☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

札幌2歳Sの法則

2012-08-31 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
■血統傾向■

クラシックへの登竜門というイメージのある札幌2歳Sであるが、近年では08年1着ロジユニヴァースと昨年2着のゴールドシップがクラシックを制したくらい。G1全体に広げてみても、アドマイヤムーン、アヴェンチュラと合計4頭しかG1馬が出ていない。*訂正:ここで3着以内に入った馬で、後にG1馬になったのは03年3着のヤマニンシュクル(03年阪神JF1着)もいましたね。

過去10年で、父SS系が【7-5-1】と大活躍していて、目下5連勝中。3着以内に複数回入っているのはマンハッタンカフェとネオユニヴァースお2頭で、それぞれ2勝をマーク。面白いのが、マンハッタンカフェの相手はいずれもレッドゴッド系ということで、04年1着のストーミーカフェを含めた合計3頭がSS系×レッドゴッド系となり、札幌2歳Sの黄金配合となっている。が、残念ながら今年は該当馬がいない。

SS系以外で目に付くのは、【0-3-1】のパーソロン系、【0-2-1】のタイキシャトル、【2-0-3】のニジンスキー系、【2-1-0】のダンチヒ系、【0-2-0】のグレイソブリン系、そして【2-0-4】の父ミスプロ系。

■性別■
牡馬:10-8-7-81/106
牝馬: 0-2-3-20/ 25
「夏の牝馬」であるが、こと札幌2歳Sにおいては不振で、1勝もしておらず、あっても2着まで。

■人気■

1番人気は【4-4-2】と過去10年で2回しか馬券圏外に消えておらず、馬券率80%で軸としては信頼がおけそうだ。
また、5番人気以内の馬が【8-8-7】と、人気サイドでの決着になることが殆ど。

■前走■

新馬:2-5-2
未勝利:4-2-1
OP:4-3-6
重賞:0-0-1
前走未勝利組とOP特別組が優勢。
距離別では【5-7-2】の芝1800m組。

■枠番■

これといった偏りは見られないが、1枠は1勝のみ、2枠は【0-2-3】なので、頭には持ってきにくい。

■馬番■

過去10年で最多出走頭数は14頭で、デスナンバーは12番と14番。

■コース傾向■

今開催は5レース行われたが、父SS系が【3-3-1】と活躍しており、ハーツクライ【1-1-0】が唯一複数回馬券になっている。
他では【1-0-3】のBT系、2着2回のキングカメハメハ、そして1勝3着1回のグレイソブリン系といったところ。

◎ラウンドワールド…ディープインパクト×トニービン
父ディープは今開催は一度も馬券になっていないが、前開催では【5-0-2】と活躍していた。伯父にステイゴールドを持ち、その産駒のゴールドシップは昨年2着に入った。圧倒的人気だろうが、血統的にも軸はこれでよさそう。問題は相手探し。

小倉2歳Sの法則

2012-08-28 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
■血統傾向■

以前は不振傾向にあった父SS系だったが、ここ最近は活躍し始めており、過去10年で【4-4-4】と勢力を伸ばしてきている。
複数回3着以内に入っているのは、【1-1-0】のフジキセキと【0-0-2】のアグネスタキオンの2頭。この傾向は先の新潟2歳Sの血統傾向に似ており、両2歳Sで活躍しているということは、フジキセキ産駒とアグネスタキオン産駒は仕上りが早いと言える。
また、ジェニュイン、バブルガムフェロー、タヤスツヨシ、そしてフジキセキといったSS系の中でもダート寄りの血統が目に付く。

SS系以外では、何と言ってもサクラバクシンオー。06年以降【1-2-2】で、昨年は母父で2着に入っている。また、その父サクラユタカオーは、07年3着のマイネレーツェルの母父だ。

■性別■
牡馬:3-7-4-63/77
牝馬:7-3-6-53/69
連対率、複勝率では牡馬、牝馬はほぼ互角であるが、勝率は牡馬3.9%に対して牝馬が10.1%と、約2.6倍ほど優勢。

