写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

膝痛を克服して尾瀬へ

2017年07月30日 | 趣味の世界
今回、夏のプチ気まま旅は涼しさを求めてスタートしましたが、もう一つの目的は家内の膝痛の回復具合を確認する事でした。
この冬から右足の具合が悪くなり、階段の上り下りがままならなくなった。
そこで、体を横向きにして手すりに掴まり、左足を階段に乗せた後、痛い右足を同じ段に乗せていく。
これを繰り返す事でようやく登る事が出来た。
夜、寝ていても何とも言えない痛さが有り、熟睡できないようにまで悪化。
当然、整形外科医に行き診察を受け治療も受けていたが、一向に良くならない。
痛いから歩くのを極力減らす。
このままだと、要介護は間違いなく現実のものになってしまう。
通院治療だけでは治らないと思った家内は、独自のリハビリ努力が始まった。
それはジムでの膝筋力強化でした。
負荷を軽くした自転車漕ぎを中心にスタート。
自宅では床に上向きに寝て、片足を床から15cmほど上げて止め、辛くなると下ろす。
片足10回ほど行う。続いて反対側の片足を行う。
これを朝、昼、晩と一日3回行う。
続けることで次第に階段の上り下りも、ゆっくりではあるが出来るようになった。
止めていた散歩も少しづつ復活。
そんな時に市からの健康維持に向けた支援プログラムの案内があり、申し込んだのが「めざせ・毎日8000歩」でした。
目標が明確になり、日々続けることが出来、これも良かった。
このような事から、夏のプチ気ままな旅で膝の回復具合を試す目的もありました。
戦場ヶ原での散策は、問題無く歩き通した。
ゆっくり休みながらではあったが、私より多い19500歩を歩き終わって、余裕すらあった。
当初の予定では尾瀬ヶ原散策は足の具合を考えて山小屋で泊まり、一泊二日の無理しない工程を考えていた。
ところが天気が悪く、2日続いて良い日がなく諦めていた。
戦場ヶ原の散策で自信が付いた家内は「予定通り尾瀬ヶ原に行こう・・・」と言い出した。
しかも「日帰りで行こう・・・」と言うのだ。
それが先日の尾瀬ヶ原行きとなり、全く問題なく歩き通した。
花の季節は終わりキスゲやアヤメなどの群生は見ることが出来ませんでしたが、可愛い高山植物が迎えてくれました。
一部の写真ですが・・・!
ニッコウキスゲと木道


池塘に咲くヒツジグサ


キンコウカ


モミジカラマツ


オゼヌマアザミ


コバギボウシ


ニッコウキスゲと池塘
 

その後、二人とも筋肉の張りや痛みも無く過ごしている。
諦めないで努力すれば、年齢に関係なく克服できることが分かった。。
家内の努力に拍手です!!

夏のプチ気まま旅 10日目(奥日光・散歩・帰宅)

2017年07月28日 | 車旅紀行
昨夜は尾瀬ヶ原のトレッキングを終えた後、再び奥日光湯元に返し、温泉に入って尾瀬の疲れを癒した。
ここでのP泊は今回の車旅で2度目となった。
今朝は朝食前に1時間ほど周辺を散歩。
湯元の源泉を見ながらスタート


そこから刈込湖・切込湖へのアプローチ道を歩いていたら、鹿の鳴き声が何度も聞こえた。
一般道を経て湯の湖に到着。


昨夜の雨でしっとりと濡れている木道を歩く。
朝の清々しさと木々を抜けるそよ風が心地よい。


対岸の湖畔では修学旅行で来ている小学生が、ラジオ体操を行っていた。
この時期は毎年、小学生の林間学校、修学旅行で奥日光は賑わっている。


その後、日光市内で名物のさしみ湯波を


水ようかんを買ってから帰路につく。


丁度お昼時になり、湧水庵で蕎麦を食べた。


ここの蕎麦はボリュームがあり、それでいて美味しい。
かき揚げもアツアツで大きく美味しい。


自宅に近づくにつれ暑くなり、クーラー無しでは走れない。
昨日の金精峠越えでは暖房を入れて走ったと言うのに、この違いは何なのだ。
これからは暑い毎日が続く、あぁ!!

