☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

小記の法則2

2010-07-31 00:00:00 | 小倉の法則
 夏の小倉と新潟は野芝オンリーの開催。洋芝オンリーの函館・札幌と違いスピード馬場となる。かつて日本の競馬は野芝オンリーでの開催であったので、昔から日本に根付いている在来牝系を持つ馬が活躍するといわれている。が、いちいち出走馬全ての血統を遡って調べることなど現実的にはムリな話であるのも確か。手っ取り早いのは、野芝開催で好走している血統を狙い撃ちすればいいだけの話。

■1回小倉芝中長距離コース血統傾向■

 中心はSS系とロベルト系。SS系のなかでは、3勝をあげているスペシャルウィーク、1-1-2のダンスインザダーク、そして1-0-2のマンハッタンカフェ。

=つづく=

新馬王~夏

2010-07-30 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2011
新馬戦が始まってはや一月。果たして、既にダービー馬はデビューしてしまったのだろうか?一口に新馬戦といっても、そのデビュー時期により陣営の思惑が透けて見える。クラシックを目指すのなら秋開催デビューで、夏デビューはクラシックと無縁の早熟血統が幅を利かせていたのが、例年のパターンだったが、近年ではクラシック級の馬でも早めに降ろして、夏に賞金を加算し、秋に備えるパターンも増えてきているように思えるのだが。

■2歳新馬戦着度数ランキング~08年&09年■


■2歳新馬戦着度数ランキング~08年夏&09年夏■

昨年の夏はスペシャルウィークの6勝が光るが、大物は出ていない。同産駒でダービーまで駒を進めたのは12月デビューのレーヴドリアンだけである。

■2歳新馬戦着度数ランキング~10年夏(7月25日現在)■

現時点でのトップは、新種牡馬ディープインパクト。同産駒は早熟なのか?あるいはモノが違いすぎる故の早めデビューで、その後の成長を促すパターンなのか?新馬勝ちした馬の今後に注目したい。
2位には4勝をあげている元祖・新馬王フジキセキ。「新馬戦のフジキセキ。特に牝馬。」の格言は今年も使えそう。

■2歳新馬戦着度数ランキング~08年秋&09年秋■

クラシック戦線常連の種牡馬が上位を独占。やはり、王道は秋デビューということなのか。

=おしまい=


新馬王~2歳

2010-07-29 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2011
新馬戦に強いのはどの種牡馬なのか?

■新馬戦着度数ランキング~08年-09年&09年-10年■

過去2年で2位、1位のキンカメだが、いずれも1着回数が2着と3着の回数よりも少ないことに注目。要はキンカメ産駒は新馬戦では勝ち切れないケースが多いということ。新馬戦でキンカメ産駒が人気になっているようなら、ヒモ扱いが妥当。

上の表は、3歳新馬戦も含まれているが、果たして2歳新馬戦ではどうなのか?
■2歳新馬戦着度数ランキング~08年&09年■

キンカメ産駒同様、シンクリとクロフネ産駒は新馬戦では勝ち切れない傾向が出ている。この3頭は新馬戦勝ち切れない種牡馬御三家として覚えておこう。

ちなみに3歳新馬戦のランキングはこんな感じ↓
■3歳新馬戦着度数ランキング~08年&09年■

3歳になってのクロフネ産駒の巻き返しが目立つ。ひょっとしてクロフネ産駒は晩成型なのか?

=おしまい=





2歳 Leading Sire Ranking

2010-07-27 12:00:00 | ダービー馬を探せ!2011
 ディープインパクトをはじめ、注目の新種牡馬の産駒がデビューし、評判に違わぬ活躍を見せていますが、今週は小倉記念以外のネタもないことだし、ここらで過去の2歳リーディングサイアーのおさらいを。

■2歳リーディングサイアーTOP20~獲得賞金順■

 10年以上続いていた2歳リーディングサイアーTOPの座を、2年連続でキンカメがSS系から奪取。時代は変わった。さらに今年はディープ以下、ハーツクライ、スズカマンボ、リンカーンなどといったSS系種牡馬が大挙してデビューする。抜群の安定感を示していたSS系若頭であるアグネスタキオンであるが、昨年は8位とやや低迷気味。SS系種牡馬の中でも世代交代が進むのは間違いない。

■2歳リーディングサイアーTOP20~勝馬率■

 ここでもタキオンの安定感が光る。スペシャルウィークをはじめ、タキオン以外の種牡馬は年によって当り外れが多いように見える。

■2歳リーディングサイアーTOP20~勝率■

 やはり、ここでもタキオン。3年連続勝率TOP3以内は、他の追随を許さない。自身は既にこの世にいないが、日曜日の新馬戦で3馬身差の圧勝劇を演じたリーサルポイントをはじめ、その産駒からはまだまだ目が離せない。

=おしまい=

正式名称

2010-07-27 00:00:00 | タイ王国の法則
 タイの首都「バンコク」。これは日本語や英語での通称。タイ語では「クルンテープ」と言い、タイ人の間では「クルンテープ」が一般的。車のナンバーも「クルンテープXXXX」と表示している。「クルンテープ」は「天使の都」の意。よく「微笑みの国・バンコク、天使の都・バンコク」と言うが、その由来は「クルンテープ」から来ている。
 「バンコク」は「マコーク」の木が生い茂る周辺という意味の「バーン・コーク」に由来する。「マコーク」は和名を「アムラタマゴノキ」というウルシ科の一種で、その学名は「Spondias Pinnata」という。

