沢山の写真などで長文になっています。
興味が無い人はスルーして下さい。
「大阪・関西万博」観覧の一日が始まった。
入場予約が取れたのは朝一番の9時だった。
P泊した駐車場から最寄りの地下鉄駅は歩いて10分ほどで、足も軽くあっと言う間だった。
万博会場の夢洲駅に到着し改札を出た先の階段、そこは既に万博会場の景色だった。
ゲートでは空港と同じ手荷物検査があり、通過すると一挙に期待が膨らむ。
最初に目に飛び込んで来たのは、やはり大屋根リングだった。
流石にこれは迫力があった。
先ずは公式マップを購入し、住友館の当日予約を取る・・・はずだったが出来なかった。
住友館に行き尋ねると本日は予約が一杯で、キャンセルが有れば入場できますと言われ断念!
他のパビリオンも調べたが芳しくなく当日予約は無理と判断し、予約なしで入れるパビリオンから周る事にした。
最初に入ったのはフランス館だった。
中に入るとルイヴィトンのトランクやドレスで溢れかえり、ルイヴィトン社の展示場かと思われるほどだった。
小指の赤い糸の絆と重ねて、ロダンの手の彫刻が数点展示されていた。
愛の賛歌を表現する3人のダンサーが踊る映像が流れていた。
大きなスクリーン一杯に躍動するダンスは見応えがあった。
巨大なスクリーンに映像と音楽を流す手法は、どのパビリオンも同じだった。
次に入ったのはアメリカ館だった。
ここでも人と人の繋がりをテーマにしたプログラムが準備されていた。
次々と変わる映像は見飽きない。
それぞれに伝えたいメッセージが込められている。
人類が初めて月面着陸したアポロの映像が流れ
その次のコーナーではロケットを真下から見上げる位置に立ち、ロケットが発射される瞬間の映像と轟音を体験できる。
中々の迫力だった。
月の石の展示もあり、直接見るのは貴重な体験だった。
次に訪れたのはマレーシア
ここではステージで民族舞踊が披露され、観客も一緒に踊って楽しんでいた。
やはりここでも巨大なスクリーンに次々と映像が流され、思いを伝えていた。
つぎは国際機関共同館「コモンズ」、80の国や地域が共同で出展し、A館~D館がある。
私達はコモンズ-Aに入った。
各国が小さなブースにしっかりと展示しアピールしていた。
次に向かったのは韓国
コンセプトは「心を一つに」三面の巨大スクリーンを使って表現していた。
3人の女性が仲たがいをしながらも、音楽を通じて最後は心を一つにする物語だった。
コンクリートによる荒廃を技術による自然回復を目指している姿を表現
パビリオンの外壁が巨大なスクリーンになっていて、映される映像は迫力があった。
次は北欧五ヶ国による北欧館
天井から吊り下げられた沢山の写真の裏がスクリーンになり、映像が流されていたが、これはあまりピンとこなかった。
次はコロンビア
動物や植物の種類が多く、その多様性を歌っていた。
次はポルトガル館
太いロープが上から垂れ下がった、独特なデザイン
エントランス部分にもロープが
これは海の波を表しているそうだ。
テーマは海の視点で、映像で凄く分かり易く訴えていた。
海にごみを捨てると・・・どうなるのか!?
温暖化が進み氷河が溶け出すと・・・どうなるのか!?
その結果海が汚れ、海水面が上がり・・・!!
ここでは一部しか載せませんが、沢山のメッセージが流れ、その結果がどうなるのかを訴えていた。
そして
分かり易く訴えるメッセージとその対応の大切さが伝わって来た。
この後、大屋根リングを歩いて一周した。
大屋根リングの上には花や芝が植えられている。
上からの眺め、これも中々良い!
水辺の斜面では横になって休む事も出来る。
夜の景色も良い。
次は夜のイベントで一番人気、水と空気のスペクタルショー「アオと夜の虹のパレード」
噴水と光と大音響の音楽との共演は、素晴らしかった!
それが終ってから、最後にウーマンパビリオンを見た。
女性の体験や視点を通して、女性への偏見や差別を無くするプログラムだった。
これも考えさせられるテーマだった。
ここではヘッドホンを付け音声での説明があり、参加型のプログラムも用意されていた。
そして会場を後にした。
ゲートを出る時は雨が降り始め、路面がぬれていた。
地下鉄で塒の駐車場に向かった。
今日の歩数は約2万歩だった。
あと数日で80歳の老体、妻と二人で頑張りました!!