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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

元祖・怪物

2020-05-18 05:31:44 | スポーツ
5月も後半に入り、時々仕事をしながら、基本的には暇な毎日を過ごしています。
いつまでこのような生活なのでしょうか?
とはいいながら、なかなか居心地が良くなっている自分も居たりします。

その暇潰しに、かつての野球中継などをYouTubeで見ることもしばしば…。
YouTubeはかなりの頻度で見ていますが、その中でもスポーツもの(ハイライト、ダイジェスト等)は結構な割合ですね。

その中でも、惚れ惚れするのが元祖怪物くんといわれた江川卓投手の投球です。
検索すると、ジャイアンツ時代のものが結構出てきます。

球速やキレでいえば、高校(作新学院)時代がベストなのでしょうが、あまりに古い(47~48年前の)ため、ほとんどありません。
どうしても中継映像がたくさん残っているのは、80年代前半~中盤のジャイアンツ時代になります。

球速はスピードガンの数値(概ね144~150㎞)より速く見えます。
当時のスピードガンの精度がどれくらいなのか微妙なところもありますが、とにかく球の伸びやキレがとんでもないレベルに見えます。

そして、抜群のコントロール。
身体の使い方や上下バランスが良いのが特徴的です。
また力みがないので、スムーズにボールがキャッチャーミットめがけて投じられます。

球種は基本的に直球(速球)とカーブのみ。
それで居ながら、当時のバッターたちを次々抑えていく様は心地よく、痛快でもあります。

立ち向かうバッターからすれば、球種は2つですから、的は絞りやす(ヤマは張やす)いのですが、かなり打ちあぐねています。
プロでの全盛期だった81~83年ころは、直球だとわかっていても、その球筋の下をバットが通り過ぎます。
それだけ、ボールに伸びがあったということでしょう。
直球という名の魔球だったのかもしれません。

剛球(剛速球)投手は今までたくさんいましたが、その中でも秀でた存在だったのは間違いないでしょう。
興味があれば、検索してご覧ください。

今の時代に存在していたなら、どんな感じだったのか?
MLBに行っていたのか?
もしくは、現代のNPBでも、生ける伝説となっているのか?

稀有な存在であるのは間違いないでしょうね。