涼しっかった10日間の「夏のプチ車旅」は終わりました。




夏のプチ気まま旅 9日目(尾瀬ヶ原)

2017年07月27日 | 車旅紀行
今回、車旅の目的の一つに尾瀬ヶ原散策を予定していたが、現地の天気が悪く奥日光で時間つぶしをしていた。
今朝5時過ぎに目覚めて直ぐ尾瀬ヶ原の天気予報を調べると午前中は曇り、その後は小雨となっていた。
「よし、今日は尾瀬ヶ原に行く」と決め、急遽出発。
但し、下り坂の天気予報の為、予定していた山小屋宿泊は止め、日帰りに変更。
途中のコンビニでおにぎりなどの食料を調達し、片品村・戸倉の鳩待峠行きのシャトルバス発着所に到着。


駐車場に入ろうとしたら入出庫ゲートの高さ制限が2.3mで入れない。
駐車場の係りの人に別の駐車場が無いか尋ねると無いと言う。
何とかならないか粘っていると、その人の私有地に止めさせてもらえることになり、一件落着。(感謝)
高さ制限に引っかかる車は、要注意です。


シャトルバスで鳩待峠に到着。


早速、尾瀬ヶ原を目指して出発。
水芭蕉の花は小さく可憐ですが、この時期はご覧のように大きな葉が茂り、可憐な面影は有りません。


尾瀬ヶ原の入り口、山の鼻に到着


ひと休みしてから木道へ


ワタスゲも終わりで、僅かに残っていました。


木道の向こうに白樺が一本だけ


湿原には池塘が点在し、羊草の白い花が咲き目を楽しませてくれます。


尾瀬ヶ原はハイキングコースで小さな子供を良く見かけます。


更に小さく10ケ月の赤ん坊も一緒に尾瀬を楽しんでいました。
さすがに今まで見た中で、一番小さい子供・赤ん坊でした。
この子を背負って歩くお父さんは大したものです。


山小屋の必要な物資を運ぶ歩荷(ぼっか)さん。
平均でも80kgを運ぶそうです。


午後2時半には鳩待峠まで無事帰着。


今日もお世話になった登山靴。
長年使い込み傷だらけになっています。











夏のプチ気まま旅 8日目(奥日光・湯元)

2017年07月26日 | 車旅紀行
奥日光・湯元の朝、温度計は17℃で寒いくらいだった。
朝食後、湯の湖を覗くと鏡のような湖面にボートを浮かべ、鱒釣りをしていた。


よく見ると小さな子供も大人に交じって盛んに竿を振っていた。


その後、湯の湖を一周する遊歩道を散歩しようと出発したが、間もなく小雨がぱらついてきた。
雲も厚く、日光湯元ビジターセンターで暫く様子を見ようと駆け込んだ。
雨は次第に強くなり、本降りとなった。


ビジターセンターで時間つぶしをしたが、雨は中々止みそうもないので、車に引き上げた。

長く車旅をしていると、必ず天気が良くない日があります。
そのような時は洗濯日和とコインランドリーで洗濯したり、街中に出掛けショッピングモールで過ごしたり、色々な過ごし方をするが、日光湯元には温泉以外の施設は何もない。
テレビも衛星放送しか映らない。
読書にふけるのも良いが、近頃は老眼で長時間の読書は疲れてしまう。
今日は今までの疲れを取る休養日と決め込み、昼寝をした。
夕方、湯元の源泉脇にある温泉寺の湯に入った。
文字通りお寺の境内にある小さな温泉です。


昨日と同じく乳白色の源泉かけ流しで、良い湯です。


温泉分析の掲示が印刷ではなく板に手書きされ、年代を感じさせるのも良い!


雨が小ぶりの時に湯滝を上から覗くと、湯の湖からの水が勢いよく飛沫を上げて落下しています。
下から眺めると滝の表面が湯けむりを上げているように見える事でしょう。






夏のプチ気まま旅 7日目(戦場ヶ原)

2017年07月25日 | 車旅紀行
昨夜は戦場ヶ原の赤沼駐車場でP泊。
大きな駐車場にP泊したのは2台のみ。
しかし、朝起きると車は数十台になっていた。
朝食後一休みしていると、車に帰ってくる人がいる。
聞くと4時頃には写真撮影現場に入り、撮り終えて帰ってきたそうだ。
私達も何年か前は同じ行動をしていたので、懐かしさを覚えた。
当時はポジフィルムでの撮影でしたが、今はデジタル全盛である。
ブログに載せる写真の大部分はスマホで済ませている。
技術の進歩を改めて痛感しています。
曇り空で時折霧雨が降り、散策には最適と戦場ヶ原を歩いた。
森林浴の恩恵を戴きながらの散策は気持ちがいい!!


小田代の白樺・貴婦人をバックにアザミの群生が見頃を迎えていた。


湿原には色々な高山植物が咲き誇っている。
ホザキシモツケソウ


ミズチドリ


側を流れる湯川では白鳥が泳いでいた。(笑)


木道脇では自然が作りだした大きなオブジェが


木道と湿原を独り占めです。


少女の頭に蝶が4匹、両手にも。
歩いているのに逃げ出さないでじっとしていた。
不思議なオーラを感じた。


昨夜までは無色透明の単純泉ばかりだったが、今日は乳白色の温泉に入った。
小さな湯船だが独り占めで、ゆったりと浸ると歩き疲れた体を癒してくれた。


戦場ヶ原の散策で歩数を積み上げたので、今日の合計歩数は毎日の目標8000歩を大きく超える18239歩になった。





.風景写真

四季の風景写真