TREK&RIDE

山と自転車!

いつの日か100万メートル

2008-09-29 | 自転車
Polarのサイクルコンピュータを使い始めて約2年。
累積標高が100,000mメートルを超えました。
1日平均が1,000m。最大は2,860mです。
なかなか3,000m/日には届かないようです。
この4ヶ月は10,000m/月ペースですが、これから冬場は山は遠くなりますね。

まぁ、これからも、ぼちぼち登り続けていきたい。
いつか100万メートルに届く日まで、ゆっくり長~く。

一方、9月の走行距離は1,273km。初めて1,000km/月に達しました。
距離の方はロードに乗り始めて3年半でやっと10,000kmです。

青山一本

2008-09-28 | 自転車
無性にアランフェス協奏曲が聴きたくなって映画「ブラス!」を見ました。
フリューゲルという楽器が奏でる少し深みのある音がいい。
数年ぶりに見ましたが、何度見てもいい映画。

午後からシューズのクリートを交換しました。
最近、左のクリートがはまりにくいと思ったら、つま先の部分が1mmしか残っていませんでした。



交換したらちょっと走ってみたくなったので、14時から青山に向かって走り出す。
榊原温泉まで追い込んでみたもののAVE26.5km/h。こんなもんか。
祠跡から計測開始。
今日は調子は悪くなかったけど、気持ちが焦って動作がバラバラ。
なるべく体力を温存するため抑え気味にいったが、馬の背の先で失速するのはいつもと同じ。
美里分岐から高良城分岐までの区間は30分08秒。ベストより28秒遅い。
安子の祠跡から風車までは38分35秒。こちらも青山GFより20秒遅かった。

山の上で雨がポツポツ降り出してすぐに下山。
雨が降り始めるまえに帰宅を急いで16時40分帰宅。
そろそろ山に行く時はウォーマーが無いと寒さが辛い気温になってきました。

今日の記録
走行距離 63.4km
平均時速 24.1km
累積標高 895m+

琵琶湖(北湖)一周

2008-09-27 | 自転車
一度やってみたかった、びわイチ。
マドン海苔さんに連れってもらって行って来ました。
米原を起点に北湖を左回りです。

7時00分。道の駅近江母の郷(米原市)をスタート。
前日通過した寒冷前線がもたらした秋の空気が冷んやり。
北上するにあたって北西の風が向かい風となっているが、予想以上の晴天ににっこにこ。

まずは長浜城から水鳥公園まで。
風光明媚な湖北の景色が朝の光を受けてまぶしい。
賤ヶ岳の旧道を行くと雰囲気のあるトンネルが迎える。
そこを抜けると…


驚くほど碧く澄んだ奥琵琶湖の湖面が広がっていた

奥琵琶湖を走りながら探していた景色。
映画「寅さん」でかたせ梨乃がでてくる湖畔の風景。
どうもそれは「菅浦」の集落のような気がしたので、ちょっと寄ってみる。


こんな感じの畔だったような気がする
(帰宅後調べてみたら第47作「拝啓寅次郎様」で寅さんと出会うシーンで間違いなかった)


奥琵琶湖パークウェイからは伊吹山も望める

海津大崎に向かって南下し始めると追い風に変わって心地よく走れるようになる。
マドン海苔さん踏みまくって?40km近いペース。
風車街道のあたりは超快適な「平坦練習コース」。
交通量も少なくて、追い風に乗ってどこまでも黙々と漕ぎ続けられ「びわイチ最高!」って感じです。

白鬚神社で一服して、さらに南下。


湖西線を寝台特急日本海が走り抜けてゆく

12時頃。道の駅琵琶湖大橋米プラザに到着。
今回のツアーの目的、ってわけじゃないけど…


ステーキ定食。ヒヒヒッ。

腹を満たしたところで、琵琶湖大橋を渡って、守山から再び北上。
これまでの追い風と変わって、やや強い横風。
近江八幡に入る手前、旧中主町を走行中にふと並走するサイクリングロードに目をやると、なんかどっかで見たことのある人?
なんと!ベッティー兄さん!!

