☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

ファンタジーSの法則

2011-10-31 08:00:00 | 牝馬の法則
■血統傾向■

振り返れば、スイープトウショウ、ラインクラフト、アストンマーチャン、そして今年の牝馬クラシックで栄冠には届かなかったものの、主役を張ってきたホエールキャプチャとG1級を輩出しているファンタジーSだが、いずれも非SS系産駒というのが面白い。

父SS系は【1-2-4】と不振。その中にあって、スペシャルウィーク【1-0-1】、ダンスインザダーク【0-0-2】の2頭。芝1400mでの施行にもかかわらず、長距離型のSS系が3着以内に複数回入っている。ま、この2頭は距離不問の万能種牡馬ではあるのだが。

かつては、父で2勝、母父で1勝のエンドスウィープやナスルーラ大系の主要5大系統のうちレッドゴッド系を除く、グレイソブリン(GS)系、ボールドルーラー(BR)系、プリンスリーギフト(PG)系、ネヴァーベンド(NB)系が活躍していたが、近年では何と言ってもフレンチデピュティとクロフネ親子のノーザンダンサー系ヴァイスリージェント(VR)系の活躍が目立つ。

☆ナオミノユメ…ジャングルポケット×クロフネ
☆ニコールバローズ…ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ


■コース傾向■

連続開催となるので、前開催の傾向を参考に。
前開催では芝1400mの外回りは3鞍しか行われていないが、ファンタジーSの傾向とは異なり、父SS系が大活躍している。他で気になるのはBT、クリスエス、レッドランサムのロベルト系。このロベルト系は、ファンタジーSの傾向でも3着が3回あるのでマークは必要。

秋天の法則【結果】

2011-10-30 22:21:03 | 府中の法則
【結果】
◎エイシンフラッシュ…6着(3番人気)
◎ローズキングダム…10着(4番人気)

あの激流を前々につけていけば、直線垂れるのは分かりきったことなのに。これだから、テン乗りの外国人は…
ルメールは、テン乗りではなかったが、もともと前々で競馬をやりたがる。ハーツクライでディープインパクトを負かした有馬記念のように。
でも、1、2着は外国人ジョッキー。あ~・・・・

■血統傾向更新■

勝ったのは、秋天御用達血統であるグレイソブリン系を父に、ノーザンテースト系を母父に持つ7番人気のトーセンジョーダン。この馬、脚元の関係上、出たとこ勝負なのは分かっていたが…おそらくJCに駒を進めると思うが、人気になるなら切る一手。
また、2着には秋天御用達血統の一つであるニジンスキー系を内包(父ダンスインザダークの母父がニジンスキー)しているダークシャドウ。
3着にはブクブクのペルーサ。直線だけの競馬で疲れは残っておらず、間違いなく絞れてくる次は怖い。

1番人気のブエナビスタは、22年間で【0-0-1-21】の「府中の魔物・5番枠」の餌食になり4着敗退。

■コース傾向更新■

芝2000mだけでなく、午前中の芝コースを見てキングマンボの流れが来ていると思ったのが大間違いであった。
ただ、8Rの2歳500万下でレコードが出ていたように、秋天でも高速決着になることは読めていた。ならばズブズブの追い込み決着を考えるのは当然のことで、三連単20万馬券は簡単に獲れていたはずなのになあ。いやマジで。

=おしまい=

秋天の法則4

2011-10-30 12:35:59 | 府中の法則
■10月30日東京芝コース傾向■

本日の午前中の芝コースで、キングマンボ系が突如確変に突入!!
芝2000mは、本番前にもう一鞍行われるが、キングマンボ系の流れが来ているのは間違いない。
今、賭けにゆきます。

秋天の法則3

2011-10-30 11:06:11 | 府中の法則
■東京芝コース傾向更新■

秋天が行われる芝2000mでは、シンボリクリスエスの活躍が目立つ。しかし、秋天では同産駒の出走はない。同じロベルト系であるBT系も活躍しているので、出走馬中唯一のロベルト系グラスワンダー産駒であるアーネストリーから入る手もないわけではないが、いかんせん府中の芝2000mの大外枠。さらには同馬は、直線が長い外回りは苦手で、上がり3F勝負となる秋天のキャラではない。人気になっているここはカモと見た。

