TREK&RIDE

山と自転車!

またまた、武平峠

2007-09-29 | 自転車
今日は自走で菰野まで行く、予定でしたが雨が心配なので車利用。
先輩が新しく組んだ自転車の様子も見るため、いつもの一周コースは止めて、水沢のアジア選手権コースを周回。
ここは11月4日に開催される四日市サイクルスポーツフェスティバルのコースですね。
今日もチームジャージを着た方々が練習されておりました。

2周目を終えたところで雨がパラパラと降り出したので早々と撤収。
しかし駐車場に戻ると、雨も止んで御在所もよく見えていた。
ここまで20kmしか走っていない。
このままでは不完全燃焼気味、ということで武平峠まで上ることに。
水を補給するため二人でコンビニまで行って戻ってくると…
あらら、なぜか車の上に自転車が載ってますねぇ。
雨も降りそうなので四人のうち二人はキャンセル。
二人で出走です。(ひとまずお疲れ~)

今日の作戦は39×21Tにギアを固定。
27Tを多用していてはタイム短縮は望めない気がしてきたし、19Tや21Tで練習されている方もいらっしゃるようなのでチャレンジの意味も含めて。
(峠まで登りきる自信はありませんが…そん時はそん時)

今日も下の信号から14km/hペースと抑え気味でついてゆく。
武平は前半頑張っても後半ばてるよね~、というのが前回の教訓です。
熊牧場も21Tでクリア。これなら僕の貧脚でもなんとか行けそう。

27Tを全開で回すよりも、21Tで踏んでいく方が、心拍が上がらずにゆったりした感覚で走れるのでは、なんて考えながら重いペダルを踏む。
ただ、そのうち踏めなくなるんだろうな…
蒼滝トンネルあたりで足が重くなり出しペースダウン。瞬間10km/hを割ってしまった。

それでも料金所跡の通過タイムは前回より30秒ほど早いか。
ヘアピンに入ってスピードを上げたいが、もう駄目駄目。
今日はダンシングもしてみたが下手がやってもあまり効果ないかも。

冷たい小雨がポツポツとあたる中、峠の駐車場を通過するところで37分。
お~っ!このまま行ったら今日は37分台でゴールできるかもしれんで。
でも、もがく足が残っていませんでした。
時間は無情に進み…38分01秒でゴール。悔しい。
一応今期自己ベストですが、昨年の駐車場まで36分35秒のタイムに比べるとまだ30秒ほどの遅れ。

課題の21T固定は、最後に駐車場から加速するために一旦24Tに落とした以外は何とか乗り切りました。効果のほどは…よく分かりません。

下山する時になって、とうとう雨が降り出しました。
薄いウィンドブレーカーだけでは拷問のような冷たさ。
二人で「おりゃ~」「ひぃ~」と奇声を上げ、ガタガタと体を震わせながらトロトロ下ります。

菰野に下りてきた時には、すっかり体は冷えてしまいましたが、安堵感と達成感からか、お互いちょっぴりテンション高め。
来月のレースのことなど、ちょこっと話をして練習を切り上げました。お疲れ~。



今日の記録
走行距離 51.1km
平均時速 19.7km
累積標高 1,115m+

丹後半島ツーリング

2007-09-27 | 小旅行
第1日(2007年9月22日)

関の道の駅集合にあわせて自宅を出発。
が、ブレーキトラブル発生、前ブレーキが効かない…。
亀山市内でバイクショップを探して3軒目でようやく修理していただいた。
原因はブレーキオイル内に発生したエア。

バッチリ効くようになったブレーキを確かめながら1号線で鈴鹿峠を越えて守山方面へ走るが渋滞でなかなか進まなかった。

琵琶湖大橋を越えて琵琶湖西岸を北上。青空を映す湖面と対岸の霞が繊細な景色を醸し出す。
安曇川の道の駅で早めの昼食。焼き鯖ご飯とそばののり巻き?ランチ。

303号線で小浜へ出る。途中熊川宿は時間の都合でパスしてしまった…

舞鶴では、この日初めての観光。煉瓦倉庫を見学した。


東舞鶴は独特の雰囲気。


港で開けた歴史を感じさせます。
一方、西舞鶴は城下町のたたずまい。改めてゆっくり散策してみたいところ。

予定では昼頃に到着するはずの宮津に着いたのは16時。
雲が垂れ込めて雨もポツポツ当たり始めたので本日のお宿は宮津に決定。
せっかくなので天橋立を見物。


実は初めてなのです、天橋立。さすが絶景ですね。
ただ、股覗きしてみたけど、何が良いのかいまいち分からんかった。


赤福をラフにした感じ。お餅の味に特徴がありました。

夕食は宮津市内へ。目当ての店はなぜかことごとく休み。
雨の中を彷徨った末、駅前の食堂で海産物をいただく。


ややワイルドな味な岩牡蠣。

気がつけば食堂で2時間。ノンアルコールビール1本でよくこんなに長居したもんだ。
再び天橋立界隈に戻り温泉で疲れをとる。
寝床をこしらえ、やっとビールで乾杯。星空を眺めながら心地よく涼んだ。


第2日(2007年9月23日)

6時前に起床、早立ち。
ところが出発しようとしたら、セルが…回らない。な~ぜ~?

