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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

ホスピタリティーあふれる歯医者さん

2008年08月18日 | 授業
3週間前、研究室でアイスクリームを食べていたら、、、
アイスクリームです!
奥歯がぽろっと、、じゃなく、ぼろぼろっとふた欠けしました。

痛くはないけれど、歯が大きく欠けたままというわけにはいかないので、
久しぶりの歯医者さん行き、決定!です。

家の近く、子どもたちが小学生の時から通っている歯医者さんに予約を取りました。

とってもきれいな院内。
机の前の椅子が回転して、先生に背を向け、椅子が倒れていきます。
それと同時にただの机だったところが、診察台に
何だか、ボタンを押すと部屋の様子が変わって、、、昔の鉄腕アトムに出てきそうな光景です。

『はい、じゃあ、まず痛くないように麻酔を打ちますよ』
『ちょっと、チクッとします。痛かったら右手を上げてくださいね』
『はい、もう少しですよ。』
『気持ちが悪くありませんか~』
『はい、終わりました。お口をすすいでください』

『はい、椅子を倒します』
『もう一度お口を開けてください』
『これから、奥歯を削りますよ。痛かったら右手を上げて合図してくださいね』
『はい、風を送りますよ』
『大丈夫ですか、もうすぐ終わりますからね』
『お口を閉じて楽にしてください』
『はい、もう一度あけてください』

という感じで、ものすごく優しいのです。

椅子の上で口を開けている私は、先生の優しい励ましに何も答えることはできません。
つまり、二人の間では会話になっていない、先生の一方的な発話です。
でも、もしかしたら、私の返事が聞こえているのかも。
だって、口を開けながら私はちゃんと先生の質問に応えているのですから。

ことばだけでなく、患者さんの身体の動きや表情、すべてに注意を払っているのかもしれませんね。
これが『人を診る』ということでしょうか。

この歯科医院、私が今まで行ったどの医院より説明が上手で親切です。

でもでも、それだからといって、やっぱり歯医者にいつまでも通いたくはないのですが。