写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

竹細工・蓋つき籠

2023年08月18日 | 木工・竹細工

竹細工の教室に通い始めて1年半になる。

でも車旅に出掛けてる間とその前後を休んでおり、実質的に学んでいたのは1年足らずである。

まだまだビギナーであるが、師匠から勧められたのは蓋つきの籠だった。

かなり苦労しながら何とか作り上げる事が出来た。

先ずはヒゴ作り、手数は掛かったが難しくなかった。

籠作りはここからスタート。

網代編みの一つである千代田編みで籠の底から組んでいく。

底に当たる部分が組み上がりました。

周りに出ているヒゴを折り曲げて籠の側面を組み上げていく。

籠の縁と底の高台に使う枠を、ヒートガンで炙り6角形に曲げて行く。

縁取りに使う細いヒゴも同じく6角形に曲げる。

折り曲げた枠を籐紐で固定するが、その穴をボール盤で開ける。

幅を1.4mmに加工した籐紐で枠を取り付ける。

底にも同じように籐紐で高台を取り付ける。

これで籠本体は完成であるが、次は蜘蛛の巣編みで蓋を作る。

これは蓋の内側に当たる部分だが、形状が蜘蛛の巣にそっくりなので、この様に呼ばれている。

折り曲げて側面を組み上げ枠を籐紐で固定し、飾りも編み込んで行く。

6角形の角には保護と補強を施し、蓋には取っ手を取り付けて出来上がりです。

完成した蓋つきの籠です。

初心者には難しいと言われながらも、師匠や仲間たちに教わり何とか出来上がりました。

時間は掛かりましたが、出来上がるとそれまでの苦労は忘れます。(笑)

次は妻からリクエストされた物?・・・を作る予定です。

これもかなり難しく時間が掛かりそうです。

さて、何が出来るかな!?

 

 

 

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真