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読書 夢十夜

2007年07月03日 | Weblog
夢十夜。(夏目漱石著) 新潮文庫 420円。

これ映画化されていたんですね。知りませんでした。

この本ずっと前にも買ったことがあって、物置のどこかにあるはずなんですけど、探すのが大変なのでまた買ってしまいました。

ネットで検索してみたら、青空文庫さんのところに載ってましたので参考までに。
青空文庫さんって太っ腹。
さっそくリンクしよう。


実はこの作品、漫画化されていた第3夜を見てから読み出したもの。

自分が背負う6歳の我が子がいつの間にか目が潰れた青坊主になっていて、大人の口調で話しかけていくところから始まり・・・・・、それは100年前に自分が殺した男そのものであった・・・・・。

短編ですけど、恐怖感をこれだけの文章の中で描き切るところが文豪の文豪たる所以なのでしょう。

文章力のない自分は、やっぱり凡人だと自覚したりして。





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