マイナンバー(個人番号)が私にも届いた。この12桁の数字は、どうやら生涯不変で、国民総背番号みたいなものらしい。そして説明書を見る限り、運転免許証以上の最強力な公的証明カードであり、住民票などの交付発行カードともなり、税金関係や将来的には保険証代わりにもなるという恐るべきウルトラカードである。国会を通ったものであり、もはやこれは従うしかない。
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私が一点、このマイナンバーを評価するのは、税金逃れなどの社会的な不正が、一網打尽に是正される期待があることだ。教職をしていて、家庭訪問をすると、ベンツが何台も突っ込んであって、部屋には百万円札束がゴロゴロ転がっているような家でも、なんと給食費などが無料になる就学援助金を受けていたケースがあったからだ。
マイナンバーに話を戻す。実際に有効に用いるためには、送られてきた番号の紙の札ではなく、顔写真付きのカードにした方がおすすめだった。それで私は早速iPhoneで写真を撮って、そのままiPhoneで即カードの交付申請をした。これが超速攻で便利。で、来年1月から発行されるカードにはICチップも付く。さぞかしいろんな個人情報を格納することだろう。また気になるセキュリティだが、見た限りではかなりのレベルであり、大丈夫そうだった。このセキュリティ上の問題は、このカードを所有する人の使い方にあって、間違っても人に預けたりしないこと。またもし証明の必要があって机上に置くことはあっても、公的な機関以外には個人番号の記載のある裏面を見させないことだろうと思った。
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ところで私は牧師なので、ICチップのこのカードを見ると、そして犬や猫にICチップが埋め込まれるこの時代、つい聖書の黙示録の一場面を連想してしまう。
「小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた(13章16節)」
この「刻印」がICチップではないと、誰が言い切れるだろうか。これを体に埋め込んでないと(つまり本人証明ができなければ)「売ることも、買うこともできない」時代になるのかも知れない。
また中東のシリアでは、ロシア機の爆破、先のパリでの連続テロを受け、世界中の国々が集ってシリアのISに攻撃をしかける新たな展開が始まった。これも下に掲げるエゼキエル書の38章15節を想起する。
「あなたは、北の果てのあなたの国から、多くの国々の民を率いて来る(エゼキエル36章15節)」
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実際にこの預言が成就するのはもう少しだけ先のことだろう。しかし私たちが生きている近い将来「あり得る」展開となってきた。ただ相手がシリアのISから今、世界中から嫌われかけている隣国のイスラエルに代わるだけなのだから。聖書が警告している世の終わり、全世界的な艱難時代とリバイバルがほとんど目の前に近づいてきたことだけは、確かなようだ。 ケパ