■人気■

過去10年で1~5番人気が【9-7-7-27/50】と、人気サイドの決着になるケースが多い。頭は1~5番人気から選ぶべし。

■投資法■
上述の1~5馬人気の成績を利用して、何か儲ける方法はないものかと色々こねくりまわしてみたら、いいのが見つかった。

<1~5番人気三連複BOX~10点買い>
過去10年で4回的中し、回収率181.1%。

<1~5番人気三連単BOX~60点買い>
三連単が発売された05年以降の過去7年で3回的中し、回収率は213.9%。

■枠番■*過去11年

6枠【1-3-1】、7枠【4-3-2】、8枠【2-3-2】と外枠が圧倒的に優勢で、2枠は3着1回のみ。

■馬番■*過去11年

デスナンバーは5番、6番、17番の三つ。なお過去11年で18頭立てで行なわれたことはない。狙い目は8番より外の馬番。

■コース傾向■*過去2週間分

ここにきてグラスワンダー産駒が2連勝、シンクリ産駒が2着2回とロベルト系の活躍が目立ってきている。あとは【2-0-2】のアドマイヤムーン、【2-1-0】のクロフネ、【1-1-1】のキングカメハメハ、そして父で【1-2-0】、母父で【1-2-1】のサクラバクシンオー。
なお、父SS系も過去2週間で【3-5-4】と活躍しているが、個別となると具体的に狙える血統は出ていない。

■オカルト■

06年以降、2週間前に同じコースで行なわれる北九州記念で3着以内に入った馬の大系統、小系統あるいは血統構成が、毎年必ず小倉2歳Sにリンクしている。
特に北九州記念でサクラバクシンオーが3着以内に入った時には必ず、小倉2歳Sでも同産駒が3着以内に入っているのだ。

06年…北九州3着ホーマンテキーラ⇒小倉2歳ニシノマオ
09年…北九州1着サンダルフォン、3着カノヤザクラ⇒小倉2歳S2着ダッシャーゴーゴー、3着オレンジティアラ
10年…北九州2着スカイノダン、3着サンダルフォン⇒小倉2歳S3着スギノエンデバー

で、今年の北九州記念はどうだったかというと、勝ったのは一昨年の小倉2歳S3着のスギノエンデバーだ。ということは、今年もサクラバクシンオー産駒が3着以内に入るはず!?

★テイエムシングン…サクラバクシンオー×スキャン
登録馬中、唯一のバクシンオー産駒である。

エルムSの法則【結果】

2012-08-27 00:00:00 | 砂王の法則
■血統傾向更新■

新潟開催を含め7年連続で父か母父にロベルト系を持った馬が毎年必ず一頭は、3着以内に入っている。なかでも今年2着、3着の母父になったBTのラインは、これで【1-2-2】になった。
2着のエスポワールシチーは、一昨年、昨年と連続2着のリピーター・オーロマイスターと同じゴールドアリュール×BTの血統構成である。

■コース傾向更新■

父SS系とミスプロ系が中心も、ピンポイントで狙える系統は出ていない。

=おしまい=

新潟2歳Sの法則【結果】

2012-08-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2013
【結果】
◎エフティチャーミー…13着(4番人気)
〇ザラストロ…1着(3番人気)単勝630円 複勝240円
△トーセンレディ…9着(6番人気)

■血統傾向更新■

オカルト通りに父非SS系×SS系のザラストロが1着になり、リファール系を持つ馬が1着(父ホワイトマズル)、3着(ダンシングブレーヴ)。よくよく見てみれば同系は05年2着ニシノフジムスメの父キングヘイロー、07年2着シャランジュの母父コマンダーインチーフ、11年3着クイーンアルタミラの母父コマンダーインチーフと相性が好い。
牡馬と牝馬は、ほぼ互角の好走率であったが、今年もまた牝馬が3着に入り馬券になった。内枠は不利だと思ってバッサリと切ったのだが。やっぱり、何はともあれ牝馬は押さえておいた方が良いということ。と、◎が13着だから、どうやっても獲れなかったけど。

■コース傾向更新■

SS系、特にディープインパクトとダイワメジャー。そしてキングカメハメハをはじめとするキングマンボ系。

=おしまい=

キーンランドCの法則【結果】

2012-08-27 00:00:00 | 札幌の法則
【結果】
◎スプリングサンダー…5着(7番人気)
〇ドリームバレンチノ…7着(2番人気)
★キングレオポルド…6着(10番人気)

