Cのぶらぶら歩き

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ゼロ戦

2010年09月20日 | Weblog
先日東京に行った時、靖国神社に立ち寄ってみた。
オレは何度も来てるけど、ヨメとコは来たことがないと言う。

ここ来るの何年ぶりだろうか。いつ見てもあの巨大な鳥居には圧倒される。

この日は暑いせいか、参拝する人も少ないようだった。
戦死者の遺族も相当高齢化しているというのもあるのかもしれない。
何せあの戦争から65年だ。



で、さっそく本殿隣の遊就館に入ってみる。
まずは“ゼロ戦”が目に入った。実物を初めて見たけど、思いのほか大きく迫力がある。
大戦初期では圧倒的な強さを見せていたというのも納得。当時これだけのものを作れる技術力が日本にあったというのはやはり大したものだと思う。

敗戦後急速に日本が立ち上がったというのは、朝鮮戦争とか外的要因もあったのだろうけど、元々日本人の資質が優れていたというのが大きいのではないかな。



ゼロ戦といえば当然のように特攻隊を思い浮かべるが、オレもあの時代に生きていればそうなったかもしれない。いや、平衡感覚が悪いからパイロットは無理か。
今の遊園地にある飛行機ぐるぐるのもっと激しいのに乗せて降りた時に立ったままでいられるのが100人に1人くらいいて、そういう人がパイロットになれるんだと戦争経験者から聞いたことがある。

特攻隊といえばいろいろと思うことはあるが、ここではやめておこう。

オレの母親の長兄は中国雲南省でマラリアで死んでいる。きっとオレも陸軍だったような気がする。インパール作戦か。

もう戦後65年経つけど、いまだ多くの兵士の遺骨は海外に散在したまま。youtubeで当時の戦争の映像を見るたびに兵士たちの無念さがひしひしと伝わってくる。あの硫黄島の戦士の遺骨もいつ内地に帰れるのだろうか。んなこととぐだぐだ考えながら神社を後にした。
コメント (2)
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