☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

レパードSの法則

2012-07-31 00:00:00 | 砂王の法則
1.血統傾向

今年で4回目を迎えるレパードSだが、過去3年でも血統傾向はバッチリ出ている。
3年連続で連対しているのがフレンチデピュティ、クロフネなどのヴァイスリージェント系【2-3-0】で、昨年、一昨年とSS系との配合の馬が2年連続でワン・ツーを決めた。
しかし残念ながら今年の登録馬の中にヴァイスリージェント系を持つ馬は見当たらない。

2.前走

折角の血統傾向だが、該当馬がいないのなら、他の傾向に頼らざるを得ない。
過去3年で3着以内に入った馬の前走で注目したいのは、JDD組【2-1-0】と3歳以上1000万組【1-2-2】で、前走1000万組では3着以内というのが目安となる。

3.人気

1番人気は【2-0-1】と毎年馬券になっており、2番人気も【1-1-0】と信頼できそうだ。ただ、連下には6番、7番、12番人気が飛び込んでいるように、人気薄にも警戒が必要。

4.コース傾向

今開催は先週までに合計12鞍行なわれているが、なんといっても注目しなければいけないのは【4-4-3】のキングマンボ系で、その内訳はキングカメハメハ【3-3-2】、アルカセット【1-1-0】の2頭によるものである。

他でマークしておきたいのは、父、母父合計でリファール系【3-2-0】、ニジンスキー系【3-1-0】、ヴァイスリージェント系【2-1-1】のノーザンダンサー系の三系統と、【2-2-1】のBT系。
父SS系は合計で【2-3-5】と勝ち切れておらず、あえてマークするなら【1-0-1】のSS系の中ではダート寄り血統のゴールドアリュールくらい。

土曜日のコース傾向を見てから決めたいが、現段階では次の馬をピックアップしておく。
★キングブレイク…キングカメハメハ×SS
★ホッコータルマエ…キングカメハメハ×チェロキーラン

両馬の父はコース傾向でイチオシのキンカメで、前者の前走は古馬混合の1000万下で2着、後者はJDD5着。

クイーンSの法則【結果】

2012-07-30 00:00:00 | 牝馬の法則
【結果】
◎ミッドサマーフェア…3着(4番人気)複勝260円
オリンピック馬が本当に来てしまった。時間がなかったので書き切れなかったが、実はこれは血統傾向的にも裏付けがあった。お蔭でチャリンと三連単7万馬券を獲らせて貰いました。ありがとさん♪

■血統傾向更新■

中心視していたSS系保有馬は14頭中9頭出走していたにもかかわらず10番人気のラブフールが辛うじて2着に入っただけ。その父はゼンノロブロイで、2年連続2着となった。また、1着は1番人気のアイムユアーズで、これで2年連続で1番人気→10番人気の決着。
で、母父キングマンボ系が1~3着を独占したわけだが、実はこれはコース傾向にピッタリと当てはまる。

■コース傾向更新■

レース傾向では三連単は獲れないが、このコース傾向を見れば簡単に獲れる馬券。
本番前までに行われた計8レースで、父SS系は【4-3-4】とレース傾向同様に無視するわけにはいかない。気になっていたのは土曜日まではSS系がなかなか勝ち切れていないことと、キングカメハメハをはじめとするキングマンボ系が活躍していたことの2点。とりわけ父で【1-2-0】で、母父2着1回のキングマンボ系は特注もの。ただ出走馬中に父キングマンボ系はいなかったので、母父に同系統を持つアイムユアーズ(母父エルコンドルパサー)、ミッドサマーフェア(母父キングマンボ)、ラブフール(母父エルコンドルパサー)の3頭に注目し、とりあえずチャリンと3頭の三連単BOXを買った次第。

そして、この三頭にはキングマンボ系以外でも買える要素はあったことも付け加えておく。
まず、1着のアイムユアーズだが、父は先の函館記念を制したトランスワープと同じ。函館と札幌と開催場所は違うものの同じ洋芝コースということで、ファルブラヴは洋芝が得意なのではないか?と推測できるので、父にも母父にもSS系を持たないもののアイムユアーズは押さえるべき一頭となる。
その函館記念で2着に入ったのはマヤノトップガン産駒のイケトップガンなのだが、同産駒は函館記念で2年連続で連対しており、BT系産駒は洋芝コースを得意とすることが分かる。となるとタニノギムレット産駒のミッドサマーフェア、オールザットジャズ、レインボーダリアに注目するのは自然の流れで、三頭の中でもは母父キングマンボが決め手になりミッドサマーフェアを重視。
そして、2着の10番人気のラブフールだが、これは父が昨年2、3着に入ったゼンノロブロイであること、またそのロブロイは本番前の9Rで1着に入ったことを考えれば、不利と言われる大外枠でも押さえておくべき一頭である。
これぞ血統傾向の威力である。

