☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

京王杯SCの法則【結果】

2014-05-17 23:38:48 | 府中の法則
【結果】
◎アルフレード…9着(10番人気)
相変わらずウィリーは外枠からでもスッと前に付けるのは巧い。直線向いた時にはちょっとは期待したのだが…

◆血統傾向更新◆

勝ったレッドスパーダは、98年タイキシャトルの仔で、親子制覇達成。2着、3着は2年連続でSS系×リファール系、SS系×ニジンスキー系が入った。

◆コース傾向更新◆

リファール系を持つ馬が本日、1勝2着1回。そういえば「春のリファール」の季節だ。

=おしまい=

京王杯SCの法則

2014-05-17 08:22:09 | 府中の法則
◆血統傾向◆

父SS系は2連勝中だが、03年以降の過去11年では【4-5-5】と、決して中心的存在ではない。SS系の中で目を引くのは過去4年で3着3回のマンハッタンカフェくらい。ダート血統が好走する傾向にある芝1400mなら、それもむべなることか。
かといって、ほかに代役が務まる血統もなく、強いてあげれば3年連続3着のニジンスキー系、【2-2-0】のサクラバクシンオー。

◆コース傾向◆

計6レースで、父SS系が【4-2-2】で、複数回馬券になっているのはフジキセキ【1-0-1】のみ。気になるところでは【1-1-1】のヌレイエフ系と【0-1-1】のキングヘイロー。

◎13アルフレード…シンボリクリスエス×SS
レース、コースの血統傾向には全く縁のないロベルト系。頼みの綱は鞍上のウィリーのみ。勝負が懸ったG1では1勝2着1回の100%連対。強引に血統傾向の裏付けを取るならば、母母父がサクラバクシンオーということ。
久々にお金を咥えて帰ってきてもらわないと、いい加減足が出てしまう。頼みますよ、ウィリーさん。

東京新聞杯の法則【結果】

2014-02-22 02:22:22 | 府中の法則
【結果】
◎エールブリーズ…8着(11番人気)

◆血統傾向更新◆

勝ったのは、過去10年で一度も馬券になったことがない牝馬のホエールキャプチャ。この馬、11年クイーンC、12年ヴィクトリアM、13年府中牝馬S、そして今年の東京新聞杯と、実に全7勝のうち4勝が府中のマイル重賞。牝馬の府中専用機の誕生だ。
クロフネ産駒は道悪上手として知られているが、クイーンCを勝った時もヤヤ重で、クロフネの父フレンチデピュティからは、重馬場の05年クイーンCを制したライラプスやヤヤ重の07年NHKマイルCを制したピンクカメオが出ており、親子揃って道悪上手。

なお、リボー系保有馬の4年連続連対とはならなかったものの、3着に昨年1着のクラレントが入り、馬券対象は確保した。

=おしまい=

東京新聞杯の法則

2014-02-17 00:00:00 | 府中の法則
代替競馬が続く1回東京。せっかく「タダ貰いの法則」で楽勝かと思っていたが、アヤを付けられた感もある。が、馬の仕上がりなどハナから眼中にない「タダ貰いの法則」には、関係なし。
というわけで、仕切り直しの東京新聞杯。

◆血統傾向◆

過去10年で父SS系は【6-6-5】。複数回馬券になっているのは、フジキセキ【1-0-1】とスペシャルウィーク【0-1-1】の2頭だが、スペはリピーターのトライアンフマーチによるもの。
配合相手に注目すると、3勝をあげているSS系×ニジンスキー系と【1-1-2】の×リファール系の活躍が目に留まる。
母父ニジンスキー系は、リファール系キングヘイローを父を相手に08年1着ローレルゲレイロを出している。ニジンスキー系とリファール系、このノーザンダンサー系の2系統が父SS系に次ぐ注目血統だ。

勝ち切れないのが、【0-3-1】のキンカメ、エルコンのキングマンボ系と2着3回のネヴァーベンド系。
あとは、2勝3着1回のタニノギムレットだが、今年は該当馬の出走はなし。タニギムが属するロベルト系は、11年2着キングストリート(7番人気)、12年3着ヒットジャポット(7番人気)と、人気薄で馬券になっており、一応は押さえておいた方がいいかも。

