道の駅「信濃路下條」の朝は雨。
ここは寂しい山間の駅なのに、周りに3棟のマンションが見える。
どうしてだろう?
ネット検索でこの理由が分かった。
これがなかなか興味深かった。
かつて下條村は、10年で人口を10%増やし、合計特殊出生率を2.0以上に高めて、マスコミに「奇跡の村」として取り上げられたらしい。
奇跡のカギとなったのが写真の「メゾンコスモス」というマンション。
1棟に12室の2LDKがある若者向け賃貸マンションである。
入居の条件は「子育て中」「結婚予定ある若者」「消防団に入ること」などで、12棟が建築されたらしい。
この効果等で村は10年間に人口を3800人から4200人に増やした。
しかしせっかく増やした人口を、村は次の10年間に10%減らしている。
若者を取られた近隣自治体も黙ってはいなかったからである。
下條村の村長は「10%増やして10%減ったが、この20年間は人口減少を留めることが出来たことになる」と評価しているらしい。
今日の花桃見物は順延にしようと思っていたが、雨が上がったので花桃を見ながらランチの出来る場所を探した。
すぐに見つかったのは阿智村の運動公園。
背高の車で桃花を散らしながら公園駐車場へ。
車窓に花の入る位置に駐車。
窓いっぱいの花桃。
花見ランチを終えると散策。
可愛い花桃がいくつもあった。
観光客は一人もいないけど十分に楽しめた。
ここでねぐらへ入るつもりが晴れてきた。
昼神温泉の花桃会場へ立ち寄って再び花桃見物。
これでもかこれでもかと花桃を堪能。
昼神温泉に浸かってから、上機嫌でねぐらへ走った。
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