■血統傾向更新■

父SS系は3頭出走していたが、全滅。やはりキーンランドCでは父SS系は走らない。
勝ったのは昨年3着のパドトロワで、サマースプリントシリーズの最終戦・セントウルSを待たずにチャンピオンに、ほぼ決定。ドリームバレンチノが怒りに任せて出走して来て1着になれば、話は別だが。
2着はサクラバクシンオー産駒のダッシャーゴーゴーで、同産駒は06年2着シーイズトウショウ以来の2頭目。
3着は当レースと相性の好い父ノーザンダンサー系のテイエムオオタカ。サマースプリントシリーズの初戦である函館SSを回避し、福島民友Cに回り名よりも実を獲りに行った時点でサマーシリーズはハナから度外視というのは明白だったが、しっかりと3着賞金950万円をゲットした。着順は3着だが、陣営の作戦勝ち。

■コース傾向更新■

本番前の9Rで、サクラバクシンオー産駒が2、3着に入ったので嫌な気はしていたが、案の定、本番では同産駒のダッシャーゴーゴーが入った。同馬の血統構成は9Rの2着馬と同じサクラバクシンオー×ミスプロ系だった。また9Rの3着はサクラバクシンオー×フジキセキで、本番では母父フジキセキのパドトロワが1着。
コース傾向を頼りにすれば、いとも簡単に獲れていた今年のキーンランドCであった。

=おしまい=

北九州記念の法則【結果】

2012-08-26 19:53:57 | 小倉の法則
■血統傾向更新■

北九州記念の御三家血統のサクラバクシンオーとクロフネ産駒がワン・ツーで、母父はいずれもBT。
当レースと相性の好いサクラバクシンオー産駒のスギノエンデバーが1着。
2着はクロフネ産駒のシゲルスダチが入り、2年連続でヴァイスリージェント系が2着になった。
3着には当レースでは不振な父SS系のダイワメジャー産駒のエピセアロームが入り、今年もまた牝馬が馬券になった。

■コース傾向更新■

サクラバクシンオーは母父では来ていたが、父では一度も馬券になっていなかったので、どうかと思っていたが1着。SS系は相変わらず軽視の方向でよさそう。

=おしまい=

札幌記念の法則【結果】

2012-08-26 19:53:45 | 札幌の法則
【結果】
★フミノイマージン…1着(4番人気)単勝1240円 複勝220円
★ヒルノダムール…3着(2番人気)複勝150円

★トーセンジョーダン…出走回避


■血統傾向更新■

過去15年で馬券になった牝馬に比べると、実績はやや見劣るものの、今年もまた牝馬が馬券になった。4番人気のフミノイマージンが1着。血統構成は一昨年3着、昨年2着のアクシオンと同じSS系×ディキシーランドバンド。
2着は福永騎乗のダークシャドウ。勝てはしなかったが何とか2着を確保し、はるばる太平洋を渡ってきた甲斐があるというものか?ダンスインザダーク産駒は05年ファストタテヤマ以来の2頭目の2着。
3着はフミノイマージンと同じマンハッタンカフェ産駒のヒルノダムールで、こちらは昨年3着のレッドディザイアと同じマンハッタンカフェ×カーリアンの血統構成。

■コース傾向更新■

目下、父SS系が4連勝中。他ではグレイソブリン系とニジンスキー系。

=おしまい=

新潟2歳Sの法則

2012-08-26 13:55:26 | ダービー馬を探せ!2013
■血統傾向■

芝1600mで行なわれるようになった2002年以降の過去10年。父SS系は【5-5-6】と活躍している。複数回3着以内に入っているのは【3-1-1】のフジキセキと【1-0-1】のアグネスタキオンの2頭だが、今年はフジキセキ産駒の出走はなく、アグネスタキオン産駒はショウナンアンカーとサウンドアドバイスの2頭が出走する。
父SS系が中心も、05年を起点に父SS系⇒父非SS系と交互に勝っている。また、08年を起点に母父SS系が勝っているので、今年は父非SS系×SS系の馬の番か?該当馬はナンヨーケンゴー、ザラストロ、モーニングコールの3頭。

■性別■
牡馬:6-5-7-74/92
牝馬:4-5-3-64/76
「夏は牝馬」と言われるが、こと新潟2歳Sに関しては牡馬の方がやや優勢も、ほぼ互角の評価。

■人気■

過去10年で1番人気は【5-1-2】と馬券率80%と軸としての信頼は置けそうだ。馬券圏外に飛んだのは07年タケミカヅチ(6着)、10年クリーンエコロジー(10着)の2頭のみ。
2番人気【1-2-1】、3番人気【0-1-1】と振るわず、それならば【3-0-1】の4番人気に妙味がある。また、06年~10年まで5年連続で2着に入り、過去10年で【0-5-2】の二桁人気の馬にも警戒が必要だ。

