オマーラ・ポルトゥオンド(Omara Portuondo)
『Con Adalberto Alvarez』(1984)
まぁ、速いハナシ、産業サルサを聴きたくなりまして、
このトコロ、エ~ルエメエメとかの辺りを集中的に聴いておったンすよ。
そんで、その後、なんの気なしにコレ聴いたら、
やっぱ、本場のキューバは濃い、というコトを改めて実感させられました。
ワタシの好きなニューヨーク・サルサがバヤリースなら、
キューバのソンは、ウェルチって感じ。
ニューヨークのが吟醸なら、キューバは純米って感じ。
血が濃いんデスかね~。
グルタミン酸が多い感じとも言えましょう。
歌い手の「声」も、そう言えば違う気がするな~。
たまたまかもしれませんが、最近聴いていた90年代NY系は、
インディアにしろ、リセット・メレンデスにしろ、ブレンダ・K・スターにしろ、
塩っ気が強い。味の角が立っている感じ。
一方で、オマーラの方はワザワザ塩味はつけてません、ってな感じ。
まあ、90年代の若手と、1930年生まれが54歳の円熟期に歌ったモンを
比較しても、若手は貫禄負けするに決まってるってコトもありますが、
いや、それにしても、やっぱりキューバは、味付けなしでも「濃い」です。
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助さんも格さんも捺しなさい。
いや、だから、指でじゃナイってば・・・
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