◆コース傾向◆

ここまで4鞍のみの施行。父SS系は【2-1-1】だが、そのうちディープが【1-1-1】。SS系以外で複数回馬券になっているのは、グレイソブリン系、ダンチヒ系、キングマンボ系、アドマイヤムーン。

◆人気◆

1番人気【2-1-1-6】の馬券率40%とまったくアテにできない。2番人気は【2-2-1-5】、3番人気は【0-0-0-10】と一度も馬券になっておらず、上位人気は大不振。二桁人気も4回馬券になっており、どこからでも入れるレース。

◆牝馬◆
今年はG1馬のホエールキャプチャとヴィルシーナ、そして上がり馬のレイカーラの牝馬が3頭出走するが、過去10年で牝馬は【0-0-0-12】と一度も馬券になったことがない。ここはお客さんか。

◆前走◆

*%は馬券率
重賞:5-4-7-77 17.2%
OP:3-5-2-41 19.6%
1600:2-1-1- 5 44.4%
1600万組が優勢ということは、実績よりも勢い重視ということか。

◆出目◆

3枠が2連勝中で、4枠が2年連続3着。

◆枠番◆

1枠~4枠:5-5-10-56/76
5枠~8枠:5-5- 0-70/80
連対率はほぼ互角だが、馬券率では3着が10回ある内枠が上回る。外枠の5勝のうち3勝が8枠。

◆馬番◆

枠連で見るとほぼ互角だった内・外だが、馬番で見れば明らかに内目の馬番が優勢ということが判る。

◆トレンド血統◆

以前はそれほど目立った活躍はしていなかったのだが、ここ3年で欠かせないのがリボー系。リボー系を内包している馬が、3年連続でワン・ツーを決めている。タニノギムレット、ダンスインザダーク、マンハッタンカフェ、キングカメハメハはリボー系を内包しており、昨年2着のダイワマッジョーレの母父はリボー系ローソサエティ。
今年もダンス産駒(クラレント)、マンカフェ産駒(ショウナンマイティ)、キンカメ産駒(レイカーラ、コスモセンサー、コディーノ)が出走するが、この辺は何が何でも押さえておいた方がよい。


◎14エールブリーズ…フジキセキ×カーリアン
仕切り直しになる前は、絶好の2枠を引き当てて涎を垂らしながら本番を待っていたのだが、再抽選の結果、あろうことか不利な外枠を引いてしまった。が、そこは前に出していける圭太の腕に期待して、当初の予定通りに◎。
血統傾向的には、父は06年1着フジサイレンス、12年ヒットジャポットの父フジキセキ。母父カーリアンは、言わずもがなのニジンスキー系の良血で、SS系×ニジンスキー系の東京新聞杯御用達の血統構成。

JCの法則【結果】

2013-12-04 23:06:42 | 府中の法則
■血統傾向更新■

ジェンティルドンナがJC史上初の連覇を達成。2着も牝馬のデニムアンドルビー。随分と長い写真判定だったが、VTRを見なくともジェンティルが凌いだのは誰でも判ってたはず。
3着は、忘れたころのトーセンジョーダン。「府中のトニービン」の格言を持つトニービン系だが、このJCは勝ちあぐねている。

=おしまい=

秋天の法則【結果】

2013-10-28 00:00:00 | 府中の法則
【結果】
◎ジャスタウェイ…1着(5番人気)単勝1550円 複勝240円
ハーツ産駒が確変に突入!!ハーツ産駒は嬉しいG1初勝利。
(Photo by 最強)








確変に突入したのはジャスタウェイだけではなかった。
おめでた続きの福永は、よくよく考えてみれば神戸新聞杯→毎日王冠→菊花賞→秋天と、既に確変モードに突入していた。
しかし、◎を打っておいて失礼だが、まさか2週連続のG1制覇とは驚いた。
先週、菊花賞挑戦16戦目にして初勝利をおさめたが、この秋天は12戦目にしての初勝利。
一つ勝つと、こうも違うのか。
おかげ様で久々の大漁。馬連1190円はこんなもんとして、単勝1550円、馬単4510円は美味しすぎる。
でも、チャリ銭の三連単が14310円とは、安過ぎやしないか。一番、効率的だったのは馬単だった。
ありがとさん♪