=おしまい=

クイーンSの法則

2012-07-29 14:25:36 | 牝馬の法則
■血統傾向■

秋の中山から夏の札幌へ、と同時に3歳限定から4歳上となり秋華賞トライアルレースから除外された00年以降の過去12年。父SS系は【6-6-6】と、3着以内に入った36頭のうち丁度半分の18頭を占めており、近4年では母父SS系が【3-2-0】と活躍している。03年を除けば父か母父にSS系を持つ馬が、毎年必ず一頭は馬券になっており、SS系を無視するわけにはいかない。とはいっても、出走馬14頭中該当馬は9頭もいるので、いつものように絞るのに一苦労しそうだ。

二代目SS系で馬券になったのは、フジキセキ【2-0-1】、ゼンノロブロイ【0-1-1】、ダンスインザダーク【0-1-1】、そして1勝をあげているロイヤルタッチの4頭。

目下ジャングルポケット産駒が二連勝中。もともとジャンポケは自身が札幌2歳Sを制しているように、札幌の賞芝を得意としている。また、その父トニービンは01年3着のムーンライトタンゴの母父、02年3着のサクラヴィクトリアの父であり、親子揃って札幌は走る。

父SS系以外では、【3-2-3】と昔から当レースと相性の好いニジンスキー系、母父で2着3回のサドラーズウェルズ系、【0-2-1】のフレンチデピュティの三系統のノーザンダンサー系をマークしておきたい。

■サイン■
爆笑問題の田中が東スポのコラムに書いたあったが、オリンピック繋がりで◎レジェンドブルーだそうだ。なんでもその父ステイゴールドは金メダルに通じ、馬名にサッカー日本代表のユニフォームのサムライ&なでしこ「ブルー」が入っているからだそうだ。まあ、これはこじつけでキチンとした理由も書いてあるんだけど。
と、レジェンドブルーが入っている6枠を見て驚いた。レジェンドブルーの隣には、なんとオリンピックそのまんまを表す馬が入っているのだ。

◎10ミッドナイトサマー…タニノギムレット×キングマンボ
馬名の意味は「真夏の祭典」。まんまオリンピックである。これは買っておかないと。



中京記念の法則【結果】

2012-07-23 00:00:00 | 中京の法則
【結果】
★レッドデイヴィス…11着(2番人気)
★フラガラッハ…1着(5番人気)単勝700円 複勝290円
内が荒れ、逃げ先行馬は全滅の外差し馬場なのに、レッドデイヴィスの浜中は前に行き過ぎ。一方、追い込み脚質のフラガッラハは内枠がどうか?と思っていたが、まさかのシンガリ追走で大外をブン回して直線ブッコ抜きを決めて、高倉が見事、重賞初制覇。

■コース傾向更新■

初物尽くしの新・中京記念であったが、上位人気は信頼できない傾向は受け継がれているようだ。5番人気-6番人気-10番人気で3連単23万馬券。
だが、これはコース傾向を頼りにすれば何とかなった馬券。
1着は読み通りにトニービンを母父に持つフラガラッハ。2着は開催前半で傾向に出ていたキングカメハメハ産駒のショウリュウムーン。しかも「夏の牝馬」である。3着は、土曜日の最終で9番人気に突っ込んだスペシャルウィーク産駒に注目すれば、トライアンフマーチは押さえられる。脚部不安の休養明けなら、なおさら出たとこ勝負と読むのは定石だ。

=おしまい=

ISDの法則【結果】

2012-07-23 00:00:00 | 新潟の法則
【結果】
★アポロノカンザシ…賞金不足のため不出走
除外対象候補ナンバー1の登録馬中もっとも収得賞金が低いとは知らなかった。同日の新潟10R火打山特別(1000万下・芝1400m)に回ったようだが、11番人気で10着。この成績を受けて次走人気を落とすのは必至なので、是非とも直線芝1000mに出てきたら狙ってみる。

