今回はGran Atlas新仕様の一つ、『海域調査』にスポットを当てます
■ 海域調査
海域調査とは、入港・航行許可が下りた(解放された)海域を"調査"することによって、航海や利便性に様々な恩恵をもたらすもの。 [Gran Atlas]の有料アップデートが必要です。(2013.12月現在) 北極海の調査は、北極海航行(海域解放)の条件にもなっています。
様々な恩恵とは、
・ (ネズミ・壊血病など?)バッドイベントの発生低下
・ 加速にボーナス
・ 船員が手助けをしてくれる有益なイベントの発生
・ 航海図の詳細にて、街(港)の情報・自キャラクターの投資額開示
など。 公式にも「など」とあるので、このほかにも隠された有益仕様・今後追加されるものもあるかもしれません。
■ 調査の準備
調査を始めるにあたって、進めておくのは以下のこと。(2013当時のものです)
・ アカウントを[Gran Atlas]にアップデート
・ 冒険の中級学校卒業
・ アムステルダムのNPCメルカトールに会い、該当コマンドを選択し、北海を一通り進める
実際の調査クリアに必要なのは、下記のもの。
・ [必須] スキル"視認" もしくは、簡易望遠鏡など、視認効果があるアイテム
・ [必須] スキル"測量" もしくは、四分儀など、測量効果があるアイテム
・ [便利] スキル"釣り"(釣り餌)、スキル"採集"
・ 戦闘で進めるなら、戦闘艦と、戦闘Lv・戦闘スキル
・ クエスト・発見物で進めるなら、該当冒険スキルや視認など
■ 調査の始め方
調査にはまず、当然ながら調査したい海域の入港許可がないといけません。 それは言わずもがなですね 初めは地中海・北海から地道に進めていきましょう。
ではいきましょう。 まずは調査する海域の指定。 どこでもいいので上部メニューの"日誌"から、"航海図"を開きます。
上の例はヨーロッパからかなり離れてますが、調査を始めたい海域の指定はどこでも可能です。
右上のタブを開き、海域を指定します。 ここが新しく加わったところでもあり、わかり難いトコロ。 現在海域から遠く離れた海域の調査を開始する場合は、先に左上のタブも開いて(または地図辺縁の矢印で)大まかな海域群を指定(移動)します。 予め指定しても、到着してから開始しても、条件・報酬に変わりありません。
海域名を指定すると地図の該当海域に緑色の網が掛かります。 その海域で良ければ[調査]ボタンを押して開始します。 ちなみに、調査完了前に別の海域の調査を始めると前の過程がクリアされてしまうので注意。 (海域から出ただけでは調査はクリアされないのでご安心を) やると決めた1つの海域をじっくり調査しましょう。
■ 海域調査ではじめにする"調査"
海域調査を開始すると、調査目標が示されます。(上画像) まずは"必須行動"の目標を達成しましょう。 大体は特定位置での"視認"。 まずこれを解除しないと始まりません。
該当ポイントで"視認"(または視認の効果があるアイテムを使用)します。 当たると船員のメッセージとともに、チャットウィンドウに『地図作成の調査行動が達成されました』とメッセージが出ます。
再度航海図を開いてみましょう。 達成した項目が青字に変わり、先ほど見た時より調査目標・行動が増えています。 これら項目の達成率や、自キャラクターの得意分野、"必須行動"を確認しつつ、調査を進めていくのが大筋となります。
ちなみに、『座標』とはなんぞ?ですが、測量スキルを発動したときに羅針盤の上に表示されるミニマップに表示される数字のことです。 これがあるため、スキル"測量"、または同じ効果があるアイテムも必須となっています。
注意点は
・ "必須行動"をしないと%上限が上がらない。
・ 必須行動による上限解放が遅れても、カウントされている条件がある。
詳細地図は100%で完成ですが、"必須行動"をしないと分母が上がっていきません。 "調査内容詳細"の確認を。
それと、必須行動をせずに分母%が上がるのが遅れても、行動結果は調査開始直後から内部的にカウントされているモノがあります。(発見・クエスト達成は、必須行動前のカウントはなされず) ただし、狙った条件が完成度に関わるか博打になってしまいますので、あらかじめ必須行動をやり尽くして確認するか、他サイトで情報収集をするのがオススメです。
