大往生！

私が目標としていた地元の大先輩鍼灸師、鈴木誠一先生が
亡くなりました。行年91歳でした。

今日家族の方から電話を頂き、訃報に接しました。

実際に亡くなったのは震災の翌日3月12日で、
震災直後で街中が混乱の極みにある故、
家族のみで見送ったそうです。

その日先生は普段通りに起床され、お昼まで自室におりました。
昼食のために家族に呼ばれて食卓に座り、配膳を待っている間に
急性心筋梗塞で眠るがごとく亡くなっていたとのこと。
まさしくこれこそ理想的なピンピンコロリの大往生ですよね。

先生の生き方はこれから努力すれば出来るかもしれませんが、
この死に方だけは難しくて出来そうにもありません。

先生のご冥福を祈りたいと思います。

合掌

　　　　　　　　　本年1月、治療院に来訪。

余震

昨夜2330分頃の余震は結構強烈でしたね(+_+)

ちょうど寝入りばなだったので飛び起きてしまいました。
幸いにも実害はなかったので安心しました。

今、自宅内の修理を進めています。
亀裂の入った砂壁には化粧ベニヤ板を打ち付けて
もらったのでだいぶ目立たなくなりました。

トイレとお風呂のタイルは貼り替えになりそうですが、
業者さんが大忙しでいつになるかわかりません。
でも使えているので何とかなりそうです。

屋根瓦は破損個所をブルーシートで覆ってもらったので
雨漏り対策はOKですが、これも肝心の瓦屋さんが
いつきてくれるかわかりません。

今一番の気掛かりは放射能の累積問題ですね。
30Kmまでの屋内退避勧告を避難に切り替える
可能性もあるそうですから、その外側の
40Km圏内にいる我々もどうなるのか、
冷や冷やしながらニュースを
ウオッチしています。

ボランティア治療記（4回目）

今日は4回目のボランティア治療。

場所は津波の被災地に近い高校の体育館でした。

途中で津波に襲われた道の駅がありました。
ここは数年前に出来たばかりの施設でしたが
写真のように無残な姿に。


駐車してあった
車もボロボロ。津波の力がいかに
強力なものかを思い知らされました。


避難所では二人で18人の治療をしました。
今日は腰痛を訴える人が多かったですね。

「楽になったよ」の言葉をたくさんもらって
こちらも元気にしてもらいました。

それでも春は来る

今日はすっきりとした青空が広がる良い天気でしたね。

午前6時。いつもの早朝ウォーキングコースの途中で
満開の白梅を発見！



あの大地震から早くも三週間が過ぎました。

我々の生活は一変しましたが、季節は何事もなかった
かのようにうつろいでいきます。

今回ほど死を身近に感じたことはありませんでした。

我々は「生きている」つもりですが、「生かされている」
と実感しています。