■血統傾向更新■

近年は決して外枠有利とは言えなくなったという記事をよく目にするが、2枠が3着だったものの、8枠のゾロ目決着。やっぱり新潟直線芝1000mは外枠有利。

1着はスェプトオーヴァーボード産駒のパドトロワで、これで父か母父にミスプロ系を持つ馬が5年連続で1着。カルストンライトオ以来7年振りの優勝。アンカツも久々の重賞制覇。

2着はこれまでハナを譲ったことのない行ってなんぼのエーシンダックマン。相変わらずの超抜のスタートを決め、馬場の良い外目のコースをラチを頼って逃げまくり、2着を確保。これで6年連続母父ノーザンダンサー系が2着になった。

3着はダックマンと同馬主の昨年の覇者エーシンヴァーゴウで、今年も牝馬が馬券になった。

■コース傾向更新■

過去11年で9勝している牝馬、スピード決着に対応できる3歳、有利な外目の枠、そして別定戦で51kgとまさに裸同然の斤量で1番人気に推されたビウイッチアスだったが、10着惨敗。土曜日にダイワメジャー産駒が2着になったので、3着以内は堅いかと思ったが、やはり父SS系はアイビスサマーダッシュとは相性が悪いのだ。
コース傾向でも父SS系は【0-1-1】と勝ち切れない。
ミスプロ系を父か母父に持つ馬が3勝と、ダート血統に注目すべし。

=おしまい=

ISDの法則

2012-07-18 00:00:00 | 新潟の法則
■血統傾向■

今年で12回目を迎える夏の新潟の風物詩・アイビスサマーダッシュ。これまでの過去11年で父SS系は何頭出走したのかは知らないが、馬券になったのは09年3着のフジキセキ産駒のアポロドルチェがポツンと一頭のみ。母父SS系も1頭も馬券になっていない。
SS系の特徴といえば、個別にはキャラはそれぞれあるものの、全般的に瞬発力に優れていることがあげられるが、SS系が不振ということは、ISDにおいては瞬発力よりもスピードの持続力が求められるということだ。

SS系で唯一馬券になったフジキセキは、昔はともかく加齢とともにダートや短距離志向の産駒が多くなってきており、従来の瞬発力型のSS系のイメージからは遠ざかっている。フジキセキに限らず、SS系以外では05年1着テイエムチュラサンの父タイキシャトル、07年1着サンアディユの父フレンチデピュティ、昨年の2着エーブダッチマン、3着アポロフェニックスの父であるアフリート、一昨年の1着馬ケイティラブの父スキャンなどといったダートの短距離を得意とする種牡馬の活躍が目立つ。
特にバリバリのアメリカンダート血統のミスプロ系を父か母父に持つ馬は4年連続で連対しており、ミスプロと似たようなキャラのストームバード系も母父で【0-3-1】と活躍している。

マイナーな快速血統であるマンノウォー系が【2-1-2】だが、これはカルストンライトオとアポロドルチェの2頭によるもので、一昨年3着の母父も同系ウォーニングである。
近年の快速血統と言えば言わずと知れたサクラバクシンオー。こちらも【2-1-2】とマンノウォー系と互角の成績を残している。

全体的にノーザンダンサー系の活躍が目立つが、前出のストームバード系以外では、ダンチヒ系【1-3-0】、ニジンスキー系【2-2-3】、ノーザンテースト系【1-1-2】をマーク。

■コース傾向■

ここまで二鞍しか行われていないが、ナスルーラ系ボールドルーラーのラインのボストンハーバーを持つ馬が2勝をあげている。最近ではなかなかお目にかかることはないが、このボストンハーバーをはじめとするボールドルーラー系は、APインディも属するアメリカンダート血統である。
また、同じくアメリカンダート血統のミスプロ系が2レース連続で連対しており、やはり新潟の直線1000mではダート血統がキモとなりそうだ。
他では2着、3着各1回のリファール系。

■性齢■*データは過去11年。%は勝率、連対率、複勝率の順。

<性別>
牡馬:2-7-7-88/104  1.9%、 8.7%、15.4%
牝馬:9-4-4-47/ 64 14.1%、20・3%、26.6%
みなさんご存じの通り、ISDでは牝馬が大活躍している。過去11年で牝馬が9勝をあげており、牡馬で勝ったのは02年、04年の覇者カルストンライトオ一頭しかいない。
牝馬の成績は、勝率で約7倍、連対率で2.3倍、複勝率で1.7倍と、牡馬のそれを優に上回る。
「夏の牝馬」の格言はつとに有名だが、元来、牝馬はダッシュ力に優れているといわれており、そこに牡馬より2kg減という斤量の恩恵もあり、牝馬優勢の傾向となっている。

