竹細工の教室に通い始めて1年半になる。
でも車旅に出掛けてる間とその前後を休んでおり、実質的に学んでいたのは1年足らずである。
まだまだビギナーであるが、師匠から勧められたのは蓋つきの籠だった。
かなり苦労しながら何とか作り上げる事が出来た。
先ずはヒゴ作り、手数は掛かったが難しくなかった。
籠作りはここからスタート。
網代編みの一つである千代田編みで籠の底から組んでいく。
底に当たる部分が組み上がりました。
周りに出ているヒゴを折り曲げて籠の側面を組み上げていく。
籠の縁と底の高台に使う枠を、ヒートガンで炙り6角形に曲げて行く。
縁取りに使う細いヒゴも同じく6角形に曲げる。
折り曲げた枠を籐紐で固定するが、その穴をボール盤で開ける。
幅を1.4mmに加工した籐紐で枠を取り付ける。
底にも同じように籐紐で高台を取り付ける。
これで籠本体は完成であるが、次は蜘蛛の巣編みで蓋を作る。
これは蓋の内側に当たる部分だが、形状が蜘蛛の巣にそっくりなので、この様に呼ばれている。
折り曲げて側面を組み上げ枠を籐紐で固定し、飾りも編み込んで行く。
6角形の角には保護と補強を施し、蓋には取っ手を取り付けて出来上がりです。
完成した蓋つきの籠です。
初心者には難しいと言われながらも、師匠や仲間たちに教わり何とか出来上がりました。
時間は掛かりましたが、出来上がるとそれまでの苦労は忘れます。(笑)
次は妻からリクエストされた物?・・・を作る予定です。
これもかなり難しく時間が掛かりそうです。
さて、何が出来るかな!?