牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

金龍苑 (新三河島)

2005年11月27日 | 食べ歩き (その他)
うわさに聞く評判の焼肉屋「金龍苑/きんりゅうえん」に行きました。

荒川区の新三河島駅近く、京成線のガードの下にある間口の狭い、一見したところあやしげな店構えです。
古ぼけた店内は、座敷にテーブルが3つ、椅子席が2つあるだけ。4人がけにはなっているものの、2人でつかってちょうど良いくらいの狭さ。それぞれに焼肉用の小さなガスコンロが備えてあります。

ビールのつまみにナムルをいただき、その美味しさにいやがおうでも期待が高まります。
最初に運ばれてきたのはハラミ。やや厚めにカットされた肉はとてもジューシーで、漬込まれたタレの味つけも秀逸。まさに評判どおりでした。その後、特上カルビ、ロースといただきましたが、どれをとっても、これまで食べた焼き肉の中でもとびきりの旨さでした。
中でもハラミが一番気に入ったので、もう1人前追加注文し、〆はテグタン。
これも見た目は非常に辛そうな色なのですが、よく煮込んで骨のゼラチンが溶け出したようなグリーミーなまろやかさで、最後の一滴まで一気に完食です。

接客の愛想のなさも評判どおりでしたが、帰り際には、おばあさんが店の外まで出て深々とお辞儀をしてくれました。焼肉のすばらしさとともに、ほっとさせる人柄に胃袋も気持ちも大満足でした。


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