BUND CAFE 別館

台湾茶が中心のカフェ BUND CAFE のブログ

バンドがバンドへ(4日目 つづき)

2008年01月31日 | Weblog
杭州のお茶博物館のつづきです。
この方ご存知ですか?「呉覚農」先生です。生誕110年、中国現代のお茶の聖人といわれ、中国茶の普及に勤めた茶人だそうです。静岡に留学経験もあるそうです。
お茶の葉と実の標本です。大葉種は大きいです。じつは、この葉っぱ、人の顔くらいの大きさがあります。
ホルマリン漬けの葉は、ちょっとコワイです。

昔の茶館を再現しています。いい雰囲気なので、ここで、ゆっくり、もくもく煙りをたてながら、お茶を愉しみたい感じです。
あとは、種類別のお茶の製造法や機械の展示もあり、とても愉しませていただきました。

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今年はじめての「バンドお茶会」

2008年01月29日 | Weblog

今年初めてのバンドのお茶会を先日開催いたしました。
もうすっかり新年気分も抜けたところですが、今年初ということで、新春らしく最初のお菓子は、「花びら餅」です。
この時期だけの、ほんのり桃色のかわいらしくって美味しい和生。(私が食べたかったのです)
お茶は、もちろん冬の高山茶です。最初に、梨山茶2種の飲み比べ。今回は、初参加の方もいらっしゃって、たくさんの方に集まっていただきました。
清らかな高山茶の香りにつつまれたバンドカフェ、ずーっと参加くださってるベテランさんは、「うーん、美味しい...いいねー」なんて、ご満悦の様子。
初参加の方は、うれしいことにとっても勉強熱心!!メモを取り、開いた茶葉の写真撮影「この葉の品種は?」「福寿の味が変わってきた....」などなど、鑑定士の如く観察なさってました。

そして次は、ガレットデロア。こちらも新春のケーキです。お茶は「阿里山」と「杉林渓」。
あまやかで美味しい冬の高山茶を愉しんでいただきました。
次回は、3月の予定です。是非、またご参加くださいませ。ありがとうございました!
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これも「冬片」!?

2008年01月25日 | Weblog

バンドにある観葉植物の「ささきさん」です。開店当時にお祝いに、ささきさんからいただいたので、ずーっと「ささきさん」と呼んでいます。今朝、いつものように、ささきさんにお水をあげようと...あっ、かっわいい!!産毛いっぱいの新芽が生えていました。春には、まだまだ遠いこんなに寒いなか、まるで、冬片みたいーって思ってしまいました。

冬茶を摘んだ後に生える新芽のお茶のことを「冬片」といいます。希少価値のあるお茶ですが、今年もバンドに入荷しますので、楽しみにお待ちくださいませ。
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バンドがバンドへ(4日目 午前)

2008年01月22日 | Weblog

今日は、一日杭州観光。杭州といえば、「龍井茶」です。季節外れですが、お茶や博物館など楽しみがいっぱいです。
昨晩は、上海蟹のフルコース。念願の「しらこ」も食べる事ができて大満足です!!舌にまったりと離れない食感は、忘れられません。と思い出しながら、上海南駅に到着....えっ、ここは、飛行場!?まぁーるくて、広くガラス張りの建物なので、間違ったんじゃないかと、アセってしまいました。

車中飲んだジュースが、珍しい!山粉圓入のキーゥイジュースです。バンドカフェでも、山粉圓入きんかんジュースがメニューにありますが、ペットボトルに入っている姿は、ちょっとコワイ感じですね・・・。
杭州駅に到着して、慣れない中国語でタクシーの運転手さんと貸し切りの値段交渉。ドキドキしながらでしたが、あっさりOKでひとまず安心。タクシーで最初に向かったのが、「中国茶葉博物館」。写真撮影可能でしたので、資料になると、色々撮りました。

初めて見ました、「神農」の姿です。

これは、「童約」。

そして、これは、「お茶の種の化石のレプリカ」....。こんなの作んなくたって...って感じですね。以前台湾の故宮で
中国大陸からミイラがやってくると、見に行たのです。コ...コワイ...と、恐る恐る見学して、滞在先のお茶屋さんで、その話をしたところ「本物なんか来るわけないじゃない~」と、笑われたことを思い出しました。

スゴイ!お茶の揉捻機です。木製でしかも四箇所に分かれていいて、一遍に4つ回す事ができる、優れものですよ。
考え方が合理的で、中国っぽいですよね。現在の製法では、見た事がありません!
一緒の電算室長さんは、とっても上手に回してました。うれしい事に、ノリのいい参加型の方なのです。
博物館は、つづきます....。
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バンドがバンドへ(3日目 つづき)

2008年01月15日 | Weblog

ここ蘇州は、東洋のベニスとも言われる水の都です。白壁と黒瓦の町並みに水路が流れ、小舟がゆらゆらと行き交う穏やかな街です。あ、小舟でお弁当を食べているおじさんが・・・・。写真には、新郎新婦さんと思われる方々の写真撮影をしていました。日が暮れてからの景色もいい雰囲気でしたよ。