押しがけを手伝ってもらってなんとかエンジン始動。今回はいろいろありますわ。
午前中に丹後半島を時計回りで一周する予定で出発。
峰山で朝マックした後、まず向かったのは鳴き砂で有名な琴引浜。

日本海の砂浜は優しげで美しい。
この日は波が荒れていましたが、サーファーがたくさんいらっしゃいました。
で、鳴き砂。
足に力を入れて歩いてみるが、全然鳴きません。
ザクッ、ザクッ、と普通の砂の音。夏の海水浴シーズンで汚れてしまったのでしょうか?
残念と諦めて帰っている途中、一際砂がサラサラしている場所に目が行く。友人が手で砂を掻くと、クッ、クッと砂が鳴いた。
僕もやってみた。クッ、クッ。砂の状態によって鳴いたり鳴かなかったり。上手く鳴かせるには少しコツがいるようだ。


サーファーがいても、そこは日本海。演歌を口ずさむ。

次に訪れたのは立岩。柱状節理の岩と砂浜が美しかった。
丹後松島や棚田にも立ち寄って、経ヶ岬の灯台へ。
遊歩道を15分程歩いて真っ白な灯台に達する。


おいら岬の~♪

この灯台凄いですね。
設備の一部は19世紀のパリ万博に出展されたものを購入したものとか。
それが現役とは。日本の近代化遺産に触れることができて感激です。


白い岩に砕ける青い潮が印象的。


なんとかっちゅう虫。忘れた。

経ヶ岬から浦島太郎さんが祀られている?浦島神社に参拝して、いよいよ伊根へ。


その前に昼食。へしこ寿司です。美味かった。


し~あ~わ~せに~♪
昨日からグルグル頭の中で回ってます。

まずは道の駅舟屋の里伊根から伊根湾を眺めてから。
舟屋の町並みをバイクで通りぬけさせてもらいます。

延々と続く木造の建築群は、本当に素晴らしい景観が残されています。





伊根を発ったら、天橋立ワイナリーに付き合い、あとは宮津天橋立インターから高速で京都方面へ。

京都から三重方面に抜けるには、京都市内の通過がネック。ちょうど夕刻の渋滞に重なったので市内をパスするために、沓掛から府道10号で大山崎インターを目指すが…

道に迷いまくり。途中までは勘を頼りに南下したものの、長岡京市に入ったところで油断して「名神」誘導看板に従ったのが間違い。まんまと京都南インターに誘導される。結局大回りやないの…

栗東で1号線に下り、遅めの夕食にラーメン。快調に鈴鹿峠を越えて自宅には22時過ぎに無事到着。

いやいや、疲れましたわ。

また、武平峠

2007-09-24 | 自転車
眠い目をこすって6時起き。曇天。
あ~、雨が降ったら休めるのになぁというのが正直な気持ち…
でも、ウダウダしていたら集合時間に遅刻しますよ。

*****

今日も武平峠~石榑峠一周コースの予定で二人で出発。
ツーリング疲れで体が重~く、気合が入らないので、ゆっくりペースで武平峠へ向かう。
前回はスタート直後から無理をしすぎて後半バテバテになり、ゴールで吐きそうになったことの反省もあっての今日の抑えペース。
料金所跡まで、160台の心拍で走ったら随分と楽に登れた。
今日はタイムは意識しないつもりだったが、前半に力を抜いたおかげか重めのギアでも踏むことができたので、ヘアピン後半から頑張ってしまう。

今日のタイム。38分42秒。
力を抜いて走った今日の方が、必死こいた先週より成績が良かったとは…
前半の貯金が後半に効いたのか。
気温がぐっと下がってコンディションが良かっただけなのか。

武平峠の駐車場で休憩していると偶然メンバーの二人が上がってきたので合流することに。時間の都合からルートは安楽越に変更。
今秋初めてウインドブレーカーを着込んでかもしか荘へ下る。

かもしか荘からコスモスが咲く山女原を経由して安楽越へ。
夏は賑やかだった石水渓も人影少なくひっそりとしていた。

静けさを取り戻した石水渓。

306号線に合流後、椿神社、菰野調整池を経て菰野町ゴール。

ひんやりとした空気の中で一息入れる。

朝は「雨が降れば…」なんて思ってしまったが、やはり自転車漕ぐと気持ちいいですねぇ。
長く続いた夏の暑さも一段落して、自転車にはいい季節になってきました。
10月に入るとまたレースも控えておりますし…
練習頑張らねばねぇ。
前夜、就寝中に「こむらがえり」が起こった左ふくらはぎに鈍痛が残ります。

