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ひよこ造船工房

納期遅れ常習犯の船大工。 猫画、オーディオ、たまに造船記♪ since 2008.11

ネットワーク&メディアストレージ『nasne』 アンテナケーブル接続編

2012年09月03日 | ビジュアル

■ TV線接続

 

 順番的にアレですが、お次はTVアンテナ線の接続。

 

 

Dsc06061

 

 写真はおなじみのHX920の背面。 地上/BS・CS混合ケーブルが分波器を介してTVと接続されている一般的な状況を想定しています。 中央下の白いケースが分波器です。 TV電波は左の黒いケーブルで入ってきて、分波器で"地上"と"BS/CS"に分かれて白い2本のケーブルに分配されてます。

 

 

Dsc06062

 

 nasne登場。 これまで分波器に付いていた入力側アンテナ線を外して、nasneのアンテナin(下側)に差し込みます。 "地上"、"BS/CS"でケーブルが別の場合は、前段階で一旦混合器でまとめる必要があります。

 

 

Dsc06063

 

 次に、(付属の)アンテナケーブルをnasneのアンテナout側と分配器に繋ぎます。 これでnasneを接続した上でこれまで通りにTVが見られます。 これが一般的な接続方法です。 (いずれも説明外のケーブルは除いてあります)

 

 ちなみに、複数台nasneを取り付ける場合、このようにout⇒inと順繰りにリレー式に接続します。 (最大4台接続可能) その際は電波強度の確認を。 環境によっては別途ブースターが要るかもしれません。

 

 

○ 接続の留意点

 

 ・ アンテナ線を(複数の)nasneや機器と接続するときは電波強度の低下に注意

 ・ nasneにも通電させないと、そのnasneも含め、先の機器にTV電波が送られません

 ・ nasneからBSアンテナへ給電する場合、分波器・混合器の通電コネクタ(Hot)側にnasneを接続します。

 

 

 

■ 運用別の接続

 

○ TVの近くに設置して録画機として使う

 

 一般的な使用方法ですね。 通常の録画機として使用しつつ、無線ルータがあればポータブル機やVAIOにも映像が送れますし、ホームメディア閲覧機能のあるTVなら、LANで繋ぐことでPS3を起動させなくても録画したものが楽しめます。 (ネットTVとのLAN接続視聴は、厳密には完動保証外。 TVとは有線LAN接続が推奨) 勿論、メインの録画機が既にあっても、チューナーが増えたのと同義なので更に録画環境が快適に。

 

 

○ スマホ、タブでの視聴が主

 

 映像を大型TVやPS3経由で見るのでなければ、設置場所の自由度が増します。 nasneの各種設定自体は無線LAN経由でPS3や視聴ソフト対応VAIOで行えますので、無理してリビングなどに有線しなくても大丈夫。 他、既にTV・レコーダーの別環境があって使い分けをする場合にもコンパクトな設置ができます。 (TV、PS3と無線接続で視聴したり、無線ルータアンテナから遠ざかると、当然通信速度不足からくるコマ落ち・音飛びが起こる可能性が増します)

 

 

○ 番外 TV側の配線をすっきり??

 

 nasneは『TVチューナー搭載のネットストレージ』なので、お手持ちのTVにホームメディア閲覧機能がある場合や、PS3を所有しているなら、アンテナ線をTVに接続しなくても放送を見ることができます。 前者ならTVとネットワーク経由のLAN接続、後者ならネットワークにLAN接続されたPS3とHDMI1本との接続で視聴可能です。 これでTV配線が、『電源ケーブル』と『有線LAN or HDMI』の2本で済みます。

 

 LANだけで接続するとまさしく『スマートテレビ』っぽいのですが…、ただでさえnasneはチューナーが1基(※1)なので、単機では裏番組録画が出来ず、使い勝手が悪いので実用的ではありませんね

 

 

 

■ チューナーは実質1基(※1)

 

 搭載チューナー数は実質1つなので、単機だけでは裏番組録画等ができないという制限があります。 複数の機器でTVを視聴するつもりなら、その台数分導入したほうが快適に視聴できます。

 

 まぁでも単身住まいなら1台で十分ですし、家族全員が一斉に個別の端末で…というシチュエーションもそうそう無いでしょうから、せいぜい多くても2台だと思います。 …が、実際のところは、既存の機器が搭載するチューナー数含め、家族と使い方や予算の相談をした上で決定してくださいネ

 

 

○ nasneが1台のみの場合

 

 ・ 複数の視聴機器で同時にTV放送を見るのは不可、同じチャンネルであっても不可

 ・ 現在録画しているチャンネルは見ることができますが『裏番録画』は不可

 ・ 録画中、他の録画済みコンテンツ再生が可能(※2)

 ・ 単一、個別の録画コンテンツを複数の視聴端末でアクセスすること自体は可能(※2)

 ・ 録画コンテンツ再生中に、別端末で放送を見ることは可能(※2)

 

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

 

※1 実際には『地上チューナー×1 BS/CSチューナー×1』ですが、同時使用ができないので、わかりやすく『実質1基』としています。

 

※2 ホームネットワークの通信速度、HDDの読み取り速度が関係します。 遅いと、コマ落ち・音声欠落・画面停止などの症状が出る場合があります。

 

 

 

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