そして、もう一つの風物として、ここ蘇州には江南式庭園、古蹟が点在しています。
私たちは、「虎丘」に行きました。東洋の斜塔がそそり建つ、泉や庭園を散りばめたとても綺麗な場所です。
ここの季節は、東京と同じ位とのこと、ちょうど、紅葉の綺麗な季節でした。
この斜塔は、961年に建立の「雲岩寺塔」。地盤沈下により15度程傾いています。

その後、山塘街に行きました。画廊やレストランなど、白壁の建物が運河沿いに伸びる明清時代の町並みを再現した街です。
茶館に入りました。その瞬間、古い中国の映画に出てくるような場面が目の前に広がり、タイムスリップしたようでした。
もくもくとタバコの煙、まだ明るいうちから、男の人たちが、椅子に片足をのせながらカード遊びをしています。
飲み物はお茶のようでしたが....。へえ....と、思いながら、2階に上がると、ここは貸し切り状態でお茶を愉しむことができました。
紅茶はコップのまま、鐵観音茶は、素焼きの蓋碗で、お湯のポットの栓はコルクでした。
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バンドがバンドへ(3日目 朝)

2008年01月14日 | Weblog

今日は早起きをして、蘇州へ向かいます。上海駅から、特快列車で50分、弾丸列車で35分。日帰り観光にぴったりです。
私たちは、「弾丸列車」に乗りました。12両編成なので、なが~い!札幌駅では、考えられません。

と、言う事は、沢山の人々が乗っていると言う事で、蘇州駅のタクシー乗り場は、長蛇の列!!ここで、よく話に聞く、「並ばない中国人」を体験しました。が、現地に馴染みやすい私は、そんなにイヤな感じはしませんでした。そんな事より、まずは、朝食です。

蘇州麺の専門店。あっさりスープの麺に豚肉をのせます。あつあつスープに豚の油がとけ出してスープにコクがでます。
美味しかったですよ~。早起きして良かった!!
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今年の冬の高山茶

2008年01月13日 | Weblog

お待たせしました!
今年の冬の高山茶がそろいました。先に、梨山茶は到着していましたが、ようやく、「阿里山茶」と「杉林渓」が入荷しました。今年の冬茶も、と~っても、甘やかで美味しいですよ。
やわらかでやさしい気分の時は、「阿里山」。
しっかり、キリリとしたい時は「杉林渓」なーんて、気分で変えちゃうのはいかがでしょうか?

ところで、今年からHPも雰囲気を変えて、あたらしくなりました。とてもシンプルになりました。(電算室長さん、ありがとう!!)こちらのお茶も通販開始ですので、是非、ご利用くださいませ。

ところで、今日の天気は、吹雪もよう。こんな日は、あたたかいお部屋で、あま~い高山茶をたのしみたいなぁ.....。
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バンドがバンドへ(2日目 夜)

2008年01月10日 | Weblog

昼食のあと、上海に来てやっと「お仕事」です。
お茶市場にて仕入れです。大陸の特徴的な「武夷四大岩茶」を仕入れました。

試飲を重ねお茶のお話になると、時間が、あっという間に過ぎていきます。上海でも台湾でもそれは一緒ですよね。
目的のお茶を仕入れする事ができました。その後、夕食は、贅沢に「福臨門」です。銀座のお店には行ったことありませんが、上海ですと、私のお財布でも行けちゃいます。上海の名物料理の他、北京ダック、蛙などなどもいただきました。さすがに撮影は遠慮しました。(なんて...食べるのに夢中で)

初めて対岸に渡り、バンドの象徴でもある「東方明珠塔」を直ぐ傍で見ました。ビルの陰からひょっこり!今にも歩き出しそうな建物です。

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バンドがバンドへ(2日目 つづき)

2008年01月08日 | Weblog
随分と時間がたちましたが、まだ2日目の午前中。
豫園を歩きました。

「得月楼」
この優美な建物は、古人たちが、池に映る月を愛でる場所として名付けたそうです。綺麗な名前ですよね。

池にかかる橋は、くねくねと曲がりくねっています。それは、悪霊などが入りにくくするためだそうです。
悪霊を追い払う方法って、色々あるのですね。
悪霊は壁の中にもいるそうで、お茶のお湯を湧かす時も、壁際で湧かします。そうすると、そこに悪霊が集まってきて、煙を食べてお腹いっぱいになると、どこかへ消えて行くんだそうです。

....と、ゆっくり美しい庭園を眺めていたいところですが、そろそろお昼時。T屋さんたちと、花園飯店で待ち合わせ。
白玉蘭で、上海料理のランチをいただきました。ホテルのレストランは、サービスも味も上品で美味しかったです。
写真には、ないのですが、餅とハムを炒めたものもありました。




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あけましておめでとうございます。

2008年01月05日 | Weblog

2008年
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
写真は、昨年から引き続き、豫園にある、「龍壁」です。四ツ爪の龍の胴体が白壁の上にうねうねと続きます。
今にも動き出しそうな龍。今年もこの龍のように躍動感のある1年にしたいですね!!(子年でしたね....)
バンドは、5日より通常営業いたしておりますので、是非、冬の高山茶を愉しみにいらしてください。

今年も、美味しいお茶とともに、いい時間を過ごしてくださいね!!
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