TREK&RIDE

山と自転車!

森を訪ねて

2014-06-15 | 登山
15年共にした愛車フォレスターを手放すことになりました。
最後の思い出に、新緑の木漏れ日の中を走らせてあげよう。

岐阜県白川郷の先にブナの原生林の森があると聞いていた。
このところ、無性にブナの森を歩きたいと思っていた。
「天生峠」…どんなところか知らないけれど、フォレスター最後の山旅の行き先に選んだ。

6月15日。月明かりに照らされる平瀬の道の駅で最後の車中泊。
朝起きると気温は7度。空には一点の曇もなく澄み渡っていた。
早朝まだ静かな白川郷の展望台に立ち寄ったのち、天生峠へ車を走らせる。
峠には意外と大きな駐車場が整備されており、登山道の入り口では自然保護パトロールの
方が詰めておられて、自然保護協力金の徴収と案内をしている。
随分しっかりと管理されている散策コースの様子。

登山道に入ると、この森の自然の豊かさを体感する。
耳に入るというか、体を包むサウンドが凄い。
蝉の音、蛙の鳴き声、小鳥の囀り、鶯にホトトギス、カッコウそしてフクロウ。
初夏の森とは、こんなにも生き生きとしているものなのかと驚いた。

山頂まで片道2~3時間の散策路は、湿原や道端の野草、ブナやカツラの巨木群など見どころが多い。
行き交う登山客が「(久しぶりにこんな綺麗な所を見られて)幸せ」と言っていたのが印象に残る。
「今日はここに来て本当によかった」と言っていたグループもいた。

本当だ。


この森は人の心を幸せにする力がある凄い森だな~と思った。

自分は、森の力ですっかりリフレッシュできたのだが…
フォレスターくんはオイル漏れの調子がかなり悪い様子で、今日もオイルが焦げる匂いが強くなっていた。
大事に至らぬよう、もう無理はさせない方がよいだろうか。


最後に初夏の「森」の中の走りを満喫できてよかったね。

安楽越えて歴史散歩

2014-06-01 | 自転車
久しぶりにロードバイク。
えーっと、半年ぶりですね。

ということで、足慣らしに安楽越へ。
前回11月のタイムが、確か24分とか25分とか…惨憺たる結果だったわけですが、
サイクリング気分でゆるりゆるりと登った今日の方が後半の調子がよろしく22分ちょっと。
まぁ相変わらず、タイム云々の前に登り切るのがやっとといったところ。

山女原に下り、武平峠を登り返して一周の予定でしたが、鈴鹿スカイラインが落石のため通行止。
コースを変更して、鮎河→土山宿→鈴鹿峠→関宿と回りました。

いくつか寺や神社に参り、地元の蕎麦をいただき、宿場町の資料館を訪ね…
ぶらぶら散歩なサイクリングとなりましたが、それでも貧脚には堪えます。
30度越えの暑さにもやられて、関宿に下ったころにはボトルの水も切れて干からびた有り様。
「氷」の旗に誘われて、雪のような口当たりのかき氷をいただいてから帰ってきました。