buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

移情閣と孫文記念館

2011年05月05日 | 旅のお話



旧居留地を歩く旅の2日目の午前中は明石と舞子公園。
明石大橋と孫文記念館がお目当てでしたが、とっても残念なことに移情閣(孫文記念館)は月曜休館で
外観だけの見学となりました。






山陽電鉄舞子公園駅から徒歩5分、明石海峡大橋の脇にある孫文記念館(移情閣)は
神戸で活躍していた中国人実業家、呉錦堂の別荘『松海別荘』が前身で、
孫文が1913年来日したとき、神戸での歓迎昼食会の会場になった場所です。
この建物を見ていると、孫文を支えた呉錦堂などの神戸の中国人、日本人実業家たちの強い結びつきが感じられます。

1915年、別荘東側に八角三層の移情閣が建てられました。
外側は淡いもえぎ色。三角の屋根がちょっぴりかわいさを感じさせます。
移情閣の内部は、大正ロマンを感じさせる美しいまろやかな内装で、金唐紙という緑の地の上に金色に輝く
花模様の入った壁紙が見事に復元されています。
現在は国の重要文化財のひとつに指定されています。

移情閣は近代の歴史の流れがうずまく美しい建物です。


写真は2年前に撮った移情閣のサンルーフから眺める明石海峡大橋。きれいです。


<参考>
http://sonbun.or.jp/jp/index.php?option=com_content&task=view&id=14&Itemid=31
http://ijokaku-tomonokai.com/



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