今日の記録
走行距離 76.1km
平均時速 22.1km
累積標高 1,280m+

空気入れ

2007-09-20 | 生活
友人にバイクツーリングに誘われているので、2年ぶりにバイクのエンジンをかけてみる。

外していたバッテリーを装填して、ガソリンタンクのコックをオフからオンへ。
そしてセルを回したら…
すんなりかかりました。(ちょっと拍子抜け。)

しかし、前輪の空気が抜けてペチャンコになっています。
ガソリンスタンドまで押していくのも億劫なので、自転車用の空気入れが使えないか試してみる。

バイクの指定空気圧は1.25kgf/cm2。
これを自転車の空気入れに表示されている単位「psi」に変換するといくつでしょう?
さっそくネットで調べます。便利な時代ですねぇ。
答えは17.7psi。

え~っ!こんなに低いの?
普段自転車(ロードバイク)には120psiくらい入れているので、この大差には驚き。

17.7psiなんて、数回スコスコとポンピングするだけですがな…
あっちゅう間に充填完了。

ネットでは「自転車の空気入れでも入りますが、延々とポンピングしないといけないので大変です…」みたいな記事もあるのですが…
う~ん、ほんまにちゃんと空気入ったのでしょうか??

武平峠

2007-09-17 | 自転車
2週間ぶりの自転車。
今日もまた、武平峠から石榑峠の一周コースの予定でスタート。
途中でメンバーがパンクに見舞われ走行不能になったため一周は中止、車で回収。
僕も武平峠を上り返して帰ってきました。

*****

朝、寝坊。集合時間ギリギリのため車中でバナナ2本とゼリー1個を補給。

体は半分寝ている感覚で武平峠タイムアタック。
熊牧場手前まで15~17キロペース。熊牧場で10キロにダウン。
トンネル前後は9キロ台であっぷあっぷ。料金所跡でもリカバリー出来ず、ヘアピンも前半は27Tでいっぱい。

今日は気持ちで負けてしまった。
「これじゃ40分台やね…」
もう諦めようかと思ったが、ここで止めたら今までの苦しみが無駄になるので、遅いなりにペダルは回した。
駐車場から頂上まで最後のダッシュ。瞬間23.3キロまで上げて、なんとか38分57秒。

急に運動量を上げすぎたせいか、吐き気が襲う。トンネル内に「オエーッ」「オエーッ」「オエーッ」と三回こだま。自転車をたてかけて、行儀が悪いがトンネルの歩道上に大の字。しばらく動けず。

回復してから一旦駐車場に下って水浴び。滋賀県側に下る。
野洲川ダム堰堤の手前でメンバーの一人がパンク。チューブラーの替えを持っていなかったのでどうすることも出来ず、別の一人が三重県側まで車を取りに行くことになった。

車が到着するまで1時間半ほどおしゃべり。
車にパンクした自転車を積み込んだところで、「もう1台積めるで」という誘惑を断ち切って武平峠を上り返し、菰野町へ下山。

初めての「裏武平」は三重県側より斜度が緩くていい坂だなと思いました。
ただ武平峠から湯ノ山温泉への下りは減速帯が多いのが難ですね。

今日の記録
走行距離 50.5km
平均時速 21.9km
累積標高 1,155m+


気圧高度計未調整のため高度は正確ではありません。

北海道旅行第4日~第6日

2007-09-16 | 小旅行
2007年9月7日
友人の自転車を借りて北太平洋シーサイドラインを走る…予定でしたが台風接近による雨のため中止。
身体も疲れていたので、まったり系ドライブプランを立てていただいた。


標津サーモン科学館でサケの遡上をライブで観察


幻の魚イトウ。水族館で見られるんですね。


廃線となった標津線のとある駅にて。高倉健でも出てきそう。


ノスタルジックな雰囲気


国鉄時代の時刻表。

←拡大。300mmではキビシイ。
国道を走っていると、丹頂が。

小雨降る根室、半日のんびりのドライブでした。
このあとは釧路で熱い夜、喉が嗄れるぜ。

2007年9月8日
最終日の前夜は恒例のジンパ。
今回は能取湖畔のキャンプ場にコテージをリザーブ。豪華やね。


美幌峠をまた通ってゆき。


遠軽でコスモス畑を散策。綺麗でした。


そして夜。明日北海道を離れると思うと泣けてきちまう。


2007年9月9日。
別れの時はやってくる。
朝からどんより、心のうちも雨模様。

あ~、さっきから溜息ばっかりついている。


空港へ急ぐ途中でサンゴ草を見学。悲しげな色合い。

女満別空港で今回もお世話になった友人夫婦と涙のお別れ。


十勝川


えりも岬

飛行機は無事中部空港に着陸。船に乗りついて無事帰着。
おしまい。

北海道旅行第3日/銀泉台~白雲岳

2007-09-15 | 登山
2007年9月6日

4時30分起床。空は高曇り。
層雲峡からロープウェイ利用で黒岳を往復する予定だったが、6時の運転開始まで時間もあるので予定を変更して銀泉台から赤岳を往復することにする。