今日は関ケ原周りで長浜まで北上して湖岸道路を南下。これから安楽経由で帰るのだという。
一旦477号方面に走り出したのを、休憩しようと湖畔に戻ったところ、というからサプライズ。

これから鈴鹿を越えてゆく兄さんの背中をお見送りして、再び北上。
長命寺から休暇村経由で彦根に入ったあたりから向かい風がいよいよ強くなり、湖面から水飛沫が飛んでくることも…
ひと息入れるためにも彦根城に立ち寄ることにした。

彦根城の入り口に来ると、もうすぐ「ひこにゃん」が登場する時間だと、ハッピ姿のおばちゃんに熱心に促されたが、10分も待てないので通過。


今日も彦根城はお堀の外から眺めるだけ。

15時…えーっと何分だったかしらん?
米原の道の駅近江母の郷に無事到着。
お疲れさまでした。

いやいや、びわイチ楽しかったです。
交通量が多そうで敬遠していたけど…全般的にゆったりしていて快適に走れました。
琵琶湖…素晴らしいです。奥琵琶湖の水の碧さに驚いた。本当に素晴らしかった。
平坦ステージ…山もいいけど、平坦もステキ。
また走ってみたいです。

それにしても…マドン海苔さんガンガンいっちゃうので、今日はかなり疲れました。

今日の記録
走行距離 175.5km
平均時速 28.1km
累積標高 535m+

大峯吉野で山岳行

2008-09-24 | 自転車
一度走ってみたかった吉野大峯の山々に行ってきました。
おおまかなコースは以下のとおりです。

川上村→洞川高原林道→五番関→洞川→行者還トンネル→洞川→小南峠→下市→吉野山→吉野大峯林道→洞川高原林道→川上村

9時12分。川上村をスタートして洞川高原林道に向かう。
序盤から、なかなかの急坂です。
ひっそりと集落の間を抜けて奥へ奥へと進んでゆくと、あっと驚く吉野杉の美林。
突然、異空間にシフトしたような感覚に陥りました。
高原川の渓谷も素晴らしく、渓流沿いの登山道をスイスイ歩いている感じがとても楽しい。

初めての道なので写真を撮りながらゆっくり走る。
吉野への分岐を過ぎて、森の中の大きな滝を眺め、もうひと頑張りで五番関。


10時20分。五番関。僕にとって一度訪ねたみたかった「吉野山岳」のシンボル。

洞川に下って母公堂にお参り。
自転車に戻って走り出そうとすると「自転車のひと、ちょっと休んでき」と声をかけてくださる。
お堂のお世話をされている方がコーヒーを淹れてくださり、煎餅とともにありがたくいただいた。

標高約800mの洞川温泉街はかなり寒い。
ウインドブレーカーを着ていてもレーパンでは身体が震える。


こんな宿なら一度泊まってみたいな~と思った

天川川合からR309をみたらい渓谷方面へ。


11時30分。時間があれば暫くじっとしていたい。


あっちにも、こっちにも、こんな美しい渓谷が。

あんまりゆっくりしてもいられない。先へ進もう。
んがっ!みたらい渓谷の先で「R309行者還トンネルの先崩土のため通行止」の看板。
ガーン!
実は当初の予定では行者還林道を越えて上北山から大台ケ原に上がるつもりでしたが、ここで行く手を阻まれた。
大台ケ原は諦めるとして、とりあえず行者還トンネルまで走れるので上がることにする。
しばらくは渓谷の流れを楽しみながら、そのうちダムが現れ山も深くなり暗い雰囲気。
上部は豪快な山岳コースで路面もやや荒れ気味となり、楽しい雰囲気ではなくなってくる。

照明のない真っ暗な行者還トンネルを抜けて、ちょっとだけ上北山側へ。


遥かなり大台ヶ原。この先通行止のため、ここで引き返し。12時25分。

再び暗闇のトンネルを口笛響かせながら戻って洞川へ一気に下る。
洞川に引き返して、これからのルート検討。
このまま五番関を上り返して川上村に戻ろうか…
それとも吉野山まで足を延ばそうか…