■前走■

<前走クラス別>
新馬:5-4-5-69/83
未勝利:1-4-1-35/41
OP:4-2-4-32/42
地方:0-0-0-2/2
着度数別ならば前走新馬勝ちの馬が優勢だが、率になおすとオープン特別組の方が上。
OP特別組の内訳はダリア賞【3-1-3】、マリーゴールド賞【1-0-1】に二分される。ただし、08年を最後にマリーゴールド賞は行なわれていないので、狙い目は実質ダリア賞組のみとなる。が、リニューアルされっ最後の直線が長くなり、新潟と似たようなコース形態となった中京2歳S組には注意を払っておいた方がよさそうだ。

<前走距離別>
1000m:0-0-0- 7/ 7
1200m:0-2-1-41/44
1400m:8-3-4-48/63
1600m:2-5-3-20/30
1700m:0-0-0- 1/ 1
1800m:0-0-0- 2/ 2
前走1400m組、次いで1600m組が優勢。

<前走競馬場別>
過去10年で3着以内に入った30頭のうち、08年1着セイウンワンダーと11年3着クイーンアルタミラ以外の28頭全ては前走で新潟の芝コースを走っていた。
<<前走新潟競馬場組距離別内訳>>
1200m:0-2-1
1400m:8-3-4
1600m:1-5-2
1800m:0-0-2
つまり、1着は新潟芝1400m組が圧倒的に優勢ということ。

<前走上がり3F順位>
1位:8-7-8-56/79
2位:1-1-2-34/38
3位:0-0-0-19/19
4下:1-2-0-27/30
前走上がり3F1位の馬が圧倒的に優勢。

と、以上前走絡みのデータに見てきたが、該当馬はたくさんいて絞り切れないのがネック。

■枠番■

1枠【0-3-1】、2枠【0-0-1】と勝ち馬が出ておらず、8枠も【1-0-0】と馬券になったのは一回のみ。新潟2歳Sと同じコースで行なわれた先々週の関谷記念でも外枠有利の傾向が出ていたが、新潟マイルは外枠が有利。

■馬番■

デスナンバーは5番、7番、9番、17番、18番。狙い目は6番~12番の真ん中目の馬番。

■コース傾向■

今開催になって本日の5Rまでの8レース中、父SS系が【5-5-2】と大活躍。その内訳はディープインパクト【3-1-0】、ダイワメジャー【0-4-0】の2頭にほぼ集約されるが、残念ながら今年はディープ産駒の出走はなく、メジャー産駒のトーセンレディ一頭出走するのみ。

◎8エフティチャーミー…ブラックタイド×フェアジャッジメント
父ブラックタイドはコース傾向に出ていたディープインパクトの1歳上の全兄。ディープ産駒が出走しないのならお兄ちゃんで代替。2戦連続上がり3F1位を記録。

〇16ザラストロ…ホワイトマズル×ダンスインザダーク
過去10年で1回しか馬券になっていない8枠は気になるが、オカルトの父非SS系×SS系の血統構成で、先週の9Rで本馬と逆パターンのダンスインザダーク×ホワイトマズルの血統構成の馬が1着になった。こちらも2銭連続上がり3F1位。

△3トーセンレディ…ダイワメジャー×エーピーインディ
コース傾向の2着血統のメジャー産駒。

キーンランドCの法則

2012-08-26 13:10:47 | 札幌の法則
■血統傾向■

G3に格上げされた06年以降の過去6年で、父SS系は【1-0-2】、母父SS系も3着2回と大不振。その内訳はフジキセキが父で3着2回、母父で3着1回と、SS系を持つ馬はあっても3着までと割り切ることができそうだ。

注目は2勝2着1回のリピーター・ビービーガルダンのおかげもあるのだが、【4-2-1】の父ノーザンダンサー系。なかでも2年連続で馬券になっているクロフネ。クロフネと同じヴァイスリージェント系のパークリージェントも3着が1回ある。
また、クロフネは芝・ダート兼用血統として知られているが、前出のフジキセキもSS系の中ではダート寄りの血統で、09年グランプリエンゼルの父アグネスデジタルもまた芝・ダートのG1を制したように、このキーンランドCでは、芝・ダート兼用血統の活躍が目立っている。