<年齢>
3歳:2-1-4- 8/15 13.3%、20.0%、46.7%
4歳:3-4-1-18/26 11.5%、26.9%、30.8%
5歳:3-2-4-35/44  6.8%、11.4%、20.5%
6歳:3-4-2-32/46  6.5%、15.2%、19.6%
7上:0-0-0-37/37  0・0%、 0.0%、 0.0%
7歳以上の馬は一度も馬券対象になったことがない。勝利数では3歳~6歳までいい勝負であるが、その勝率は加齢とともに下がっており、スピード勝負に対応できる若い世代が有利ということ。

■枠番■

これまた、みなさんご存じのように新潟直線1000mでは、外枠が有利。
過去11年で、1枠~4枠【3-2-5】に対し、5枠~8枠【8-9-6】と圧倒的に外枠有利ではあるが、ここ2年では内枠の2枠が馬券になっている点には要注意。

■馬番■

 1番~ 9番:6-3-7-82/98 6.1%、 9.2%、16.3%
10番~18番:5-8-4-53/70 7.1%、18.6%、24.3%
馬番別で見てみると、連対率、複勝率では10番以降が優勢だが、勝率では内、外はほぼ互角。
なおデスナンバーは、8番、11番、15番。

■人気■

1番人気:2-2-1
2番人気:3-1-1
3番人気:1-3-0
上位人気を個別に見ると、どれも特筆すべき信頼度はないが、03年以外では毎年必ず1頭は馬券対象になっている。穴から入っても1~3番人気は押させておいた方がよさそう。また、二桁人気は【1-1-3】と結構、馬券圏内に飛び込んでいる。

■前走■

開催時期が8月から7月に変更となった06年以降、6年連続で前走バーデンバーデンC組が、勝ち馬こそ出ていないものの、毎年1頭は馬券になっている。

★アポロノカンザシ…ゴーストザッパー×ジャイアンツコーザウェイ
父ゴーストザッパーは、07年1着のサンアディユの父フレンチデピュティと同じヴァイスリージェント系。母父ジャイアンツコーザウェイは、血統傾向に出ているストームバード系。
4歳牝馬で斤量54kgに加え、全芝【2-2-1-6】のうち新潟芝直線1000mは【2-1-1-0】と馬券率100%。ただ、賞金的に出られるのかどうかは微妙なところ。

中京記念の法則

2012-07-17 00:00:00 | 中京の法則
開催時期が3月から7月に、距離も2000mから1600mに変更され、唯一変わっていないのはハンデ戦のG3ということだけで、全く別物のレースに生まれ変わった新・中京記念。よって、これまでの血統傾向のストックや過去データは一切役に立たず、拠り所となるのは今開催のコース傾向のみ。

■コース傾向■

先週までに行われた合計8鞍中、父SS系は【5-4-6】で、母父SS系は【2-3-2】と、父か母父いずれにもSSの血を持たないのは先週の日曜日の新馬戦で1着になったエイシンラトゥナ1頭のみである。今開催の中京芝1600mにおいて、SS系の血はマストアイテムということ。

SS系の内訳は、ディープインパクト【2-1-1】、ステイゴールド【1-0-1】、そして地味なSS系だがアドマイヤマックスが【1-0-2】の3頭が複数回3着以内に入っている。また、アグネスタキオンは父で2着1回、母父でも2着1回があり、ダンスインザダークは母父で1着1回、父で2着1回がある。


SS系以外では、目下ディープインパクトとリーディングサイアーを争っているキングカメハメハが【1-1-2】と奮闘し、その父キングマンボも母父で1着1回があり、キングカメハメハの相手方は全てSS系である。

他では、府中を得意とするグレイソブリン系【1-2-2】だが、左回り、長いホームストレッチと府中とよく似た当該コースで活躍しているのも頷ける。

全体では父、母父合計で【3-4-0】のノーザンダンサー系であるが、その内訳はダンチヒ系【2-0-0】、ストームバード系【1-2-0】、ホワイトマズル【0-2-0】の3頭によるものである。

★フラガラッハ…デュランダル×トニービン
★レッドデイヴィス…アグネスタキオン×トニービン

いずれにせよSS系が中心なのは動かせないが、登録馬中の該当馬はわんさかといて絞るのに一苦労。現時点では母父にグレイソブリン系トニービンを持つ2頭をピックアップ。
前者の父デュランダルは、【1-2-2】のアドマイヤマックスと同じ血統構成で、後者は新馬戦、未勝利戦連続2着の馬の血統構成(チチカステナンゴ×アグネスタキオン)の逆パターン。