時刻は13時を回っているが、せっかく来たのだからと吉野山をめざす。
地図を携行していないためコースが分からないが、適当に看板を見て走ることに。
とりあえず、洞川から黒滝村に抜ける小南峠へ。


以前車で通った記憶を忘れていた。
そういえばとんでもない峠道だったってことを。

黒滝村から地蔵トンネルで下市へ。R169を吉野方面。
コンビ二でようやくハンバーガー1個を補給。ふらふら。
吉野まで5kmの看板に元気を得て走り出す。

ここからが試練の山岳道。
吉野山に上がったら柿の葉すし!柿の葉すし!と思いながら走る。
ところが夕暮れ時の通りはほぼ閉店。
時間も遅いし、店を探して立ち止まる暇も勿体ないのでそのまま走り抜ける。
金峯山寺門前の餅屋さんで草もちを3つ買いこんで、蔵王堂で一休み。


15時30分。金峯山寺蔵王堂。なんかちょっと感動。
隣のお婆さんに習って、すっと頭を下げた。

再び餅屋さんに駆け込んで草もち3つ追加。
「お茶でも飲んで休んで」と言って下さったので店内でいただく。
川上村へ抜ける吉野大峯林道を尋ねると、蔵王堂の横の道を進めばよいがかなりの登りなので大変だと言われる。
確か五番関下の分岐点まで14kmだったので、1時間も走れば着くだろうと読んで「とりあえず行ってみます」と残して出発。

延々続く売店のなかに営業中の柿の葉すし屋さんが数軒あったが、時間がないので通過。
通りのはずれで道が分かれて不明になったのでお店の方に「川上村はどちらか」尋ねる。
女性の店員さんは「はてな?」といった感じ。
店主の方が出てきて、「川上村?」と暫く考えて教えてくださったのは目の前に立ちはだかるありえない急坂。(これはちゃうやろと勝手に思っていた)
ところが…
店主曰く「そやけど兄ちゃん、今日これからは無理やで」
ぼく申す「15kmくらいやったら、1時間くらいで行けると思うので行ってみます」
ギアがローに入っていることをチラッと確認して「ありがとうございました」とお礼を述べて走り出す。

「う~、これキツイ~」というのも最初だけだろう、と思っていたが…
これが、このとんてもない激坂が、ここから果てしなく延々と続いた。
先日の大洞山なんてお上品なもの。こっちは相当えげつない。


16時07分。青息吐息で辿り着いた展望台。
スゴイのひと言が出ただけで、眺める余裕も時間もない。
写真1枚撮ってすぐ出発。

金峰神社に着くと、ここで川上村方面通行止の看板。
またまたガーン!
でも朝、川上村側から吉野方面の入り口には通行止の案内はなかったはずだ。
それにこの看板はどうも最近のものではない感じ。
ここまで来て引き返すにしても厳しい。
行けるとこまで行ってみて、最悪自転車担いで歩くことも覚悟して前進。
安易な判断が大事にならなければよいがと不安いっぱいだが、刻々と日没の時は迫る。

やがて道も下りになるだろうとの期待に反して延々続く上り。
地図が無いのは痛い。最高高度がどこまで達するのかも知らない。
走りながら、つくづく自分は弱い人間だなと思う。
何をそんなに怖気づいているのか…
ランドナーで走っていたころはナイトランなんて平気だったはずなのに。
峠で陽が落ちることもあったし、深夜に山間部を走ることもあった。
ある種の「感覚」が単調な日々の生活のなかで鈍くなってしまったとしたら、それは悲しいこと。
ただ、デリケートなロードバイクで野宿の装備も無い状況で動けなくなるのは辛い。
何かあったらとりあえずテントを張って夜を明かしてしまえばよいランドナーの旅とは違う。
とにかく「何事も無い」ことを祈って、ここは速く「下界」に下りなくちゃ。