■血統傾向更新■

二代目SS系産駒は、ブエナビスタ以来の3年ぶりの2勝目。
2着は、単勝2.0倍のジェントルドンナ。これで、昨年のフェノーメノに続きSS系×ダンチヒ系の血統構成が2年連続で2着になった。
3着は、前走で福永が手綱を取ったエイシンフラッシュ。その福永に勝たれたんじゃあ、デムーロはさぞかし悔しかろう。

ところで、断トツの1番人気に推されたジェンティルドンナだが、大方の予想を裏切っての先行。もし、福永の位置にいたとしたら…とタラレバは禁物だが、嵌っていたのではないか。なぜ岩田はあそこまで武をマークしたのかが不思議でならない。
しかし、負けたとはいえジェンティルは改めてその強さを証明してみせた。
トウケイヘイローをはじめ、先行集団で掲示板に載ったのはジャンティルだけで、あとは軒並み二桁着順だ。
<2013年秋天の4角先頭集団の着順>
トウケイヘイロー…10着
ジェンティル…2着
ダイワファルコン…15着
レッドスパーダ…17着
ダノンバラード…16着

■コース傾向更新■

今年もまた、当たり馬券は本番当日のコース傾向が教えてくれていた。
まず、4Rの新馬戦ではディープ産駒が1着~3着を独占。ここでディープ産駒のジャンティルドンナとダノンバラードが浮上する。が、外枠不利の定説に従って、ダノンは消せる。
そして、7Rではハーツクライ産駒が1着なので、これだけで素直にハーツ産駒のジャスタウェイは買える。
最後に、3着のエイシンフラッシュだが、これは今開催ではキングマンボ系が【1-0-2】であることに注目すれば、拾える。
これだけで、馬連、馬単、三連単をタダ貰い。
恐るべし血統傾向である。来年もまた、慌てずに本番当日のコース傾向を踏まえて、窓口に走りましょう。

=おしまい=



秋天の法則5

2013-10-27 00:00:00 | 府中の法則
■コース傾向■

ここまで合計7Rが行なわれた東京芝2000m。
父SS系は【4-3-1】で、複数回馬券になっているのはネオユニヴァース【1-0-1】、ステイゴールド【0-2-0】、そして父で2着1回、母父で3着1回のダンスインザダーク。

その他で目立つのは、【0-4-1】のロベルト系だが、秋天にはロベルト系産駒は出走しないので、これはオミット。
あとは、父、母父合計で【2-1-1】のグレイソブリン系、【1-0-2】のリファール系、【1-1-0】のノーザンテースト系といった秋天に縁のある血統が複数回馬券になっている。

しかし、慌てる必要はない。
本番前に当該コースは2鞍組まれており、その結果を踏まえるべし。
というのも、昨年は本番直前の7Rで3着までに入った血統が、見事なまでに本番に直結したからだ。
<2012年4回東京芝2000mコース傾向>

7R
1着キングズベスト×デザートプリンス(ダンチヒ系)
2着ダイワメジャー×トニービン
3着キンカメ×SS

11R秋天
1着エイシンフラッシュ…キングズベスト×プラティニ
2着フェノーメノ…ステイゴールド×デインヒル(ダンチヒ系)
3着ルーラーシップ…キンカメ×トニービン

昨年は7Rの傾向にしたがって素直に買ってさえいれば、3連単39520円が懐に転がり込んだ。
窓口に走るのは、7Rが終わってからでも遅くはない。

■トウケイヘイローを買おうとしている皆様へ■
ジェンティルドンナの1番人気はいいとして、2番人気はてっきりエイシンフラッシュかと思いきや、なんとトウケイヘイローとは驚いた。ダービー&秋天馬も随分と舐められたものである。

この異常なほどの人気の理由は、いろいろと推測できる。
まず、鞍上の武豊の復調、そしてトウケイヘイローのキャラ。
武豊に逃げ馬となれば、誰もがまっさきに思い浮かべるのがサイレンススズカ。
3歳時には、その持て余す能力をなかなか制御できないまま春のクラシックは無冠に終わったが、4歳になり武が手綱を取った途端に、重賞4連勝を含む破竹の5連勝を決め、武から南井に乗り替わった(武にはエアグルーヴがいたため)宝塚記念ではG1初制覇を達成した。その年の秋緒戦のエルコンドルパサー、グラスワンダーの最強馬をおいで、おいでの子供扱いにした伝説の98年毎日王冠。そして、府中の杜に悲鳴がこだました秋天―
サイレンススズカが果たせなかった夢を、トウケイヘイローに託す気持ちはわからないでもない。が、トウケイヘイローはサイレンススズカではない。