あとは2着2回のサクラバクシンオー・エアジハードのプリンスリーギフト系。

■コース傾向■

2週間前から本日の5Rまでの9レース分を掲載。
ここでもやはり父SS系は勝ち切れず、あっても3着まで。注目は9レース全てで馬券になっているミスプロ系を持つ馬。そして、1勝2着2回のサクラバクシンオー。
特注は、今開催になってパッタリと姿をみせなくなったが、前開催で【1-1-2】のヌレイエフ系だ。

■性別■
牡馬:2-4-3-57/66
牝馬:4-2-3-20/29
母数が牡馬の約3分の1なので単純な比較はできないが、牝馬が牡馬を勝率で約4.6倍、連対率と複勝率で約2.3倍上回る。

■人気■

1番人気【1-1-2】、2番人気【2-2-1】、3番人気【0-0-1】と上位人気は全幅の信頼はおけないものの、総崩れになったことは一度もなく、毎年必ず1~3番人気の馬が馬券に絡んでいる。妙味があるのは【2-0-1】の4番人気と2着2回の6番人気あたり。

■年齢■

3歳:1-0-1
4歳:2-1-1
5歳:1-0-3
6歳:1-4-1
7歳:0-1-0
8歳:1-0-0
これといった偏りはないが、7歳以上は苦戦。

■前走■

注目は何と言っても6年連続で馬券になっている前走函館SS1着馬で、目下2連勝中。他では同じコースで行なわれるUHB賞や札幌日刊スポーツ杯組。同組では掲示板以内が目安か。

■枠番■

まだ6年しか行われていないので何とも言えないが、1枠、2枠からは連対馬は出ておらず、狙いは3連対の6枠と7枠の外目の枠。ただ外枠といっても8枠は1着が1回のみ。

■馬番■

馬番で見ると枠番以上にバラけている。デスナンバーは1番、6番、15番。

◎12スプリングサンダー…クロフネ×キングマンボ
父クロフネは昨年の覇者カレンチャン、一昨年3着ベストロケーションの父。

〇13ドリームバレンチノ…ロージズインメイ×マイネルラヴ
過去6年で馬券率100%の前走函館SS優勝馬。血統的にも父も母父も芝・ダート兼用血統だ。

★3キングレオポルド…フジキセキ×ヌレイエフ
前開催の最終週で爆発力を見せたヌレイエフが母父に期待。父は過去6年で3着2回のフジキセキ。


北九州記念の法則

2012-08-15 00:00:00 | 小倉の法則
施行時期が7月から8月へ、と同時に距離も1800mから1200mへ変更されて今年で7回目を迎える夏の小倉の風物詩・北九州記念。
■血統傾向■

過去6年で父SS系は【1-1-1】と大不振。勝ったのは07年のキョウワロワリング一頭のみである。
北九州記念の血統傾向のキモはサクラバクシンオー、ヴァイスリージェント系、ミスプロ系の三つ。

1.サクラバクシンオー産駒【1-1-3】
06年3着ホーマンテキーラ
09年1着サンダルフォン・3着カノヤザクラ
10年2着スカイノダン・3着サンダルフォン

<登録馬中のバクシンオー産駒>
アウトクラトール
エーシンダックマン
サンダルフォン
スギノエンデバー

2.ヴァイスリージェント系産駒【1-2-0】
07年2着アルーリングボイス…父フレンチデピュティ
08年1着スリープレスナイト…父フレンチデピュティ
11年2着エーシンリジル…父クロフネ

<登録馬中のヴァイスリージェント系馬>
エーシンリジル…父フレンチデピュティ
シゲルスダチ…父クロフネ
リュンヌ…父クロフネ

3.ミスプロ系保有馬【4-3-4】
父か母父にミスプロ系を持つ馬が、06年以降毎年一頭は必ず馬券になっている。

<登録馬中のミスプロ系保有馬>
エーシンヒットマン…父キングカメハメハ
エーシンヴァーゴウ…母父サンダーガルチ
サンダルフォン…母父ジェイドロバリー
シャウトライン…父スクワートルスクワート
ツルマルレオン…母父キングマンボ
ボストンエンペラー…父キングカメハメハ

■年齢■

3歳:0-1-0-12/13
4歳:2-4-4- 9/19
5歳:1-0-1-29/31
6歳:3-1-0-16/20
7歳:0-0-1-13/14
8歳:0-0-0- 1/ 1
4歳と6歳が中心。