16時49分。日没まであとわずかだが、標高1,000mを越えてまだ上り。

やがて道は稜線近くのトラバースとなった。
そして下り始め。
下って洞川高原林道分岐に出たときは「やった!戻った!」と声をあげた。

ここまでくれば川上村まで11kmの下りのみ。
あとばパンクなどのトラブルに遭わないように慎重にゆくだけだ。
スピードを出しすぎないように、時々タイヤ、リムをチェックしながら慎重に慎重に。

17時36分。川上村到着。
日没前、まだ明るいうちにゴールできてよかった。
吉野の道が予想以上にハードだったため、ギリギリになってしまった。
空身のロード走で山岳に入る時は無理はしないほうがいいですね、反省。

今日の記録
走行距離 123.8km
平均時速 18.5km
累積標高 2,480m+

おやすみ

2008-09-21 | 自転車
9月の走行距離910km。ロードに乗り始めて一番乗っています。
累積標高も今月9,820m。7月以降だいたい月10,000mペースですがこちらも更新しそう。

少しオーバートレーニング気味で今日は自転車に乗っても楽しめそうになかったため、一日休養日としました。
溜まった郵便物や書類の整理やら、不要になったモノの処分やら。
これまた録り溜めたDVDを見ながら作業をして日が暮れる。

雨上がり、虫の鳴き声にしんみりしちゃいます。

大洞山VS堀坂峠

2008-09-20 | 自転車
今日は揖斐川上流に新ルート開拓のつもりで5時に目覚ましをかけましたが、起きたのは8時半。お疲れ気味。

台風一過の青空なので、やはりちょっと遠くまで行ってみたい。
久しぶりに大洞山の激坂と曽爾高原を走り、帰りは宇気郷の峠を繋いで戻るコースをやるつもりで9時半に出発。

ところが今日は全然ダメ。
まったく踏めない走れない。前に進む気力が無い。
20km/h出すのも嫌々になって、久居を過ぎるまでは何度も引き返そうと思った。

こんな時は無理して踏んでも疲れるだけだと言い聞かせて、とろりとろりと雲出川をさかのぼる。
最近サイクリングモード多いな…
伊勢石橋の「気になる木」のあたりは彼岸花が咲き乱れていた。


亀が広の桜並木は葉が落ち始めて一足早い秋の雰囲気です


名松線伊勢竹原のあたり

八知を過ぎて、いつもは奥津へ左折するところを直進。
さらに県道667号を右折して755号で大洞山に向かう。
755号に入っていきなり急登、文句なしの勾配です。

中盤何度か現れる激坂は前輪浮きます、後輪空転します。
別にペース上げてる訳もなく、必死で足つかないように上がるだけで、心拍は175まで上がります。

美杉山荘まで、おそらく平均勾配にして10%あるかも。
約18分間我慢のクライム。
山荘の先で一旦下って、左折して尼ヶ岳との鞍部までもうひと上り。
こっちは若干勾配緩めで、雰囲気も良い感じ。


雨のあと清冽な沢の流れにしばし癒されます。


太郎生に下る途中、倶留尊山方面が見える。

太郎生に下って13時。時間が遅いため曽爾高原は断念して松阪方面へ。
奥津で犬に追いかけられて冷汗を掻いたあと、比津峠、清水峠、柚原経由で堀坂峠へ。

堀坂峠もなかなかの激坂ですね。
でも今日は大洞山で「特訓」した後なので、難なくパス出来るだろうと思いましたが…
やはり堀坂峠も大洞山に負けない激坂。こっちも前輪浮きます。

はたして大洞山と堀坂峠、どっちが激しいかな…いい勝負だ。

堀坂峠の松阪側も急勾配なので下り慎重に。
まだバースト恐怖症が抜けないもんで。
残りの平地走はペースを上げて帰宅。
17時30分着。

今日の記録
走行距離 132.6km
平均時速 21.4km
累積標高 1,840m+

安楽越ほか小峠いくつか

2008-09-15 | 自転車
車のバッテリーを上げてしまいました。
昨夜10日ぶりにエンジンをかけようとしたところ全く反応がなく…。
朝からJAFに来てもらって復旧しました。
(乗鞍からずっと荷室のルームライトが点いたままだったのが原因です…)