次に、デムーロの秋天インタビューでのコメント。
エイシンフラッシュに騎乗するデムーロは、もっともマークする馬として、ジェンティルドンナではなく「武が乗るトウケイヘイロー」と答えた。この発言は、馬場の悪化を想定してのものなのは間違いなく、実力云々よりも、ペースや展開を気にしていることが伺え、「決してトウケイヘイローが強い」と言っているわけではない。

そして、トウケイヘイローのローテ。
札幌記念を経ての参戦だが、この前走札幌記念組というのは秋天とはなかなか相性が好いのはご存じのとおり。だが、今年の札幌記念は函館で行なわれた。
その札幌記念では、泥んこ馬場をものともせずに、後続に6馬身差をつける圧勝劇を演じたことは記憶に新しい。そして、本番でもどうやら馬場の悪化は避けられそうにないこと、ましてや、Bコース替わりとなれば先行有利になるのは確かで、その人気に一層拍車がかかる。
しかし、そもそも馬場が悪化すれば悪化するほど前には有利になるのは当たり前で、重馬場の着差をそのまま鵜呑みにしてはいけない。だからこそデムーロもそこを気にしているのだ。

ちなみに、重賞3連勝で挑むトウケイヘイローだが、実はサマー2000シリーズのチャンピオンというのが、データ的にはよろしくない。
サマーシリーズが開催されて8年が経つが、サマー2000シリーズのチャンピオンはこれまで一度も秋天で馬券になったことがないのだ。

<サマー2000シリーズチャンピオンの秋天での成績>
06年スウィフトカレント(7番人気)2着
07年ユメノシルシ(不出走)
08年ミヤビランベリ(不出走)
09年ホッコーパドウシャ(17番人気)16着
10年ナリタクリスタル(不出走)
11年イタリアンレッド(不出走)
12年トランスワープ(9番人気)17着


なんだかんだと水を差して申し訳ないが、決定的なコメントを一つ。

「馬が疲れているので天皇賞に出すのは止めようかなと思っていたのですが、
皆様にインターネットでも応援してもらっていますので、出走させるつもりです。」
~馬主・木村信彦氏のコメント~
ソース:http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=78994


「ホントは休ませたいんだけど、ファンの皆さんが応援しているし、出さないとなるとKYだなんだと言われるし、出しとくか」というのが本音。
それでもトウケイヘイローを買いますか?
とはいえ、「展開は全てを凌駕する」ことを忘れてはいけない。

◎7ジャスタウェイ…ハーツクライ×ワイルドアゲイン
データ的にも血統傾向的にも、まったく合致しないが、「ハーツ産駒は秋に確変に突入する」法則に賭けてみる。
道悪は、オルフェのダービーの2着に入ったウインバリアシオンが実証済み。

ハーツクラ at ノーザンファーム空港牧場(Photo by 最強)

秋天の法則4

2013-10-26 13:36:18 | 府中の法則
■重賞実績■
G1の中でももっとも格の高い秋天。
優勝馬には、それにふさわしい格、すなわち実績が求められる。
06最低でもG2勝利実績。これが秋天における足きりラインだ。

<G1、G2勝利実績の有無>
あり:11-9-11-110
なし: 0-2- 0- 49
G1、G2勝利実績がないまま馬券になったのは、06年2着スウィフトカレントと07年2着アグネスアークの2頭のみ。
前走OP特別を勝ったばかりで、ここが重賞初挑戦というレインスティックに勝たれた日には、秋天の格はガク落ちだ。

■出目・枠番・馬番■*02年中山開催は除く、88年以降の過去24年
<枠番別成績>

コース改修を機に、内外の有利不利は軽減されたといわれている府中の芝2000mだが、実際にはそんなことはなく、相変わらず外枠は不利。
【7枠・8枠の成績】
改修前(88年~01年):4-3-2-57/66 勝率6.1% 連対率10.6% 複勝率13.6%
改修後(03年~12年):4-1-1-48/54 勝率7.4% 連対率 9.3% 複勝率11.1%

