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古墳を眺めてみる

2011年10月31日 | Weblog


考古学にちょい興味があるのだが、さほどの知識を持ち合わせているわけではない。
ものの本を読みながら、「あ~そういうことなのね。」と思う程度のレベル。
もっと勉強せにゃいかんね。

で、このごろ本を読むだけでは物足りなくなり、実際に“物”を見てみたくなったのである。

ここは山形県東置賜郡高畠町の阿久津古墳群。
国道113号線沿い。道の駅たかはたの対面にある。
この古墳は一度発掘調査して、復元したもののようだ。



円墳で、古墳としては小ぶりなのであろうか、石室もさほど広くはない。
とはいえ、地域とか時代にもよるのだろうが、古代において多くの人々は死んだら川とか山に捨てられていたとも聞くし、同じ人間として破格の扱いであることは間違いない。

周りを歩きながら、これだけのものを作るのに相当な労力を要したであろうということはすぐ分かった。



さっそくかがみながら石室に入ってみる。静かで暖かい。
この古墳も既に盗掘されていたのだとか。人のやることは洋の東西を問わないのだね。

ところで、この頃の身分差というのはどの程度のものだったのだろうか。どうも実感できんが。
 
大昔、平民は支配者に面した時、支配者に向かってパンパンと二拍手したのだということがある本に書いてあった。
今我らが神社に参拝する時の作法に似ているが、関係ないのかの?



時間をとって、他の古墳も直に見てみようかと思う。
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