そんなことがあってから、安楽に向けて出発。
自転車も今日で4日目。日に日に足が弱ってます。


石水渓三ツ淵。以前と様子が変わってしまいました。

安楽では中盤までタラタラ走りだったのが、途中から急にスイッチが入って、結構なスピードで峠に到着そのまま通過。

今日は、いつも通り過ぎている山女原の集落に初めてお邪魔しました。


ものすごく静かでええ雰囲気やなぁ~と、進んでいたら猛犬にワンワン吠えられた。スンマセン。

笹路を左折してR1鈴鹿峠へ。
鈴鹿トンネルの上にある「万人講常夜灯」にも寄ってみた。


江戸時代に近江の人によって建てられたもの(国道整備工事で今の場所に移設)

坂下に下って、バンドウ山経由で加太まで。
ここものんびりできるコースですね。
ハイキングの一団もいらっしゃいました。
あんまりゆったりリラックスしすぎて、よろめいて落車しそうになりました。焦った~。


JR関西線加太駅から亀山方面

さらに加太からは柚ノ木峠を越えて安濃ダム。
市内への平坦路は、足が無いためスピードは出ないが、妙に心地よい走行感。
たまに感じる「絨毯の上をふんわり滑っている感覚」。

市内に入って、少し距離が足りないので田んぼコースを1周、帰宅してちょうど100km。

連休中よく自転車に乗れました。ちょっとゲップ出そうです。

今日の記録
走行距離 100.6km
平均時速 22.6km
累積標高 1,145m+

ぷらっと青山高原/瀬戸林道

2008-09-14 | 自転車
今日は休息日のつもりで、ゆったりした朝。
最近きちんと食事を摂っていないので朝からしっかり食べた。
食べたら体の調子が良くなってきた気がした。
昼前に自転車の準備。

青山高原に行ってもタイム計測する気力は無いので、以前から気になっている林道「瀬戸線」でも、のんびり上がってみることにしました。

11時30分に自宅を出発。
1時間ほどで旧美里村南長野に到着。さらに桂畑の奥が林道瀬戸線。
渓流に沿って進む林道は舗装良し、勾配良し、雰囲気も良し。
ヒルクラするには、なかなかいい林道です。
時折10%超と感じられる坂もあって、気分は昨夜のブエルタ、アングリル峠です?
最後の激坂を上りきった所で高良城林道に合流。標高約600m。
ここからさらに笠取山方面へ高良城林道で標高差200m上れるので、距離もそこそこ。
なかなかいいね。

ただこの林道、風車建設工事のダンプが頻繁に通行するので、休工日でないと厳しいかも。


風車展望台にて。すっかり秋空です。

今日の記録
走行距離 63.4km
平均時速 19.8km
累積標高 870m+

安楽越、加太峠

2008-09-13 | 自転車
今日はちょっと坂バカンス。
安楽から油日、柘植、加太峠を回って関から安楽に戻るコースです。

9時前に安楽の下でエースと合流。
先日の豪雨のあと、数日で復旧した安楽線ですが、まだ道路上には砂が浮いていました。
上るには問題ないですが、当面下り注意ですね。
いつも緑色の水を湛えていた石水渓の「釜」はすっかり砂で埋まってしまいました。

今日は上り絶不調。
足は全然回らず、体は重い。自転車も重い。
途中までエースについていきましたが、ちぎれて完敗でした。

峠で腰を下ろして休憩していると、ロードで上がってきたのは、なんと、とんなべさん。
今日のコースをお聞きすると油日から柘植方面は同じです。
どんなべさん、颯爽と滋賀側に下って行かれました。
バテバテの僕らも重い腰を上げて滋賀側へ。小雨なのでウインドブレーカーを羽織る。