コテツ逝く

2012-07-16 22:00:00 | ネコたちの法則
先月のとある週末の昼下がり、
我が家の長老コテツが天に召された。
享年19歳と6カ月。もう少しで20歳だったのになあ。
二度の命の危機を乗り越えての長生き。
最後は眠るように息を引き取ったのが救いか。まさに大往生であった。


















コテツよ安らかに。
合掌。

函館記念の法則【結果】

2012-07-16 00:00:00 | 函館の法則
【結果】
★マヤノライジン…5着(10番人気)
お金にはならなかったものの、5着は大健闘。

■血統傾向更新■

勝ったのはファルブラヴ産駒のトランスワープ。全くのノーマーク。
2着は、★と同じトップガン産駒のイケトップガン。ご当地馬主で昨年の覇者キングトップガンとの2頭出しは臭いと思っていたのだが。これでトップガン産駒は2年連続連対となり、BT系を持つ馬は4年連続で馬券対象になった。3着はSS系ダンスインザダーク産駒のミッキーパンプキン。やはり父SS系は軽視でよさそうだ。

7歳、8歳、6歳と2年連続で6歳以上の馬が1~3着を独占し、函館記念は高齢馬の活躍の場所として定着しつつある。ちなみに3歳、4歳馬は今年は一頭も出走していなかった。

過去10年のデータでは不利な傾向が出ていた軽量馬(54kg以下)であるが、今年は54kgが1着、52kgが3着。また、ここ2年ではご無沙汰だった前走巴賞組が2着、3着。

■コース傾向更新■

トップガン産駒が2レース連続で2着。
イケトップガンは拾えたとしても、やっぱり1着のトランスワープはコース傾向でも合致しないので、拾えなかったなあ。まあ、強いて言えばBT系と同じロベルト系のリアルシャダイを母父であることに注目することもできないことではなかったか。

=おしまい=

函館記念の法則

2012-07-15 12:00:00 | 函館の法則
■血統傾向■

過去10年で、父SS系は何頭出走したのかは分からないが【1-4-5】と勝ち切れない。
ニジンスキー系、ネヴァーベンド系、BT系、ダンチヒ系、グレイソブリン系の活躍が目立つが、これらは05年~07年までV3を達成したエリモハリアー(ニジンスキー系×ネヴァーベンド系)、06年3着、09年・11年2着のマヤノライジン(BT系×ダンチヒ系)の2頭のしつこいリピーターに拠るところが大きい。

■コース傾向■

前開催から本日の4Rまでの計11レースで、父SS系は【4-3-6】とここでも勝ち切れない傾向にある。かといって、他に狙い目があるのかというと、ピンポイントで狙える傾向は出ていない。

■年齢■

4歳:2-2-2
5歳:4-6-6
6歳:1-0-1
7歳:2-0-0
8歳:1-1-1
10歳:0-1-0
5歳馬が中心も、近年では7歳以上の馬の活躍も目立つ。

■人気■

1番人気【2-3-0】、2番人気【2-2-2】、3番人気【0-1-1】と、可もなく不可もなくといったところ。最多勝利は【4-0-1】の4番人気で、二桁人気の馬も2着が3回ある。

■斤量■

53kg以下【0-2-2】、54kg【1-2-0】と、ハンデ戦なのに軽量馬が不振で、55kg【3-1-4】、56kg【4-1-1】、57kg以上【2-4-3】と重めの斤量の馬が活躍している。
なをトップハンデは【1-0-0-9】と、馬券になったのは03年1着のエアアミネム1頭のみである。

■前走■

ご存じの通り、着順不問で【5-6-2】の巴賞組の活躍が目立つ。が、ここ2年では馬券対象になっておらず、【2-1-2】の重賞組が活躍している。

超難解な今年の函館記念。血統傾向的に言えるのは、父SS系を軽視ということと、過去10年のデータからはトップハンデ馬は切る一手ということくらい。

★5マヤノライジン…マヤノトップガン×ダンチヒ
しつこいリピーターの1頭。トップガン産駒は他にもイケトップガン、キングトップガンがいるが、コース傾向にも合致している母父ダンチヒ系に注目。同系統は今開催【0-1-2】で、父トップガンは本日の4Rで2着に入った。11歳の年齢は気にはなるが、函館は【2-2-1-7】と洋芝は走る。
と、これは無理筋だなあと思いながら書いている。