッツァとゴールドシップは、今回は逆転したわけだが、両レースの着差から言えば、この2頭はいい勝負。

横綱(東)アルフレード
横綱(西)アダムスピーク

大関   ゴールドシップ・グランデッツァ
小結   マイネルロブスト・レオアクティヴ

これで東西の横綱が出揃ったわけだが、忘れてはいけない馬が1頭いる。そう、ディープブリランテである。
来春の対決が楽しみになってきた♪
にしても、最強師匠はアルフレードとアダムスピークの2頭を持っている。どちらに転んでもいいってわけ。いいなあ。

=おしまい= 

有馬記念の法則

2011-12-24 00:00:00 | 長距離血統の法則
有馬記念の前々日前売りオッズが、おかしい。

オルフェーヴル 2.4 1.1 - 1.2
アーネストリー 3.8 4.6 - 10.8
ブエナビスタ 4.3 1.1 - 1.5
ヴィクトワールピサ 12.6 2.6 - 5.8
トーセンジョーダン 15.8 1.9 - 4.0
レッドデイヴィス 18.3 3.2 - 7.2
エイシンフラッシュ 34.6 5.9 - 14.4
ヒルノダムール 41.0 4.4 - 10.5
ペルーサ 42.1 4.4 - 10.4
ルーラーシップ 50.5 6.5 - 15.7
トゥザグローリー 54.6 3.8 - 8.8
ローズキングダム 70.4 7.1 - 17.3
ジャガーメイル 96.7 8.8 - 21.7
キングトップガン 127.7 14.1 - 35.1

そこそこ人気にはなるとは思っていたが、ブエナビスタを抑えアーネストリーが2番人気。それはいいとして、おかしいのはその複勝オッズ。オルフェとブエナの複勝は1.2倍~1.5倍なのに対して、アーネストリーのそれは4.6倍~10.8倍と、なんと単勝よりも高い。
関係者が頭あってヒモなしの情報を元に、単勝にまとめて票をぶち込んだのか?どうかは分からないが、このオッズは異常。明日以降、まとまなオッズに落ち着いていくのだろうが、今後の動向に注目。

それはさておき、有馬記念。
■血統傾向■

昔ロベルト系、今SS系―
94年以降、BT系のナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス、シルバーホーク系のグラスワンダー、そしてクリスエス系のシンボリクリスエスと、ロベルト系が5頭合計7勝の大活躍を見せていた。
が、01年以降の過去10年では父SS系が【8-5-9】で、父にも母父にもSSの血を持っていない馬は、アメリカンボス、シンボリクリスエス、タップダンスシチー、アドマイヤモナークの4頭しかおらず、今やSS系の血は有馬記念のマスト血統となっている。

■勝ち切れない血統御三家■
SS系の配合相手で、まず目につくのが【1-1-4】の×ノーザンテースト(NT)だが、これはダイワメジャー、ダイワスカーレット、エアシェイディの3頭によるもの。そして、このノーザンテースト系を持つ馬というのは、実はなかなか勝ち切れない傾向にある。

★ノーザンテースト系を持つ馬の成績【1-3-7】★
88年3着サッカーボーイ…母父ノーザンテースト
90年2着メジロライアン…父アンバーシャダイ
95年3着、97年3着エアグルーヴ…母父ノーザンテースト
98年2着メジロブライト…父メジロライアン
06年3着、07年3着ダイワメジャー…母父ノーザンテースト
07年2着、08年1着ダイワスカーレット…母父ノーザンテースト
08年3着、09年3着エアシェイディ…母父ノーザンテースト

決して相性は悪いとは言わないが、いや、むしろ良い方だと思うのだが、なかなか勝ち切れないというのも事実。
<出走馬中の該当馬>
トーセンジョーダン…母父ノーザンテースト

また、字面では見えて来ないが、ノーザンテースト系を内包する馬も挙げておく。
オルフェーヴル
アーネストリー
ジャガーメイル
ルーラーシップ
以上の4頭は、いずれも母母父がノーザンテーストである。しかも、三冠馬オルフェーヴルの父ステイゴールドの母母父もノーザンテーストであり、勝ち切れない血を二本内包していることになる。

この勝ち切れない血統というのは、ノーザンテースト以外にも存在する。それはニジンスキー系とグレイソブリン系だ。
★ニジンスキー系を持つ馬の成績【0-5-3】★
89年2着スーパークリーク…父ノーアテンション
94年3着ライスシャワー…母父マルゼンスキー
98年2着メジロブライト…母父マルゼンスキー
99年2着スペシャルウィーク…母父マルゼンスキー
00年3着ダイワテキサス…母父ノーアテンション
04年3着シルクフェイマス…母父カーリアン
09年2着、10年2着ブエナビスタ…母父カーリアン

2年連続2着で、三度目の正直で有終の美を飾りたいブエナビスタだが、同馬の父はスペシャルウィークで、その母父もまたニジンスキー系のマルゼンスキーであり、勝ち切れない血を2本持っていることになる。

<出走馬中の該当馬>
ブエナビスタ…母父カーリアン
ヒルノダムール…母父ラムタラ
キングトップガン…母父マルゼンスキー

★グレイソブリン系を持つ馬の成績【1-4-4】★
88年2着タマモクロス…父シービークロス
90年3着ホワイトストーン…父シービークロス
93年2着ビワハヤヒデ…父シャルード
95年3着、97年3着エアグルーヴ…父トニービン
03年2着、05年3着リンカーン…母父トニービン
05年1着ハーツクライ…母父トニービン

