函館攻略法

　洋芝を制するものは北海道を制す―
夏の函館、そして札幌の芝コースは、洋芝オンリーで行なわれる。北海道シリーズの攻略法、それはズバリ洋芝血統の狙い撃ちに他ならない。
■１回函館芝コース血統傾向■

距離を問わずにノーザンダンサー系目に付く。その中でも、リファール系、ダンチヒ系、サドラーズウェルズ系、そしてニジンスキー系といった欧州型ノーザン系が大活躍。これは、洋芝は野芝に比べて背丈が長く、欧州の芝によく似ているためだと思われる。

洋芝血統を知る者は、夏の北海道を完全攻略する―

＝つづく＝

宝塚の法則8～【結果】

■宝塚記念血統傾向更新■

　「ファン投票１位馬の法則」により、馬券対象にはなったものの「鬼門の血」を２本持つのが災いしたか、はたまた過去２０年で一度も勝馬が出ていないか４枠に入ったせいなのか、１番人気のブエナビスタは２着。３着には、もう一つ「鬼門の血」であるグレイソブリン系を母父に持つアーネストリー。やはり、宝塚記念はニジンスキー系とグレイソブリン系にとって鬼門である。
　一方、宝塚記念と好相性の血統が今年でハッキリした。後付のようで気が引けるが、実は、戦前より怪しいと思っていたが、対象馬が多くいて絞りきれなかったので、紹介するのは控えていた。宝塚記念と相性が好い血統、それはリボー系である。過去を遡ってみると、勝馬の多くにリボー系を内包している種牡馬が多く見られることが気になってはいた。まさか、大先生のナカヤマフェスタが勝つとは想定外ではあったが。

【リボー系を内包している宝塚記念勝馬】
９６年マヤノトップガン／０２年ダンツフレーム…父ＢＴの母父がグロースターク
９９年グラスワンダー…母母父がヒズマジェスティ
０４年タップダンスシチー…父プレザントタップ
０５年スイープトウショウ／０７年アドマイヤムーン…祖父フォーティナイナーの母父がトムロルフ

　そして、今年は母父にタイトスポットを持つナカヤマフェスタが１着。また、０２年・０３年連続２着のツルマルボーイの父ダンスインザダークの母母父はキートゥザミント（グロースターク直仔）で、昨年２着、今年は３着に入ったグラスワンダーも、父シルバーホークなので当然リボー系を内包していることになる。そういえば、暮れの有馬記念でも「リボー系内包馬」が活躍している。両グランプリのキモは「リボー系内包馬」でいいのではないだろうか。

　最後に、例のオカルト現象が今年も出現したことをお知らせしておく。

ステイゴールド産駒が２連勝となり、昨年２着のグラスワンダー産駒が今年は３着に入った。そして、２着には昨年の３着と同じＳＳ系×ノーザン系となった。

信じた者は救われた？

＝おしまい＝
　

北の確変♪【結果】

函館で確変予告が出ています♪
■１回函館芝１８００ｍ血統傾向■

マンカフェ（２勝）、シンクリ（１勝２着１回）、リファール系（１－１－１）、グレイソブリン系（２勝３着２回）、ＢＴ系（３着２回）が狙い目。

☆函館８Ｒ～３歳以上５００万下☆
◎　⑩メイショウマリア…マンカフェ×クリスエス
母父クリスエスはシンクリの父である。確変予告のコラボ馬。
⇒１着（３人気）単勝４６０円♪

○　④ニシノマドカ…ジャンポケ×ＢＴ
こちらも、グレイソブリン系×ＢＴ系の確変予告コラボ馬。
⇒１０着（７人気）

▲　①ナリタシリカ…コマンダーインチーフ×ウッドマン
⇒３着（２人気）複勝１４０円
△　③レインボーダリア…ＢＴ×ノーザンテースト
⇒２着（１人気）複勝１３０円

ここは堅い。
⇒馬連７５０円♪馬単１７９０円♪三連単５９４０円♪
ごっつあんです♪

＝おしまい＝

今日の降級馬♪【結果】

大好評！★今日の降級馬♪の結果はこちらから★
＝おしまい＝

宝塚の法則7～道悪の鬼

　本日の阪神は、今の所、芝もダートも不良発表。回復したとしても良は望めそうにもない。となると、これまでの検討は全て白紙に戻さなければならない。道悪の場合は、なんといっても道悪適性が最優先されるのだ。

☆　⑫メイショウベルーガ…フレンチデピュティ×サドラーズウェルズ
自身も不良馬場で１勝をあげているが、フレンチデピュティをはじめヴァイスリージェント系は総じて道悪が巧い。重馬場で行なわれた０８年の宝塚記念の１着はフレンチ産駒のエイシンデピュティである。過去２０年で７勝をあげている６枠というのもいい感じ♪