確かに勝率は約1ポイント良くなってはいるものの、連対率と複勝率は悪くなっている。
ただし、外枠といっても不利なのは8枠だけで、7枠は改修前【3-2-0-26】、改修後【3-1-0-22】と勝率10.5%、連対率15.8%をキープしている。

<馬番別成績>

依然、外枠不利ということは、馬番別成績を見れば納得がいくはず。
過去24年で15番より外の馬番は、【1-1-2-58】で勝率1.6%、連対率3.2%、複勝率6.5%そ惨憺たる成績。
馬券になった4頭は、96年3着サクラローレル(8枠16番)、00年2着メイショウドトウ(8枠15番)、03年1着シンボリクリスエス(8枠18番)、06年3着アドマイヤムーン(8枠15番)と、頭一つ抜けた実力の持ち主でないと馬券圏内に入ることすら難しく、17番にいたっては、過去24年で【0-0-0-15】の17番はデスナンバー。
また、【3-2-1-18】の10番と【3-1-4-16】の11番の3勝をあげている馬番の間に挟まれた9番は、過去24年で一度も馬券になったことがないデスナンバーだ。

<出目>

03年以降の出目傾向を見てみると、特定の枠番・馬番が好走しているのが面白い。

1枠01番:2-0-0
1枠02番:1-1-1
2枠04番:0-2-1
3枠06番:0-0-2
4枠07番:0-4-1
4枠08番:0-4-2
6枠12番:2-0-2
7枠13番:1-1-0
7枠14番:2-0-0

勝ち馬は1枠、6枠、7枠から、ヒモは2枠か4枠。相手に迷った時の参考に。

秋天の法則3

2013-10-26 12:06:13 | 府中の法則
■最強牝馬伝説■
<性別成績~過去11年>
牡馬:8-9-8-151/176
牝馬:3-2-3-  8/ 16

牝馬の成績は、牡馬のそれを大きく上回る勝率18.8%、連対率31.3%、複勝率50.0%で、2頭に1頭は馬券になる計算。
88年以降では、97年エアグルーヴ、05年ヘヴンリーロマンス、08年ウオッカ、10年ブエナビスタの4頭が栄冠に輝いている。このうち、ヘヴンリーロマンス以外は、当代きっての最強牝馬と云われていた馬たち。
牝馬三冠、JC制覇のジェンティルドンナは、歴代の「最強牝馬」と遜色はなく、栄冠を手にする資格は十分に備えている。ましてや、手薄なメンバー構成となれば、その可能性はグッと高まる。

■信頼の1番人気■

かつては、「1番人気が勝てない」ことで有名だった、秋天。
だが、コース改修となった03年以降は、その様相が一変している。

<1番人気成績>
88年~02年(過去15年):1-4-1-9 勝率 6.7% 連対率33.3% 複勝率46.7%
03年~12年(過去10年):5-2-1-1 勝率50.0% 連対率70.0% 複勝率80.0%

03年以降で馬券圏外に消えたのは、06年5着のスイープトウショウ1頭のみ。ただし、1番人気といっても単勝3.9倍と押し出された1番人気だったことがわかる。
目下の1番人気は紅一点のジェンティルドンナ。牝馬のデータも考慮すると、ジェンティルドンナを外して買うのは愚の骨頂ということだ。
データ上はね。

■毎日王冠組の取捨■
<前走~過去25年>

<前走別成績~02年以降>
札幌記念:2-0-2- 7
宝塚記念:3-2-1-16
京都大賞:1-1-1-17
毎日王冠:4-3-3-57
オルカマ:0-1-0-24
その他 :1-4-4-38

勝率なら18.2%の札幌記念組、連対率なら22.7%の宝塚記念組が優勢だが、着度数別なら昔からの王道路線の毎日王冠組。
昔から秋天への王道である毎日王冠組。キモはこの毎日王冠組の取捨にある。
<毎日王冠~着順別成績>
1着~5着:3-3-3-27
6着以下 :1-0-0-30
6着以下で馬券になったのは、昨年、毎日王冠9着から巻き返したエイシンフラッシュ1頭のみ。

