buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

獣医、ぼる!

2010年06月07日 | ねこ(ぶり)といっしょ
我が家のネコは姉の紹介で獣医さんのところからやってきた。
半年分の餌もついていた。
獣医さんって、本当に心優しい、と思った。

でも、獣医さんの動物病院は我が家から遠い。
今までは姉がトリマーの仕事のついでに我が家のネコが具合が悪くなると
獣医さんに連れて行ってくれた。

先日、我が家のネコ「ぶり」に回虫が出た。
私はそれを見てしまった!
もう、腰が抜けんばかりに驚いた。

それは今考えると『もやし』のようだった。
回虫はもやしに似ている、ということに気づいてから、
我が家の食卓から、常備野菜、値段が安くて栄養たっぷりの『もやし』を使った料理が消えた。

さて、回虫の話である。
一刻も早く獣医へ、ということで、歩いて10分ほどのところにあるA動物病院に連れて行った。
もちろん初めての病院である。

先生はちょこっと我が家の『ブリ』のお腹に触って、
『回虫の薬をあげましょう』と言った。
そして、大粒の薬6錠(もう一匹のネコの分も)を可愛い犬の絵のついた薬袋に入れ
「今日は6000円です。」と言った。

その瞬間、私の中で何かがネコのように「みゅ~ん」と泣いた。

1粒1000円の薬!
人間の私でさえ、1錠1000円以上の薬を飲むことはほとんどない、、、、というかない!
でもかわいいネコのためなら仕方なし、、、と「あ、そうですか。」と太っ腹なところを見せて
6000円を払った。

家に帰って、早速ネコの餌に混ぜてそれを飲ませようとしたが、
「へんなにおいがする、、こんな餌、絶対食べないよ!」と猫は全く見向きもしなかった。
その後、ネコを押さえつけて口を開けさせ,無理矢理飲ませようとしたが、失敗して
1粒1000円の薬が3粒、ほぼ無駄になった。

仕方なく、いつも行っている『ネコの店』(ねこのもの、専門店)に出かけていき、
虫下しがありますか?と聞いた。
ネコ大好きでネコショップを開いたオーナーは
「はい、ありますよ。錠剤タイプでいいかな~?980円です。」
と12錠入りの箱をくれた。

私の頭の中の計算機が素早く動き始めた。
1000円÷12=???
答えは、、、100円以下だ! 

唖然とした。
A動物病院ではおよそ10倍の値段で薬を(私に)売った、、ということになる。
これはもう、中国の観光地のお土産屋のようだ。

獣医、ぼる!
獣医という職業が、、私の中で真っ白いゾーンからグレーのゾーンの方に動いた。





4日前、我が家のちびネコが急に膀胱炎になった。
仕方なくA動物病院に連れて行ったのだが、
その時は、10000円の療養食(2キロ入り)を買わされそうになった。
なんだか不自然さを感じて、
その日はかろうじて「持ち合わせがない」と言って、10000円の餌を拒否した。
案の定、あとでネットで見たら3400円前後で売りに出されていた。


獣医、ぼる!ぼる! である。

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