そして、忘れちゃいけないのが雨のライアン！！
☆　⑭マキハタサイボーグ…メジロブライト×ノーザンアンサー
メジロライアン自身は、不良馬場の弥生賞、重馬場の京都新聞杯を制し、重馬場の菊花賞で３着。そして、ラストランとなった９２年重馬場の日経賞で１着になり有終の美を飾った。
その仔ブライトは重馬場のステイヤーズＳ、メジロドーベルは同じく重馬場のオークス、府中牝馬Ｓを制した。ライアン親子に限らず、ノーザンテースト系全体は道悪競馬は得意とするところ。現に、重馬場となった昨日、宝塚記念より２００ｍ短いだけで、内回りの芝２０００ｍでは、ノーザンテースト系が大活躍。
■３回阪神芝血統傾向■

９Ｒでは、ノーザンテースト系を父か母父に持つ馬が１～３着を独占した。
目下、最低人気の本馬ではあるが、道悪競馬の時は、その適性が全てに最優先されることを忘れてはいけない。
まずは、チャリンと２頭からの総流し。

＝つづく＝

川田の法則【結果】

久々に番長厩舎と最強厩舎が揃い踏み。どちらも鞍上は川田騎手。
■３回阪神ダート１８００ｍ血統傾向■

★阪神８Ｒ～３歳上５００万下★
◎　⑦ロードイノセント…シンクリ×ティンバーカントリー
⇒２着（３人気）複勝２１０円
父シンクリは、今開催になって一度も３着以内に入っていないが、もともとＢＴをはじめロベルト系は阪神のダートは走るので、まあ、その辺に期待ということで。

■阪神芝２０００ｍ血統傾向■

★阪神９Ｒ～京橋特別（３歳上１０００万下）★
◎　②トゥリオンファーレ…スペシャルウィーク×ジャッジアンジェルーチ
⇒６着（２人気）
ＳＳ系だらけだが、父スペは１勝２着１回のみ。先週のマーメイドＳの２着はキリンと同じＳＳ系×ボールドルーラー系である。
二度目の１０００万のここはタダ貰い♪
まさか、着を拾って賞金稼ぎなどセコイ真似はするまい。
頼みますよ川田君？
⇒川田君の２連勝ならず…残念！！

＝おしまい＝

今日の降級馬♪【結果】

新シリーズ！
★今日の降級馬♪（土曜日）の【結果】はこちらから★
＝おしまい＝

宝塚の法則6～最強伝説

　何度も何度もしつこいが、今の古馬戦線では昨年の有馬記念組がなんてったって強い。
■０９年有馬記念出走馬のその後の成績■

　先々週のエプソムカップで辛うじてハナ差凌いだセイウンワンダー。ハナ差でも勝ちは勝ち。これで、有馬のあと順調に使われてきた馬全てが有馬後２走以内に馬券対象になり、有馬最強伝説を証明した恰好になった。となると、有馬記念の上位組でスンナリ決まってもおかしくはない。が、見落としてはいけない馬が一頭いる。

☆　①イコピコ…マンハッタンカフェ×ジェイドロバリー
■０９年有馬記念：８着■

■阪神大賞典：９着■

■宝塚記念：？着■

　順調に使われてきた馬全てが有馬後２戦以内に馬券対象になっているのなら、今日羽陽を挟んで２戦目となる本馬が来ても何らおかしくはない。鉄砲実績は有り、ここは狙いすました一戦である。

＝つづく＝

宝塚の法則5～オカルト

　宝塚記念にまつわる世にも奇妙なオカルト現象・・・
９０年以降、前年３着以内に入った血統のいずれかが翌年に必ずリンクしている・・・・・・

となると、昨年の１～３着馬からのリンク候補はこちら↓
【１着：ドリームジャーニー…ステイゴールド×メジロマックイーン】
☆　⑱ドリームジャーニー…ステイゴールド×メジロマックイーン
■大阪杯：３着■

■宝塚記念：？着■


☆　⑰ナカヤマフェスタ…父ステイゴールド

【２着：サクラメガワンダー…グラスワンダー×ＳＳ】
☆　⑥セイウンワンダー…グラスワンダー×ＳＳ
■エプソムカップ：１着■

■宝塚記念：？着■


☆　②アーネストリー…父グラスワンダー

【３着：ディープスカイ…アグネスタキオン×チーフズクラウン（ダンチヒ系）】
☆　⑨ロジユニヴァース…ネオユニヴァース×ケープクロス（ダンチヒ系）
■０９年優駿：１着■

■宝塚記念：？着■


信じるか信じないかはあなた次第！！

＝つづく＝

宝塚の法則4～コース傾向

２２００ｍという中途半端な距離で行なわれる宝塚記念。そんな半端な距離を得意とする種牡馬はいるのだろうか？

■１０年阪神芝２２００ｍ血統傾向■

・父ＳＳ系：３－４－１
・キンカメ：２－１－０
・母父ＢＴ：１－０－２
・父ノーザン：１－１－５

■０９年阪神芝２２００ｍ血統傾向■

昨年はグレイソブリン系とシルヴァーホーク系が活躍していたが、今年はどちらも一度も３着以内に入っていない。

＝つづく＝