◎ 4エイシンフラッシュ…キングズベスト×プラティニ
◎11ローズキングダム…キングカメハメハ×SS

どこからでも入れる今年の秋天。迷うところだが、当たって一番嬉しい馬券だけ買って見ておくことにする。
血統傾向には合致しないが、昨年SS系全盛のダービーでワン・ツーを決めた2頭に期待。いまだSS系が優勢なのには変わりはないが、時代は確実に変わっている。というか、昨年のダービーから潮目が変わっていることは確か。

スワンSの法則【結果】

2011-10-29 23:29:51 | 京都の法則
■血統傾向■

フジキセキが2勝2着1回、ダンスインザダークが一昨年3着、昨年1着のマルカフェニックスを含め1勝3着2回。これといった傾向は出ていないが、全体的にミスプロ系やタイキシャトル、バブルガムフェロー、マヤノトップガン、クロフネ、フジキセキなどのダート寄りの系統が好走している。
ここは見で。と思ったが、7年連続で三連単10万馬券以上が出ているならば話は違う。
☆18クレバートウショウ…フジキセキ×トウショウボーイ

【結果】
■血統傾向更新■

父SS系が3連勝となった。昨年3着のジョーカプチーノが2着。3着には父がダートも走るロベルト系レッドランサムのオセアニアボス。

=おしみ=


アルフレードの法則【結果】

2011-10-29 23:29:36 | ダービー馬を探せ!2012
アルフレード出走♪

☆10月29日(土)新潟10Rきんもくせい特別~芝外1600m☆
◎4アルフレード…シンボリクリスエス×SS


相手探し。
■コース傾向■

アルフレードの父シンボリクリスエスは、3着が1回あるのみ。
父SS系が中心も、3R連続して1着に入っているニジンスキー系の血に注目。他ではキングマンボ系とウッドマン系。

△7クールスター…ソングオブウインド×スティールハート
△10ビームライフル…ソングオブウインド×ダンスインザダーク

父ソングオブウインドは、エルコンドルパサー産駒。即ちキングマンボ系。
△8ウインフロレゾン…フジキセキ×トニービン
△9ヒシワイルド…ゴールドアリュール×トニービン

父はSS系。母父のトニービンは、府中を得意としていることはつとに知られているが、府中よりも直線が長い新潟の外回り、また、直線平坦なコースも大好物。

いつかは負けることは百も承知だが、相手を選んで裏開催に回ったからには、必勝態勢。ここを勝てば夢が繋がる。
頼んだよ、隼人君。

【結果】
◎アルフレード2連勝♪

2連勝で夢は広がるものの、馬券はハズレ…

10/29  手塚厩舎
29日の新潟競馬ではまずまずのスタートから道中中団で脚を溜める。勝負どころを絶好の手応えで回り、いざ追い出されるとグングン加速して、キッチリと前の馬を差し切って優勝。

「前半に無理をせずにジックリ行けたことでしっかりトモが入ってくれましたね。また、外回りでしたし特に折り合いに気をつけていましたが、前半に力んだもののその後は落ち着いて自分のリズムで運べ、直線では非常にいい伸びを見せてくれました。今日は文句のない結果を残せましたが、まだ気持ちが先行していて、体がついてきていない感じがしました。トモなどにさらに力強さが出て、心身のバランスが整ってくればもっとやれると思いますし、力がある馬ですから今後の成長した姿が楽しみですね」(吉田隼騎手)

「一度競馬を使ったことで馬体が絞れてメリハリが出てきたし、今日は前走以上のいい状態で出走することが出来ました。輸送も問題なかったですし、パドックでは落ち着いてゆったりと周回していましたね。前走の時計は速くなかったけれど、そのレースで負かした馬が今日の競馬でまずまずの時計で勝っていたし、新潟特有の時計勝負になったとしても対応してくれるだろうと考えていました。後はレースで前半にいかにゆったり入れるかがポイントと考えていましたが、ジョッキーがうまくなだめながら理想通りの競馬をしてくれましたし、結果は言うことないでしょう。これでデビューから連勝と先々がさらに楽しみになりましたが、馬体を見ると特にトモがもう一回り以上大きくなってほしいと感じますし、実際にジョッキーからも緩さが残ると言われていますから、あまり焦って物事を判断せずに大事に使っていきたいですね。まずはレース後の状態をしっかり見てから、どうするかを考えていきます」(手塚師)

