buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

「迷」

2010年01月04日 | ねこ(ぶり)といっしょ
義姉は本当にすごいと思う。
『宝塚』にはまっている。
というか、それは並大抵のはまり方ではない。
東京宝塚劇場で行われるほとんどの公演を制覇している。
さらに、それを何回も見て、台詞まで覚えてしまう。
関西の宝塚劇場にもしげしげと足を運ぶ。
私にとって関西に行く、というのは一大事件だが、
姉にとっては日常茶飯事である。

彼女は使命を持っている。
宝塚の魅力を限りなく周りの人間に伝えようと努力している。
たとえば、興味を示した者を無料で公演にご招待をする。
すごい熱意である。
その伝染力に感染したのが、私の妹だ。
姉ほどではないが、1年に6、7回、宝塚を姉といっしょに見に行っている。
(↑親戚同士が仲良くなることはとってもいいことだ)

かつて私も姉に年に2回ほど公演に招待されていた。
でも、全く興味を示さない私に、姉はとうとう匙を投げたのだろう。

(ただ、そういう人間に限って宝塚との接点はやってくるのかも、、。
日中文化交流20周年の宝塚上海・北京公演で、私は中国側の関係者から招待され
当時の宝塚のトップスターのサインをもらった)

姉の強力な伝染力パワーはいったいどこからくるのだろうか?
ちなみに宝塚が好きな人はジャニーズ系もけっこう好きだし、韓流スターにも
興味を持っているそうだ。
つまり、『美しい男性』がお気に入りなのだろうか。

中国語で『ファン』は『~迷』と書く。
たとえば映画ファンなら「影(=映画の意味)迷』となる。
何か意味がひしひしと伝わってくる『迷』だと思う。

じゃ、私は何「迷」なのか?
私は、今解散のうわさが耐えない「東方神起」が好きだ。
歌も踊りも素敵だ。
でも、めちゃくちゃ好きなのか、というとそれほどでもない。

もしかして、
日本語や中国語の教育だろうか、、、いえいえ、それはありえない。
それは正真正銘の仕事である。
仕事も趣味も同じだったら、(私の考えでは)『悲惨』そのものだ。

けっこう長く生きて来て、「迷」の段階まで打ち込めているものは、なかなか見つからない。
それも寂しい、、、。

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写真はぶり。
もしかしたら『ネコ迷』かも。その可能性は大










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