■ オススメ調査法
調査方法は具体的に、
・ 該当海域の特定位置で視認する
・ 該当海域で釣り・採集 (獲得数がそのままカテゴリーのポイントに 海水はノーカウント)
・ 該当海域の街での交易品の売買 (2万D以上の売買。 売る場合は要黒字)
・ 該当海域でNPC船を撃沈・拿捕 (対人はダメ)
・ 沈没船の引き揚げ
・ 洋上でのクエスト達成
・ 洋上での発見物の発見
・ 該当海域での滞在(航海)日数
これらが海域ごと複数組み合わされて用意されています。 すべてクリアしなくても、設定された%が全部で100になるように行動を完遂させればOKです。 中には同行の艦隊メンバーの行動が加算されていくものもあります。
おすすめの調査法は、"視認"と"釣り"です。 "視認"は必須行動でもあって外せませんし、スキルがあれば元手が掛かりません。
釣りは、(Hit間隔は長いですが…)採集と比べて確実に釣果があるのでこれもオススメ。 大学スキルに[野外活動]があればそれもセット。
海域に陸地・街がなければ上の2つで大体達成できますが、それでも100%にならない場合(沿岸海域)では交易所での取引もしましょ。 2つの街を往復してもいいですし、資金と仕入発注書が有り余っていれば、買って赤字覚悟で即売るという手も使えます。
一番面倒なのは海事ですね。 装備が痛む上に過疎海域では浮いてるNPCが少なく、奇襲頼りになります。 レアハントのついでに海域調査ならマシですが、調査のために戦闘ではちと分が悪いです。
※ 調査行動の系統により、完成時の獲得経験値に偏りが生じます。 視認・釣り・採集・冒険クエ・発見は『冒険経験』、街での交易品取引・交易クエ達成は『交易経験』、NPC討伐・戦闘クエ達成は『戦闘経験』それぞれに偏ります。 現状、レベル・経験値が上げにくい冒険系統の行動で進めるのが適と思います。
■ 完成
完成しました。 完成後"航海図"を開くと、晴れて経験値と王立艦隊功績を獲得できます。
…と、その前に、完成したら即開いて確認したいものですが、職業系統で獲得経験値に差が出る可能性もあり、冒険カンスト者や急ぐ場合以外は、冒険職になって"航海図"を開くと万全です。 もし[探査船改装]した船をお持ちなら、乗り換えて洋上で確認するとさらに経験値をアップさせられます。
■ 経験値獲得法則
詳細地図を完成させることによって得られる、基本の獲得経験値は、近海・僻地に関係なく、調査した海域が増えるごとに増えていきます。 その際行った、採集/釣り・交易所売買・NPC討伐など、職業系統別の調査行動によってその基本値から冒険・交易・戦闘に各経験値が配分されます。
オススメ行動は『視認』『釣り』など冒険系統に属する行動。 2013年現在、ゲーム中で冒険経験値を獲得する方法に乏しいためです。
オススメの進行方法は、近海から調査を始めていく方法。 近海は一つ一つの調査行動が達成度低い上に項目が多数あり時間がかかることがネック…。 なので獲得経験値が低いうちに、割と達成が簡易な交易行動などを交ぜて素早く調査を進めてしまおうという考え方です。 逆に、港が無い極地や大海は一つの行動による達成度が大きく、速い船に乗っていれば数十分で調査が完了してしまう事もしばしば。 この時に満を持して経験値アップのアイテムを使いまくりましょうw
また、王立艦隊功績も獲得できるので、騎士爵/海軍少尉以上のキャラクターは調査対象の職業系統(例えば冒険系統の調査を多くこなしたら特殊作戦司令部)に所属しておくのも忘れずに。
■ 完成後は…
詳細地図完成させると、その海域で様々な恩恵が得られるとのこと。
分かりやすいのは、上画像のメッセージとともに現れる行動力回復と船員疲労度回復効果でしょうかね。 バッドイベント率低下はそもそも確率が下がるため体感しにくいです。
最も便利なのは、その海域に属する街の情報を得られることですね。 交易品・道具は、時代での陳列変更も記述されますし、造船スキルがなくても造船可能船が確認できます。 また、各街への自キャラクター累計投資額もここで見られます。
* 2013.12現在、内陸都市・未発見港、北米開拓街は所在・状態一切表示されません。 よって北米東海域の開拓街の造船可能船種は一覧で見ることができません。