先日、福島市と米沢市を結ぶ万世大路と呼ばれる旧道を歩いてみた。
この道が先まで続いていればこの前の隧道まで行けるのだが、残念ながらこの先は行き止まり。
ここは福島市の大滝宿。 (大滝宿と万世大路はこの方の記事が詳しい。)
通る道は砂利道であるが、綺麗に整備されているので、バイクでも快適に走れる。
そういえば、我幼少の頃、幹線国道も砂利道だったな。
廃村となってしまったが、この集落に縁のある方々によって今も管理が行われている。
ただ、人目が少ないせいか、ところどころに不法投棄らしきものが。集落関係者もやり切れないであろう。
「私たちの故郷を汚さないで」という看板は切実だ。
ここに限らず、山間部をバイクで走ると家電とかの大型粗大ゴミを見かける。
このあたりは廃家電回収有料化の悪い面が出ているのではあるまいか。
明治天皇が巡幸した際の休憩所。
“万世大路”とは明治天皇の命名による。
小学校の跡地らしきところに記念碑があった。
近くで高速道路の建設工事が行われている。
工事関係者が設置したものかどうか、清水が引かれていた。
音を立ててパイプから水が噴き出している。水は冷たくて綺麗。
カメラの前を虫が飛んでいるが、これは虻。虻は水が綺麗なところにしかいないと聞く。
“大滝”の名の通り水の豊かな里であった。