心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

画面で、動くプラチャンダを見る

2006-09-10 11:25:18 | ネパールの政治治安状況
昨夜8時からカンチプールTVで、
評判の弁護士キャスターからインタビューを受ける、
マオイスト・リーダー、プラチャンダです。

動くプラチャンダは初めて、見ました・・・
上機嫌で、身振り手振り、アタマ振り?をそえて・・・
ネパール人特有の話し方です・・・

1996年の武装闘争の開始時、
2つの銃を買い、しかもそのひとつはすぐに故障して・・・と、
回想していました。

ぼくは、キューバでのカストロやゲバラたちの、
今は革命記念館となっている軍駐屯地襲撃訪問を想い出して、
計算は少しだけで、若さと使命感に任せた蜂起なんだと感じました。
そして、あの1969年秋、
東京の他政治団体の集会の後ろで撒かれた、「赤軍派」の登場を告げるビラには、
武装蜂起の呼びかけ、また、手製爆弾の作り方の宣伝などが、日本でもあり・・・
そして、悲惨な敗北・・・!

・・・ただ、テレビ番組へのぼくのネパール語聞き取り能力は、
全貌を知るには程遠く、
いくつかの単語が耳に入る程度です・・・
・・・ナントカ、シナケレバ・・・

この高潮した表情は、血圧が高いんじゃないかな・・・?
それにしても、高校の先生っぽい風貌・・・!

先日のBBCラジオの
プラチャンダへの聴取者参加番組は聴き損ねたので、
昨日はラッキーでした。
ネパールのマスコミは、
つい4月まではテロリスト指定で地下にもぐっていた、
人民軍のリーダーを含む、マオイストの著名人を、
次々と、ネパール社会に公然と、
登場する機会を提供しています。

さて、この週にも、政府とマオとの、双方の「軍」を巡る会談が予定されています。
双方とも非妥協的に臨むしかないでしょう・・・


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