動物と植物の境というものを、ふと考えることがある。
植物というものは、例えば道端に咲く花を踏みつけたりしても、意図的なものでなければ気持ちの上でも特に問題になることはないだろうけど、動物はそうはいかない。
小さな動物でもそれなりの反応を示すから。
当たり前のようなことだけど、動物と植物の境は、意思表示ができるかできないかの差か。
でも、植物にも意思があるとするならば・・・・。とも考えてみたりして。
昨日、とある町をぶらぶら歩いていたら、神社の一角に見事な松を見つけた。
これだけでかいとさすがに植物の範疇を超えて「動物」的威厳を感じる。
昔の人たちもそう思っていたんだろうねぇ。
風にそよぐ柳は背筋がゾクゾクするほど美しく。
まるで、女の人がその長い髪を風に任せてなびかせているようだ。
神社の片隅にあった小さなブランコ。
通りすがりに出会ったおばあさんと孫らしき小さな子ども二人。ここで遊んでいたのかな。
今いるのはオレだけだ。
小高い丘の上にある小さな神社。
集落の人々の心の拠り所だね。
この神社の境内には菜の花がいっぱい。見事なものだ。
ここは別の町。
今の時期が一番好き。
帰り道、道の駅で「桑の葉茶」を飲んできた。見事な緑色であった。
おしまい。