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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

箱根駅伝の功罪

2009-12-30 04:31:20 | スポーツ
毎年正月の2日と3日は、テレビで箱根駅伝を見ることにしているスポーツ大好きオヤジである私。
正月は「これを見なければ」というほど、馴染み深い正月のスポーツイベントになった箱根駅伝。

テレビ関係者に言わせると、テレビ不況になっている中では異例ともいえる毎年20%以上の視聴率を稼く優良コンテンツだという。
ただ、この大会は関東学生陸上競技連盟が主催するローカル大会なのをご存知だろうか?
しかし、関東インカレ・日本インカレ・全日本大学駅伝を凌駕する知名度と人気を誇る。
この人気も、1987年に日本テレビが生中継を開始してから徐々に上昇し、今や全国区の人気を得るまでになった。

しかし、近年では日本の男子長距離界に及ぼす功罪も指摘されている。
とくに、外国人留学生が出場できるようになった1980年代後半から、レース全体のスピードアップが進んだ。
そのため、今でも留学生起用に対しては、現在でも賛否両論が多いのは事実だ。
外国人選手の起用制限も論議されるが、制限事項を設けることは国際化の流れに逆行するという意見もある。
ただし、外国人選手と日本人選手との能力差が大きい場合もあり、その不公平感解消の為にも制限は当然とする考え方も存在している。

マラソンなどで華々しい活躍をする近年の女子長距離に比べて、男子長距離が近年低迷している理由を「大学が箱根駅伝にとらわれすぎている」と指摘する関係者もいて「箱根駅伝不要論」を展開する者まで出てきた。

続きは明日。