カーラジオでは台風が伊豆諸島に接近との情報。秋雨前線が北海道付近に停滞しているらしい。なんとか下山まで天気がもってほしいと願う。

5時45分。銀泉台駐車場出発。
標高1500mの銀泉台はちょうど樹林帯から潅木帯に植生が変化するあたり。
観光道路を暫く進み登山道に入ると大雪らしいナナカマドと這松の斜面が広がる。まだ緑が主体だがほんのりと赤く色づき始めていた。

いくつかのお花畑を越えて東大雪のやまなみを眺めながら歩いてゆく。
上部の紅葉もまだ一部で始まった段階だが、場所によってはナナカマドが真っ赤に色づいているところもある。


昨日歩いた東大雪。


初秋のチングルマ。


上部もまだ色づき始めたばかり。

7時19分。赤岳山頂。
表大雪の山々が目に飛び込んでくる。雲は高く視界は良好。
静かに広がる表大雪の景色に対峙し、こっちの胸は興奮で沸き立っている。


赤岳から旭岳方面。左手に白雲岳が見える。


北鎮岳。

赤岳からの眺望だけでも十分満足なのだが、何か物足りない…
赤岳からではトムラウシと十勝連峰が見えない。
時間は早いし、白雲岳が目の前なので、ここは白雲まで足を延ばそう。

途中、小泉岳の平原の向こうにトムラウシの頭が見えてくると、興奮とともに心が踊る。十勝連峰もよく見えている。
ただ、小雨がポツポツとあたり始めたのが気がかり。早く白雲岳に立たないとトムラウシが煙雨の中に消えてしまうぞ。

8時07分。火口グラウンドを横切って白雲岳の山頂に立つ。
のびやかな高根ヶ原の向こうに堂々としたトムラウシ。
しばらくその絶景を楽しんでいると、雲間から日が差して高根ヶ原にスポットライトが当たる。素晴らしい。


高根ヶ原の向こうにトムラウシ、こんにちは。


高原沼の上部に日が差し込む。

高根ヶ原では一足早く紅葉が進んでおり、赤い絨毯のようになったところも。
9月の大雪にしては暖かいと思われる、気温13度。
時間を忘れて山を眺めては写真を撮る。
高曇りのおかげで遠望がよく効いて、阿寒から知床連山も遠くに確認出来た。


遥かなる十勝連峰。草紅葉が金色に輝く。


旭岳中腹の地塘群。


トムラウシから富良野岳へ。


縞模様。


いつかまた歩いてみたい道。

だれもいない山頂で1時間ほど過ごした。
このまま下山せずに、ここでずっと山を見続けていたい。
しかし早めに下山しないと夕刻の友人との待ち合わせに間に合わない。

9時15分下山開始。
岩陰からチュン、とナキウサギのような鳴き声がするが姿は見えず。


凌雲岳、黒岳方面。ちらほらと縦走パーティが歩いておられた。

小泉岳から後ろを振り返りトムラウシ、十勝連峰の見納め。
北側の北鎮岳の右手には利尻山もぼんやり浮かんで見える。

10時13分。赤岳通過。
左足の筋肉の痛みが大きくなる。初日の藻琴山で駆け足をして痛めてしまったのかもしれない。マメも作ってしまったようで、かなり靴の中が痛い。12時には銀泉台に戻らないと夕方までに中標津に着かないのだが。

気持ちは焦る一方で、名残惜しさから写真撮影にも時間も割かなければならない。一時、パラパラっと雨に降られた。


緑の中の紅葉も鮮やかでいい。

11時58分。銀泉台到着。
簡単に荷物をまとめて車のエンジンをかけた。
レンタカーのカーナビでは中標津到着予想は16時30分。なんとか間に合いそうだ。

ルートは石北峠を越えて北見から美幌へ。雨が降り出した美幌峠であげいもを食べて空腹を満たし、弟子屈を経由して中標津に到着したのは17時。約束の時間には間に合った。

レンタカーを返却したあと、営業所まで迎えに来てくれた友人の車で温泉に連れて行ってもらう。久しぶりに再会した友人と露天風呂でくつろぐ。

夜は友人夫婦宅で改めて再会を祝し乾杯。すばらしい料理でもてなしていただき、柔らかな布団でぐっすりと眠る。


カシミール3Dにより作成。