牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

Malaychan/マレーチャン (西池袋)

2005年12月09日 | 食べ歩き (その他)
西池袋にあるマレーシアエスニック料理店「Malaychan/マレーチャン」に行きました。

立教大学の裏、西池袋公園に面したところにあり、以前からクルマで前を通る度にマレーシアという独特の響きに気になっていました。

マレーチャン(馬来煎)とは、マレーシア伝統のソースというか調味料のこと。
マレー半島で獲れる桜えびのような小エビや唐辛子、マレー独特の小さな赤玉ねぎ、さまざまなスパイスをすりつぶして半日以上煮詰めたものです。
一見してひき肉のようにも見えますが、このソースこそがマレーシア料理の味の決め手だそう。普通の炒飯に入れればナシゴレンに、焼きそばに入れればミーゴレンの味になるとのことです。

いただいたのは、前菜の盛り合わせ、マレーシア豆のマレーチャンソース炒め(蝦仁臭豆)、エビ麺。
どのメニューもとても美味しく、エビ麺はスープまで完食しました。

この店はマレーシア好きのオーナーであるママさんが、マレーシアの留学生を助けるために開いたとのこと。元ヒルトンホテルで働いた経験もあるシェフも、以前、若い頃にこの店でママさんの世話になっていたことがあるそうです。スタッフが賄いをいただく際に、その席順とマナーについて、ママさんがアルバイトの留学生に厳しくていねいに指導していました。その愛情は、この店の料理のひとつひとつにあふれているような気がしました。


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