<出走馬中の該当馬>
トーセンジョーダン…父ジャングルポケット
ジャガーメイル…父ジャングルポケット
アーネストリー…母父トニービン
レッドデイヴィス…母父トニービン
ルーラーシップ…母父トニービン

また、グレイソブリン系を内包する馬は、キングトップガン(母母父アローエクスプレス)がいる。

■頭ハネ血統■
勝ち切れない血統が存在する一方で、しっかりと勝ち切る血統も存在する。まず、シンボリクリスエス(02年、03年連覇)とマツリダゴッホ(07年1着)の母父であるボールドルーラー(BR)系。
出走馬中に母父ボールドルーラー系を持つ馬はいないが、母父がボールドルーラー系ロイヤルスキーのアグネスタキオン産駒レッドデイヴィスがいる。

次に、近年ではナリを潜めているが、過去23年で【3-0-1】のレッドゴッド系。同系統を持つ馬は、95年1着のマヤノトップガン(母父ブラッシンググルーム)、96年1着のサクラローレル(父レインボークエスト)、99年3着、00年1着テイエムオペラオー(母父ブラッシンググルーム)の3頭。該当馬は母父がキャンディストライプスのペルーサのみ。

そして、上記の2系統よりも、激走傾向にある血統がリボー系である。字面で出てるのは01年1着のマンハッタンカフェの母父ローソサエティくらいなので気付きにくいが、実はこのリボー系を内包する馬からは5頭の優勝馬が出ているのだ。

94年ナリタブライアン、95年マヤノトップガン、97年シルクジャスティスの父ブライアンズタイムの母父がリボー系のグロースタークで、98年・99年連覇のグラスワンダーの母母父はリボー系ヒズマジェスティー。近い所では07年1着のマツリダゴッホの母父ベルボライドの母父がリボー系グロースタークである。

また、このリボー系内包馬というのは、マツリダゴッホ(9番人気)のように人気薄でも激走する傾向にあるのも特徴の一つである。
「同時多発テロ馬券」で決まった01年、マンハッタンカフェの2着に入ったのは、父キングマンボの母母父プルーヴアウトを内包する13番人気のアメリカンボスで、続く02年も13番人気のプレザントタップ産駒のタップダンスシチーが2着になった。近年では08年2着のアドマイヤモナーク(父ドリームウェルの母父がアレッジド)、そしてキングマンボの孫であるトゥザグローリー(14番人気)が3着に入り、1、2着は2番人気→1番人気で決まったものの、三連単6万馬券を演出した。

<出走馬中の該当馬>
キングマンボ系産駒…エイシンフラッシュ、ローズキングダム、トゥザグローリー、ルーラーシップ
BT系産駒…キングトップガン
マンハッタンカフェ産駒…ヒルノダムール
レッドデイヴィス…母母母父アレッジド

この中では、勝ち切れない血統の母父トニービンを持っているものの、頭ハネ血統であるボールドルーラー系とリボー系を内包するレッドデイヴィス。父タキオンはダイワテキサスで1勝2着1回があるのもこころ強い。

◎13レッドデイヴィス…アグネスタキオン×トニービン
穴ならこれか?






 

ラジオNIKKEI杯2歳Sの法則

2011-12-23 20:36:50 | ダービー馬を探せ!2012
■血統傾向■

クラシックへの登竜門と呼ばれるラジオNIKKEI杯2歳S。クラシックとの関連性は、先週の朝日杯FSよりも強いと云われている。確かに過去5年の3着以内に入った馬15頭中8頭が、翌年のクラシックやNHKマイルCで活躍(3着以内)している。

06年
1着フサイチホウオー→皐月賞3着
2着ヴィクトリー→皐月賞1着

08年
1着ロジユニヴァース→ダービー1着
2着リーチザクラウン→ダービー2着

09年
1着ヴィクトワールピサ→皐月賞1着
3着ダノンシャンティ→NHK1着

10年
1着ダノンバラード→皐月賞3着
3着コティリオン→NHK2着

血統傾向的には、父SS系が4年連続1着、3着を継続中で、1着は全て父か母父にSSの血を持っている。SS系の内訳はネオユニヴァース【2-1-0】、フジキセキとディープインパクトが【1-0-1】、スペシャルウィーク【0-1-1】、3着1回のマンハッタンカフェの5頭に絞られる。配合相手では、×ノーザン系と×ミスプロ系が2勝を挙げており、2着と3着は全て×ナスルーラ系である。

■コース傾向■

父SS系【4-3-3】、母父SS【1-2-2】と、なんと3着以内に入った馬全てが父か母父にSSの血を持っている。中でも注目すべきは【2-1-2】とディープインパクトだ。あとはハーツクライとフジキセキ。

◎2アダムスピーク…ディープインパクト×シングスピール
最強厩舎と番長厩舎の期待の星。
絶好枠を引いたここは、逃げてもいい。ルメールの腕に期待♪

愛知杯の法則【結果】

2011-12-23 18:32:47 | 牝馬の法則
■血統傾向更新■

マンカフェ産駒が3勝目。そのフミノイマージンだが、この馬が来るときはお友達?のコスモネモシンとブロードストリートを連れて来る。
<中山牝馬S>
2着フミノイマージン
3着コスモネモシン

<福島牝馬S>
1着フミノイマージン
2着コスモネモシン

<マーメイドS>
1着フミノイマージン
2着ブロードストリート

<愛知杯>
1着フミノイマージン
2着ブロードストリート
3着コスモネモシン

フミノイマージンを買うときは、ブロードストリートとコスモネモシンを忘れずに。

■コース傾向更新■

SS系とグレイソブリン系が中心。

=おしまい=