心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

バンダで移動制限になる合間を縫って

2012-05-20 10:17:28 | ネパールでの生活
帰国まで、あと1カ月を切った。
きょうは初めて、ここ1カ月にまず使わないであろうもののパッキングに着手。

捨てるもの、ヒトにもらってもらうもの、持ち帰るもの・・・

ネパールは、5月27日が期限となっている新憲法制定の目前1週となって、主要政党が合意した後は民族(カースト、ジャートともいう)諸派が自分たちの主張を街頭行動で表している。

この国に多いマルクス主義政党も民族による州区分を新設すべきという主張であるのに驚く。
時代錯誤じゃないでしょうか・・・
差異に着目するよりは、共通点を大事にしたほうがいいんじゃないでしょうか・・・人口はたった2700万人の国だよ。

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バンダの合間を縫って移動し、
ネパールの農家にお嫁に来て35年のちかこさん宅へ伺って、16日から19日まで、言葉に甘えて3泊もさせていただいた。
家屋や人間付き合いなどは、万事がネパール流。
言葉や食事、農業は、日本式が混ざっている。
こういう生活を続けている人もいるんだな。

エコで、「直耕」で、環境的に持続可能で、人間疎外的ではない・・・
しかし、不便さはあるよ・・・なんといっても電気や交通。

ぼくでも野菜のおいしさがわかったよ!

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ようやく日程を合わせることができて、震災ケアで1か月間寝食が一緒だった日本人女医Tさん宅でお呼ばれ食事。

BBKで生まれて2カ月になる次男君はニコニコ、スヤスヤ、大人しい。
ダンナさんとはカレー屋で前に偶然会ったこともあって、今回は少しは会話に参加。
長男の幼稚園や住まいへの適応もよく、
親もネパールが好き、長めにいたいと思うという言葉を聞いて、ぼくは一安心。

ただ、ようやく途上国駐在を得たけど、職場はネパールの保健状況をどうこうするというミッションではない国際機関であり、いわゆる国際支援機関ではないので、次にはそういうところを狙いたいという話だった。
よくわかる・・・ここの状況で最も支援が必要な人(被益者)を絞り、有効な支援をしたいということ。

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きょうからまた3日間のバンダで、引きこもり。
冷凍肉やビールなどは、昨日買いだめしてきた。

雨期前で、天気がいいのに・・・


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