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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

埋没させるのはもったいない

2020-01-27 07:34:02 | 乗り物
画像はマツダCX-3である。

マツダにいくつかあるSUVの中で一番コンパクトな車種で、一部にはデミオクロスオーバーと呼ばれているらしい。

個人的にこのクルマが好きである。
スタイリング然り、乗り味然り。
また発売当初はディーゼル車(1.5リッターターボ)のみという大胆な戦略で、マニュアル仕様が全グレードに用意されていたのも、マニア好みをさせるものだった。

しかしながら、マツダのSUVブラザーズの中では埋没してしまっている。
最近では、CX-30にポジションを脅かされ、一般的には存在が忘れ去られる寸前に見える。

この手のクルマにしては、車内スペースが(荷室を含め)広くないこと、そしてドライブフィールが固めであることが、現代の消費者に敬遠されてるらしい。あとは前述のようにマニア好みのポジションも受けなかったか。

またベースとなったデミオ(現マツダ2)に比べ、車重もあるため走りもやや鈍なところもあり、価格も同程度の装備内容で40-50万円ほど高い。
以前、地方のディーラーで、比較した時に結構な違いを感じましたし、コスパがいいのは明らかにデミオだったと感じました。
でもCX-3の魅力は他に変えがたいもの。

やがてCX-3もマイナーチェンジされ、ディーゼルエンジンが1.8リッターターボに変更され、以前より非力さは感じなくなった。
それでも状況が好転することなく、地味に存在するのみ。
近くのマツダディーラーには展示車も試乗車もない。やはり最新のマツダ3(旧アクセラ)やCX-30が置かれていた。

今後、CX-3はどのようになっていくのだろうか?
個人的には、もっとクーペスタイルにして、スポーツSUVとしてのポジションにすればいいのではないかと思っています。