自然観察会が開催される行徳に着いた
と、そこにいた人々が、みんな歓声を上げ、
遠くのある一点を注視してるのに気づいた
アオサギ(体長90センチ以上、日本最大のサギ)が
40~50センチくらいの、大きなボラを捕らえたのだ
無理もない。
人間にたとえれば、ビッグマックを5枚重ねて、
一気喰いしろと言うのに等しいだろうから。。。
3、4回吐き出した後、
ボラを前に、ボンヤリ立ちすくむ。
明らかに、途方にくれてるのがわかった
1分、2分……。
ボラに背を向ける。
諦めて、立ち去るのか、
と次の刹那、未練タラタラで振り返る(笑)
そんなのを、2回くらい繰り返した。
アオサギは、あまり狩りが上手いとはいえないし、
せっかく捕まえた獲物は、そうそう諦めきれないのだろう。
5回、6回
再チャレンジ
そして、
とうとう飲み込みに成功したようだ
喉がふくらみ、体型はどうみてもゴイサギ(笑)
このアオサギは、動けないようで、
少なくても暗くなるまでは、この場所に留まっていた。
野鳥観察施設は、全国各地にあるが、
ラッキーだと、こんな決定的瞬間も見られるのだ
別の施設では、
『飛ぶ宝石』として大人気のカワセミが、
多くのお客さんの前で、オオタカに食べられてしまい、
オオタカ大顰蹙――なんてこともあったそうだ。
(オオタカも、普段は大人気なのだが……)
さてさて、自然観察会でも、いくつか面白いもの発見
↑カワウの足跡
↑カワウのフンの跡。カワウのように、
大量のフンをする、ということで悪名高い動物も珍しい。
↑タマシキゴカイのフン
運がいいと、地中からニョキニョキと
伸びてくる瞬間も見られる。
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【通り雨の旅路(本館)】
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/
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こんな決定的瞬間が見られるなんて
うらやましい
決定的瞬間といえば
昨日
巣立ち間もないツバメさんが
カラスの餌食になってしまうところを目撃(T_T)
自然界は弱肉強食
仕方ないのだけど
せめて同じ種属ではないものを捕食してほしい…
ツバメさんもカラスさんも好きなので
ちょっと複雑な気持ちです
鳥はもちろんですが、
虫もヘビも意外に人間臭いみたいですよ^^
「右へ歩こうと思ったけど左のがいいかも、
でも右も捨てがたいんだよな。。。」
みたいな、優柔不断な行動をとってる動物、
けっこう見かけますからね。
自然界は厳しく、
クモがチョウを食べていたり、
ヘビがカエルを飲んでいたり……
といったシーンを見るたびに
複雑な気分になりますよね。
ただ、動物や虫は、
巣を守るためだったり、
生きるために食べる、以外では、
決して殺戮をしないようです。
『厳しい世界を平和的に生き抜く』
という技術では、
人間よりも優れてるのかもしれませんね。