牛込生活

荒木町・神楽坂の旨いもの食べ歩き。日々雑感。散財の記録と反省。というより、鈴木康太郎の備忘録代わりです。

とんかつ 吉乃家 (麹町)

2008年07月16日 | 食べ歩き (その他)
グランドプリンス赤坂に所用があったので、帰りに麹町の「とんかつ 吉乃家」に寄りました。

新宿通りを麹町4丁目から四ッ谷駅に向かった右手にあり、勤務先が平河町にあった頃には、何度も訪れた店です。

麹町界隈は再開発で大きなビルが立ち並んでいるのですが、この一角だけはそこから取り残されたように時間が止まって見えます。
それほど大きくない店内には、幕の内弁当のおかずのように隙間なくテーブルが並べられ、多くのサラリーマンが汗を拭きながら黙々ととんかつと格闘していました。

この店に来ると必ずといっていいほどカツカレーを頼んでいたのですが、今回は840円のデミソース丼を注文してみました。
メニューでのフォントの大きさが、普通のカツ丼と比較してひと回り大きいので、店主の力の入れ具合がわかるというものです。

目の前に運ばれたデミソース丼を見て、器からはみ出しそうな迫力のカツに一瞬、たじろぎました。
そういえば、この店に来るたびに、胃がもたれて午後の仕事が台無しになったことを思い出しました。学習効果のない私です。

どんぶりにはたっぷりとご飯が盛られ、その上に千切りキャベツと大きなカツが載せられて、少し甘めのデミグラスソースがかけられていました。
黄色い辛子を少しアクセントにすると、とても美味しくいただけます。

勢いをつけて一気に平らげたのですが、夕方までお腹が空かなかったことは言うまでもありません。


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