鹿深の道はしっとり雨上がりで心地よい。
上り不調でも平坦は好調。
思いっきり飛ばしてみたら、スカッと気持ちいいね。


油日神社は秋祭りの準備中でした。

柘植で昼食を補給して、加太峠へ。
今度こそ負けてたまるかと思って中盤仕掛けてみたけど、やはり足が言うことを聞いてくれず、気力負けして抜かれる。
そのままどんどん離されてまた負けました。


加太峠。いい峠だけど路面はかなりラフ。

加太に下って旧25号を関まで。
関から安楽までは県道11号を迷いながら北上しました。


関の宿場を流して

12時55分。安楽で解散。
鈴鹿、河芸経由で帰宅したのは14時過ぎ。
今日も疲れました。

今日の記録
走行距離 119.6km
平均時速 22.8km
累積標高 1,335m+

ツール・ド・近江

2008-09-12 | 自転車
バカンスです。
坂を巡って坂バカンスと行きたいところですが、安楽越を除いて鈴鹿各峠は依然通行止です。

鈴鹿の山は横断できないので、ならばと、ぐるっと一周してきました。

大まかなルート
自宅→鈴鹿峠→土山→日野→近江八幡→彦根→関ヶ原→菰野→鈴鹿→自宅

*****

6時34分。自宅出発。
車の往来の多い津関線からR1号鈴鹿峠へ。天気はサイコーです。

8時30分。東海道土山宿

土山本陣跡


頓宮のあたりで

頓宮から県道41号線で近江八幡まで。
途中立ち寄った日野の町の雰囲気に驚いた。
全く知りませんでしたが、日野は「近江商人」の町なんですね。
昔のままの町割り、通りをあっち行ったりこっち行ったりして散策する。


正野玄三薬店

思いがけず日野で時間を潰してしまったので、近江八幡への道を急ぐ。
県道41号線は超快適ルートです。

10時15分。近江八幡に着いたらまずは駅へ。
観光案内所で地図をいただいて、古い町並みへ移動。
こういう時は自転車って便利です。

見所がたくさんあり過ぎて、でも時間はそんなに余裕もなくて、困る。


新町通りの町並み。旧家の見学は有料…今日はパス。


白雲館。学校として建築されたもの。
ここは無料ですが…ビンディングシューズなので遠慮しました。


八幡堀。ええですなぁ。


日牟禮神社。

ここまで、ゆっくり観光気分で走ってきたため、もうお昼前。
米原まで走って鈴鹿を1周するにはかなり厳しい…
ここまで70kmくらい。残り150kmくらい。
でも、今日は来た道を引き返したくはない。
きつくても前へ進もう。そのつもりで家を出てきたんだい。

ハンガーノック対策に八幡堀の傍で早めの昼食ざるうどん。
しかし、少量なのにお高くて僕には不向きな店だった…はぁ~

さて、先を急ごう。
長命寺の下を通過して、目の前に琵琶湖が広がる。
わー「海」だ~!

さざなみ街道は少し車が多いが、快適ロード。
ちょっと北海道とか走っている感じです。


河口の雰囲気もちょっと北海道チック。

12時20分。彦根市
せっかくなので彦根城のお堀端をぶらぶら。


天守閣は城山の下から仰ぎ見る。

13時00分。米原。快調。

R8、R21と交通量が多い。
平行する旧中山道に逃げ込んで…


不意に出合った中山道柏原宿

14時00分。R365分岐のコンビ二でガツみか補給。

ここからまだ80kmはあるかな?もう足は売り切れです。
多良峡沿いの「峠のような道」でKOされて、藤原まで我慢の走り、腰が痛い。

16時00分。菰野のミニストップ。
「チーズハンバーグください」という声がかすれてる…
ガツン!とマンゴも補給。
ここから、あと40km、2時間。なんとか日没には間に合いそう。

17時55分。到着。
疲れました!

今日の記録
走行距離 222.7km
平均時速 25.1km
累積標高 1,215m+