前走はスローな流れを豪快な差し切り勝ちと印象の強い走りでしたが、今日も人気に応えて素晴らしい末脚を披露してくれました。これでデビューから連勝と自ずと期待が高まりますが、まだトモなどに緩さが残る馬ですし、レース後の状態をしっかりと確認して、無理のないローテーションを組んでいきたいと考えています。

これは暮れの朝日杯には出ないような気がするなあ。

=3戦目に続く=

秋天の法則2

2011-10-25 00:00:00 | 府中の法則
■コース傾向■

秋天が行われる芝2000mだが、ここまで父SS系が【4-1-1】で、ステイゴールドとディープインパクトが各2勝を上げている。また、母父SSが【0-3-1】なので、父にも母父にもSS系を持たないのは23日の2歳未勝利戦の3頭のみということになる。SS系以外では、父、母父で各1勝のウッドマン系、父で2着、3着各1回、母父で2着1回のBT系、2着、3着各1回のキングカメハメハ。

芝コース全体で目立つのは、やはりSS系ではあるが、「府中のトニービン」の格言通りにトニービンとジャンポケ親子をはじめとするグレイソブリン系の活躍も見落としてはならない。他では芝1800mでの活躍が目立つシンボリクリスエスといったところか。

■人気■

ニッポーテイオーが優勝した87年以降、テイエムオペラオーが優勝した00年まで、実に12年間も1番人気が勝てなかった時代があったが、馬場改修後の03年以降の過去8年で1番人気は【5-1-1-1】と全て掲示板を確保しており、勝率62.5%、連対率75%、複勝率87.5%と抜群の安定感を含む。
また、91年1位入線も18着降着となったメジロマックイーン、98年の大ケヤキの向こう側で起きたサイレンススズカの悲劇と、1番人気の相性の悪さで有名であった武豊であるが、07年メイショウサムソン、08年ウオッカによる連覇で「府中の杜の魔物」の呪縛から解き放たれた。09年はウオッカで3着に敗れているが…
今年はどう考えても1番人気には乗ってこなさそうな武豊。それでなくても、武豊の時代は終わったかのようなココ最近の体たらく。ここらでいっちょ存在感を示して欲しいものである。

■枠番出目■*02年中山開催は除く

馬場改修となっても、相変わらず外枠不利と云われる府中の芝2000mであるが、最多勝は7枠の6勝で、次いで最内枠の1枠と世間が思っている程には外枠が不利という傾向は出ていない。ただ、大外枠の8枠は【2-1-3】と不振傾向にあるのは確か。ちなみに内枠である3枠は過去22年で1勝もしていない。

■馬番出目■*02年中山開催は除く

大外である18番枠が1勝を上げているが、14番より外は不振。14番が境界線と決めつけてよさそうだ。

■毎日王冠組■
最近、秋天には直結しないと云われている毎日王冠組みであるが、直結しなかったのは昨年だけで、実は06年~09年まで4年連続して毎日王冠で3着以内に入った馬が秋天でも3着以内に入っているのだ。また、昨年にしても2着に入ったペルーサは、毎日王冠で5着に入っていた。

06年ダイワメジャー…毎日王冠1着⇛秋天1着
07年アグネスアーク…毎日王冠2着⇛秋天2着
08年ウオッカ…毎日王冠2着⇛秋天1着
09年カンパニー…毎日王冠1着⇛秋天1着/ウオッカ…毎日王冠2着⇛秋天3着

~登録馬中の該当馬~
ダークシャドウ…毎日王冠1着
ミッキードリーム…毎日王冠3着

秋天の法則

2011-10-24 00:00:00 | 府中の法則
■血統傾向~過去23年■

88年~94年までは、日本競馬界で一時代を築いたノーザン系とナスルーラ系が活躍していたが、95年にSS産駒のジェニュインが初めて秋天に出走したのを契機に、ノーザン系とナスルーラ系は徐々に駆逐され始め、今では父SS系一色となっている。95年以降の父SS系は【6-11-4】で、3着以内の占有率は約47%である。馬場改修となった03年以降の過去8年では【4-7-3】と09年以外は毎年必ず1頭は3着以内に入っている。その09年にしても、母父SSが2着に入っており、今やSS系の血は秋天には不可欠な血統となっている。