■性別■
牡馬:2-2-3-47/54
牝馬:4-4-3-33/44
勝率と連対率で約2.5倍、複勝率で約2倍、牝馬が牡馬を上回る。

<登録馬中の牝馬>
エピセアローム
エーシンリジル
エーシンヴァーゴウ
コパノオーシャンズ
ジュエルオブナイル
ナイアード
マコトナワラタナ
リュンヌ

■人気■

1番人気【1-0-2-3】、2番人気【0-2-1-3】、3番人気【0-2-0-4】と上位人気はいずれも信頼が置けない。だが、07年以外は毎年1~3番人気が馬券になっているので、無理穴狙いは禁物。
1番人気で馬券になっている三頭には、前走重賞勝利、斤量が55.5kg~56kgの牝馬という共通点がある。

<1番人気で馬券になった馬>
08年1着スリープレスナイト(牝)56.0kg
09年3着カノヤザクラ(牝)56.0kg
11年3着エーシンヴァーゴウ(牝)55.5kg

■斤量■

過去6年で3着以内に入った18頭のうち、勝ち馬4頭を含むちょうど半分の9頭が52kg以下である。また、9頭のうち7頭が牝馬で、そのうちの4頭が前走条件戦で連対している馬である。

<52kg以下&前走条件戦連対の牝馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(新潟芝1000m・1000万下)1着
07年3着ワイキューブ…文月特別(阪神芝1400m・1000万下)1着
09年2着レディルージュ…ジュライS(阪神芝1400m・1600万下)2着
10年2着スカイノダン…北九州短距離S(小倉芝1200m・1600万下)2着
ちなみに昨年2着のエーシンリジルも、53kgではあるが前走船橋S(中山芝1200m・1600万下)を勝った上がり馬であった。

一方、斤量56kg以上で3着以内に入ったのは5頭いて、そのうち4頭は一年以内に芝1200mの重賞勝ちがある。

<56kg以上&一年以内に芝1200m重賞勝ちの馬>
06年2着ゴールデンキャスト(58kg)…05年セントウルS1着
08年1着スリープレスナイト(56kg)…08年CBC賞1着
09年3着カノヤザクラ(56kg)…08年セントウルS1着
10年3着サンダルフォン(56kg)…09年北九州記念1着
なお、06年3着のホーマンテキーラは一年以内に重賞勝利はないものの、05年セントウルSで2着だった。つまり、56kg以上で馬券になった5頭全てに一年以内に芝1200mで重賞連対実績があるということ。

ちなみにトップハンデは【1-1-1-8/11】で、勝率9.8%、連対率18.2%、複勝率27.3%である。

■前走■

今年は函館SSとCBC賞の施行時期の入れ替わり、小倉開催日数の減少、北九州短距離Sが昨年から北九州記念の後に行われるようになっていたりと、これまでの前走データは参考になるかどうか微妙。
その中で使えそうなのは、レースの格不問で新潟直千コース出走馬。

<前走新潟直千出走馬>
06年1着コスモフォーチュン…疾風特別(1000万下)1着
06年3着ホーマンテキーラ…アイビスSD(G3)3着
08年3着ゼットカーク…稲妻特別(1000万下)1着
09年3着カノヤザクラ…アイビスSD(G3)1着
10年1着メリッサ…アイビスSD(G3)18着
11年1着トウカイミステリー…ルミエールS(OP)7着
11年3着エーシンヴァーゴウ…アイビスSD(G3)1着

■枠番■

サンプル数は少ないが、勝ち馬が出ているのは2枠【3-1-1-1】、5枠【1-1-0-4】、8枠【2-1-0-3】の三枠のみで、1枠は一度も馬券になったことがない。

■馬番■

ラッキーナンバーは2勝をあげている4番【2-0-1-3】と15番【2-0-0-3】。一方、デスナンバーは1番、5番、7番、12番、16番、17番。

■コース傾向■

ここまで9鞍行なわれたが、父SS系は【4-4-4】とレース傾向よりは活躍しており、無視することはできない存在。他では母父で【0-3-1】のミスプロ系ウッドマンと【2-1-0】のフレンチデピュティとクロフネ親子(母父でも3着1回あり)。ただ、今週は本番前までに7鞍も組まれているので、現時点で決めつけるのは早計というもの。

というわけで、注目馬は枠順確定&土曜日の傾向を見てからということで。