遅ればせながら評判の「IL GHIOTTONE/イル ギオットーネ」に行ってみました。
JR東京駅丸の内南口の前、東京中央郵便局の隣にある「東京ビルTOKIA」の1階にあります。
なかなか予約の取れない京都の有名イタリアンが東京に進出した、ということで気にはなっていたのですが、オープン直後から本当に予約が取れないほどの人気店に。へそ曲がりの私は、わが家の近くには美味しい店がたくさんあるのにわざわざ行くのも、と思い敬遠していました。
京都の食材や食文化のエッセンスを盛り込んだ、独特のスタイルのイタリアンということなのですが、その評判に違わず、食材の選び方、味付けともに満足いくものでした。料理の盛り付けにもかなり気を遣っており、視覚的にも楽しめました。
料理に関しては言うことはなかったのですが、店で過ごした2時間半は決して落ち着いたものではありませんでした。
インテリアは白基調で天井が比較的高く、一見ゆったりと見えるのですが、テーブル間が30cm程しかないので、落ち着いて食事に集中できる雰囲気ではありません。牛込界隈のトラットリアならまだしも、丸の内でリストランテを標榜するのであれば、いかがなものかと思いました。事実、隣のテーブルの奥に座っていた女性が化粧直しに立つときに、お互いに非常に気を遣ってしまいました。
さらに悪いことに、たまたま私達の周囲にはリストランテではなくオステリアな客層が多かったため、少々、興ざめでした。
隣に気を遣わない大声での品のない会話、ふん反り返って肘をついて食べるマナー、「人のふり見てわがふり直せ」という教えを改めて学んだ気がします。
また、スタッフの対応が中途半端。予約のときに苦手な食材を確認したにもかかわらず、前菜にしっかりその食材が使ってありました。(直後に気付いて至急作り直してくれましたが、10分以上待たされました)
また、飲み終わったグラスや空いた瓶をデザートが終わるまで片付けなかったり、かなりとっ散らかっていた様子でした。
スタッフ一人一人の対応は親切でしたし、人数も十二分にいたようなので、恐らく全体のオペレーションを統括する機能が働いていないのでしょう。
二人で食事をし払った金額は、たまさか神楽坂の「LA TOURELLE/ラ・トゥーエル」のときとほぼ同じでした。料理のジャンルは違いますが、LA TOURELLEの方が店を出たときの満足感が上だったような気がします。
この個性的かつ美味しいイタリアンであれば客単価を現在の1.5倍にできるでしょうし、それで客数を3/4に減らせば、売上げを維持しつつ顧客満足を高めることができるかもしれません。
今回の料理で笹島保弘シェフの才能は評判以上だと思いましたが、彼に足りないのは脇を支える優秀な番頭なのでしょうか。
JR東京駅丸の内南口の前、東京中央郵便局の隣にある「東京ビルTOKIA」の1階にあります。
なかなか予約の取れない京都の有名イタリアンが東京に進出した、ということで気にはなっていたのですが、オープン直後から本当に予約が取れないほどの人気店に。へそ曲がりの私は、わが家の近くには美味しい店がたくさんあるのにわざわざ行くのも、と思い敬遠していました。
京都の食材や食文化のエッセンスを盛り込んだ、独特のスタイルのイタリアンということなのですが、その評判に違わず、食材の選び方、味付けともに満足いくものでした。料理の盛り付けにもかなり気を遣っており、視覚的にも楽しめました。
料理に関しては言うことはなかったのですが、店で過ごした2時間半は決して落ち着いたものではありませんでした。
インテリアは白基調で天井が比較的高く、一見ゆったりと見えるのですが、テーブル間が30cm程しかないので、落ち着いて食事に集中できる雰囲気ではありません。牛込界隈のトラットリアならまだしも、丸の内でリストランテを標榜するのであれば、いかがなものかと思いました。事実、隣のテーブルの奥に座っていた女性が化粧直しに立つときに、お互いに非常に気を遣ってしまいました。
さらに悪いことに、たまたま私達の周囲にはリストランテではなくオステリアな客層が多かったため、少々、興ざめでした。
隣に気を遣わない大声での品のない会話、ふん反り返って肘をついて食べるマナー、「人のふり見てわがふり直せ」という教えを改めて学んだ気がします。
また、スタッフの対応が中途半端。予約のときに苦手な食材を確認したにもかかわらず、前菜にしっかりその食材が使ってありました。(直後に気付いて至急作り直してくれましたが、10分以上待たされました)
また、飲み終わったグラスや空いた瓶をデザートが終わるまで片付けなかったり、かなりとっ散らかっていた様子でした。
スタッフ一人一人の対応は親切でしたし、人数も十二分にいたようなので、恐らく全体のオペレーションを統括する機能が働いていないのでしょう。
二人で食事をし払った金額は、たまさか神楽坂の「LA TOURELLE/ラ・トゥーエル」のときとほぼ同じでした。料理のジャンルは違いますが、LA TOURELLEの方が店を出たときの満足感が上だったような気がします。
この個性的かつ美味しいイタリアンであれば客単価を現在の1.5倍にできるでしょうし、それで客数を3/4に減らせば、売上げを維持しつつ顧客満足を高めることができるかもしれません。
今回の料理で笹島保弘シェフの才能は評判以上だと思いましたが、彼に足りないのは脇を支える優秀な番頭なのでしょうか。
このblogを見て、ラ・トゥエール。。 行きたくなりました!
ところで、先日女友達と、シェ・ダイゴにいってきました。
女性グループだと1500円で何でも飲み放題で。。
かなりの量を飲んでしまいました。
相変わらずお料理もおいしくて、コストパフォーマンスは今回すごかったです!!
あそこは別の友達も結婚式の二次会を開きましたが、昔からサービス・席の離れ具合ともにいいなあ、と思っています。
しかも私や私の友人の場合は何せ母校のすぐ近く!ということもあり、本当になじみ深いお店です
私がもっとも嫌いな店は「隣りのテーブルとの間隔が狭く会話やタバコが漏れてくる」ですね。
丸の内はここ以外にもこれによく似た店・・「カノビアーノ」とか「アンティカ オステリア・・」がありますが、似通っていると思います。アンティカ・・もそうでしたが、予約のときに時間に制約がある旨をひつこいくらい言っておいたのに、いつま~でたっても全くオーダーを取りに来ず、声をだしそうになりましたし・・・
まあ、前評判の高い店、というのはこちらも過大な期待をしてしまうのかもしれませんね(自戒を込めて・・)
シェ・ダイゴは良く行きます。犬がおりますので、ペット可の店ということで重宝しています。
コーギー連れを見たらお声がけ下さい。私かもしれません・・なんて。
感じのいい店なので、行かなくては。
イル ギオットーネは料理がすばらしいだけに、早く「足りない部分」に気付いて欲しいものです。