そんなSS系だらけの中、昔ながらの血統もSS系を味方に付けることにより、活躍していることも見逃してはならない。それは、グレイソブリン系、ニジンスキー系、そしてノーザンテースト系である。

【グレイソブリン系】
「府中のトニービン」でお馴染みのトニービンをはじめとするグレイソブリン系全体は、直線が長い府中や直線が平坦なローカルで好走することはよく知られている。トニービン産駒は95年サクラチトセオー、97年エアグルーヴ、98年オフサイドトラップの3頭を輩出している。03年以降では父、母父方合わせて3着が3回あるだけだが、孫のカンパニーが08年3着、09年に1着になり、その格言の正しさを証明してみせた。

~登録馬中の該当馬~
アーネストリー…グラスワンダー×トニービン
オウケンブルースリ…ジャングルポケット×シルヴァーデピュティ
ジャガーメイル…ジャングルポケット×SS
トーセンジョーダン…ジャングルポケット×ノーザンテースト
ルーラーシップ…キングカメハメハ×トニービン
ミッキードリーム…キングカメハメハ×SS
*母母父がトニービン

【ニジンスキー系】
こちらもトニービン同様に近年では母父方で【1-1-2】であるが、かつては89年スーパークリーク、90年ヤエノムテキ、94年ネーハイシーザーの3頭の父ニジンスキー系の秋天馬が出ている。また、昨年の覇者ブエナビスタの父スペシャルウィークの母父がマルゼンスキー、03年2着のツルマルボーイの父ダンスインザダークの母父がニジンスキーであることにも注目したい。

~登録馬中の該当馬~
ブエナビスタ…スペシャルウィーク×カーリアン
レッドディザイア…マンハッタンカフェ×カーリアン
ナリタクリスタル…スペシャルウィーク×ペンタイア
ダークシャドウ…ダンスインザダーク×プライヴェイトアカウント
ダノンヨーヨー…ダンスインザダーク×フォーティナイナー
カワキタコマンド…サクラプレジデント×ナリタブライアン
*父サクラプレジデントの母父がニジンスキー系マルゼンスキー

【ノーザンテースト系】
過去23年で父で【0-1-3】、母父で【5-2-2】と前出の2系統よりも相性が好いのがノーザンテースト系。馬場改修後の03年以降の過去8年では、字面では06年1着ダイワメジャーの母父、07年3着、09年1着カンパニーの母父、08年2着ダイワスカーレットの母父だけであるが、3代あるいは4代と遡っていくとノーザンテーストの血を内包する馬が結構好走していることが分かる。

<ノーザンテースト系内包馬>*字面以外に内包している馬のみ
98年、99年2着ステイゴールド…母母父ノーザンテースト
99年3着エアジハード…母母父ノーザンテースト
02年2着ナリタトップロード…父母父ノーザンテースト
03年2着ツルマルボーイ…母父母父ノーザンテースト
04年3着アドマイヤグルーヴ…母母父ノーザンテースト
09年2着スクリーンヒーロー…母母父ノーザンテースト
10年3着アーネストリー…母母父ノーザンテースト

~登録馬中の該当馬~
アーネストリー…母母父ノーザンテースト
トーセンジョーダン…母父ノーザンテースト
ルーラーシップ…母母父ノーザンテースト
ジャガーメイル…母母父ノーザンテースト
カリバーン…父デュランダルの母父がノーザンテースト


■リピーター■
連覇の期待がかかる女帝ブエナビスタであるが、勝ち抜け制度が81年に廃止された以降ここまで、春秋連覇した馬は5頭いるが、秋天を連覇した馬は02年、03年のシンボリクリスエス1頭のみである。そのシンクリにしても02年は中山開催でのものであり、府中の秋天を連覇した馬は一頭もいない。テイエムオペラオーもウオッカも、この「府中の杜のジンクス」に敗れた。翳りが見え始めたという声も聞こえるブエナビスタではあるが、果たして…
また、前年2着、3着から巻き返しに成功した馬も一頭もいない。満を持して登場するペルーサと一叩きされたアーネストリーにとっては嫌なジンクスである。