 
 しかし、「クルンテープ」も、実は正式名称ではない。ラマI世が遷都の際に付けた名前で、その正式名称は以下のとおりである。
■バンコクの正式名称■
クルンテープ・マハナコーン・ボーウォーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤーマハーディロック・ボップノッパラット・ラーチャータニーブリーロム・ウドムラーチャニーウェート・マハーサターン・アモーピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット

■意味■
天使の都 雄大なる都城 インドラ神のように卓説した宝玉のような インドラ神の戦争のない平和な 偉大にして最高の土地 九宝のように心楽しき都 多くの大宮殿を持ち 神が権化として住まう インドラ神が建築神ヴィシュヌカルマに命じて作りたまいし都


ちなみに、日本最長の名前を誇る「寿限無」は↓
■寿限無■
寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路の藪柑子 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

=おしまい=

祝日

2010-07-26 20:18:21 | タイ王国の法則
 タイとベトナムの違いの一つ。それは祝日の多さ。ベトナムでは最近になって(3年前だったか?)9日になったが、それまでは8日であった。タイの祝日は19日。19日ということは日本の15日より4日も多い。
 タイの祝日の殆どが仏教あるいは国王をはじめ王室関連のモノである。
 今日は「三宝節(アーサーンハブチャー/Asalahan Bucha Day)」といって、タイ陰暦8月の満月の日に、お釈迦様が5人の弟子に説法と説き、「仏・法・僧」の「三宝」が成立された日をお祝いする日。ちなみに今日は満月です。
 そして、明日は「入安居(カオパンサー/Khao Phansa Day)」で、お坊さん達が修行期間に入る日で祝日。この日から10月中旬の「出安際(オークパンサ)」の日まで、街でよく見かける托鉢しているお坊さん達の姿を見る機会はめっきり少なくなる。
 ちなみにタイの正月は、新暦(1月1日)と陰暦での正月(中国の正月)、それにタイの仏暦による正月(例年4月頃)の3回もある。日本では「盆と正月がまとめてやってきたような賑やかさ」などと言うが、タイでは一年に3回も正月をお祝いするのだ。なんともめでたいお国柄。さすが「微笑みの国」である。

=おしまい=


小記の法則1

2010-07-26 00:00:00 | 小倉の法則
 昨年は、ふさけ半分で買った16番人気の◎ダンスアジョイが1着になり、予期せぬ大枚を頂いた小倉記念。それもこれも、小倉記念の血統傾向はもとより、コースの血統傾向に殉じたおかげ。☆詳しくはこちらから☆

■小倉記念血統傾向■

 4年連続グレイソブリン系を持つ馬が3着以内を継続中。他では【4-2-2】の父SS系。なかでも、昨年の僥倖にあやかって1-1-1のダンスインザダーク。
 斤量は、52kg~58.5kgと何でもあり。また、トップハンデ馬は過去10年で【4-1-0-5】である。トップハンデを買うときは頭から狙い撃ちのスタンスで。

■1回小倉芝2000m血統傾向■

 まずは2勝をあげているキンカメをマーク。そして、【1-0-3】の父SS系。それよりも、穴っぽく狙うなら【0-2-2】のBT系を持つ馬だ。

=つづく=

函記の法則4【結果】

2010-07-25 19:40:56 | 函館の法則
◎ナムラマースは15着大敗・・・・・・
■函館記念血統傾向更新■

今年も父SS系は2着が精一杯で、勝てずじまい。グライソブリン系×SSが過去3年で2勝、BT系を持つ馬が2年連続3着以内に入った。

■函館芝2000m血統傾向更新■

グレイソブリン系は小回り・直線平坦・洋芝が得意ということが証明された形となった。

ちなみに、JRAのデータ分析に載っていた使えそうな過去5年のデータ【前走重賞以外・前走芝2000m未満・単勝10倍未満かつ中3週以内】であるが、今年の3着以内の馬は全て、前走重賞の芝2000m以上に出走し、中4週以上のローテであった。

=おしまい=

函記の法則3

2010-07-25 10:32:35 | 函館の法則
■函館記念の5つのキモ■
1.父非SS系…過去7年で父SS系は0-3-4
2.斤量55kg以上…7-4-6(過去7年)
3.前走2000m以上戦出走馬は消し…0-0-1-21(過去5年)
4.前走重賞出走馬は消し…0-0-2-19(過去5年)
5.単勝10倍以上かつ中4週以上の馬は消し…0-0-0-28(過去5年)

これはタダ貰いかと思いきや、世の中そんなに甘くない。出走馬で全ての条件をクリアする馬は残念ながら見当たらない。

■1回/2回函館芝2000m血統傾向■

函館記念の血統傾向では不振の父SS系であるが、コース傾向ではまずまずの活躍といったところ。なかでも【2-1-1】のマンハッタンカフェ。このマンカフェは、距離は違うが芝1800mでも活躍している。

■1回/2回函館芝1800m血統傾向■

が、それじゃあ水上氏と同じになってしまうので、面白くない。

◎ ⑨ナムラマース…チーフベアハート×フレンチグローリー
 前走休み明けで16着惨敗だが、単勝オッズを除けば、父非SS系、斤量56kg、前走OP1800m出走、中1週のローテと、他の条件は全てクリアしている。
 父チーフベアハートは前開催で2勝2着1回の実績があり、母父フレンチグローリーは1勝2着1回。また、芝1800mではあるが、昨日の最終レースで2着に入った馬は本馬と同じ血統構成である。
 そして、なんといっても本馬は洋芝が得意。2歳時のものがほとんどだが、洋芝開催の函館・札幌で通算【3-3-0-3】である。

=つづく=