<毎日王冠~人気別成績>
1~5番人気:4-3-2-27
6番人気以下:0-0-1-30
6番人気以下で馬券になったのは、03年3着のテンザンセイザ(毎日王冠8番人気)1頭のみ。

つまり、「5番人気かつ5着以内だった馬」以外の毎日王冠組は買ってはいけないということ。
となれば、今年、毎日王冠組で買えるのは、4番人気で1着のエイシンフラッシュ1頭のみということになる。
つまらん。

結局、ジェンティルとフラッシュで何もないんだろうか?
目下、2頭の馬連6-9は5.3倍。一方、枠連3-5は6.0倍。
もし、この2頭で勝負するのであれば枠連で勝負した方がお得ですよ。


秋天の法則2

2013-10-26 10:38:08 | 府中の法則
■3歳馬の取説■
サイン派はさぞかし小躍りしているに違いない、今年の秋天のJRAのCM。

G1プロモーションCM「THE LEGEND」【天皇賞(秋)編】
96年天皇賞(秋)

挫折が教えてくれる道がある

全治6ヶ月の悔しさはエネルギーへと化けた

世代の壁を破壊した馬
バブルガムフェロー

わすが3歳で天皇賞を勝つなんて

爆発が
世代を越える。

天皇賞(秋)』

暗示もくそもない。そのまんまだ。そう、サイン派の本命はもちろん出走馬唯一の3歳馬のコディーノ。
だが、今年はサイン派だからといてバカにはできない。
というのも、今年に限ってはデータ的にもちゃんと裏付けがあるからだ。

<3着以内馬の年齢~88年以降>

3歳: 2-5- 2- 17/ 26
4歳:13-9-10- 99/131
5歳: 8-9-11-104/132
6歳: 0-2- 2- 65/ 69
7上: 2-0- 0- 51/ 53

過去25年の3歳馬の成績は、勝率7.7%、連対率26.9%、複勝率34.6%。勝率は4歳に劣るものの、その他はすべて4歳以上を上回る。過去10年でくくれば【0-3-2-11/16】で、未勝利ながらもその成績の大半をここ10年で稼いでいることがわかる。

複勝率34.6%の3歳馬だが、これを4番人気以内に限定すると【2-4-2-2/10】となり、複勝率は80.0%に一気に跳ね上がる。さらに、3番人気以内に絞れば、複勝率は85.7%と上昇する。
目下、コディーノは単勝15.6倍の4番人気。3番人気のエインフラッシュの6.4倍とは大きな開きがあり、どうやら4番人気に落ち着きそう。ただし、単勝16.6倍の5番人気ジャスタウェイとの逆転はあるかもしれないが。

裏付けとなるデータはまだある。
過去25年で馬券になった9頭のうち、CMに出てくるバブルガムフェロー(96年1着)を筆頭に、シンボリクリスエス(02年1着・中山開催)、ダンスインザムード(04年2着)、ペルーサ(10年2着)の4頭は、コディーノと同じ藤沢和雄厩舎の馬たちだ。
そして、この4頭は4歳になっても出走し、きっちりと馬券になっていることを忘れてはならない。
となると、もしコディーノが今年馬券に絡み、翌年も出走してきたならば、馬券率100%なので全力買いで勝負できるということになる。
ここは一つ、来年の大勝負のためにも是非ともコディーノには馬券に絡んでほしいものだ。

話は逸れるが、コディーノ絡みのネタを一つ。
コディーノのデビュー以来、主戦を務めてきたノリだが、朝日杯FS、弥生賞、皐月賞と3回連続でへぐれば乗り替わりもしょうがない。
が、実はノリには楽天のマー君もビックリの珍記録を継続中であることは、あまり知られていない。
その珍記録というのは、「18年連続でG1で2着」というもの。95年のエリザベス女王杯のブライトサンディーを皮切りに、昨年の朝日杯FSのコディーノまで、実に18年もの間、「G1、2着ゲッター」をやり続けているのだ。
先週の菊花賞のケイアイチョウサンで記録更新かと思っていたが、残念ながら5着。昨年も最後の最後までヤキモキさせられたが、朝日杯FSのコディーノで、見事に記録更新。
果たして、19年連続更新は達成できるのか?秋天以降のG1のノリからは目が離せない。とりあえず、ノリがG1に出てきたら2着固定で総流しをかけておこう。