イーグルスの方々は、ニッポンで言う「団塊の世代」と全く同年代なんですが、それにしても、ビックリするほど、イーグルスの方々は短い期間内に集中的に産まれております。それは、1947年。昭和で言うと22年。
ホンじゃ、並べてみまっセ!
まず、7月19日。バーニー・リードン。
その、三日後!7月22日。ドン・ヘンリー。
そっから、およそ二ヶ月後!9月21日。ドン・フェルダー。
その、40日後!10月30日。ティモシー・シュミット。
さらに、三週間後!11月20日。ジョー・ウォルシュ。
なんと、ほぼ四ヶ月で、5名様がこの世にご到着されました。
言わば、イーグルス出産ラッシュ。
あんたら、気持ち悪いぞ。
ちなみに、ランディ・マイズナーは、一年早く、1946年生まれ。
そして、グレン・フライは、イーグルス出産ラッシュからほぼ一年後の1948年11月6日生まれ。
で、それが一体ナンナンダ?と、言うコトになりますが、別に何でもナイっす。
が、一個あるのは、産まれた場所も、育った土地も違う彼らが、1970年頃にはカリフォルニアに集まって来ていたというコトですね。
ちなみに、生まれも育ちもカリフォルニアって言うのは、この中ではティモシー・シュミットだけです。あと、ドン・フェルダーは生まれはカリフォルニアですが、育ちはフロリダです。(ちなみに、フロリダで15歳の頃にやっていたバンドには、何と!二つほど年上のスティーヴン・スティルスが在籍していたそうな。)
そんで、他はテキサスだ、デトロイトだ、という具合で、ちっともカリフォルニアではなかったんですが、音楽でコリャ一発当ててヤロウなんて思っている人間で、カントリーとロック方向に野心がある場合、LA方向にやって来る、とそういうコトなんでありましょう。
結局、彼らは当てるコトを第一に考えた野心家集団であって、人間的結び付きが希薄なバンドだったと言っていいんでショ。
というコトでイーグルスに付き纏うのは、野心と、内紛と、不道徳なんですが、長くなるんでまた、次回にします。テーマは「何故イーグルスは嫌われるか」であります。よろしくでアリマス。
さて、野心とカネ儲けとイーグルス、と言えば、今でも得意なツアーでありますが、1975年12月、バーニー・リードンの最後のギグのおよそ10日後にジョー・ウォルシュの加入がアッと言う間に発表された、と言うのも、なんか印象悪かったであろうなぁと思うのであります。「カネになるから、ツアーを中止したくなかったんだろう?」みたいな感じで。
今回の画像は、その中止しなかったツアーの一環で来日した際の名古屋公演(1976/2/9)を収めたライヴCD。モチロン、ブートでありましょう。数年前に神田は神保町でたまたま見つけて購入。
思った通り、リズムセクションの弱い演奏が繰り広げられておりまして、演奏自体は取り立ててどうってコトもないんですが、ドン・ヘンリーのボーカルだけは、やはり圧倒的にスゴい。他のメンバーは、グレン・フライも、ランディ・マイズナーも、ボーカリストとして一級なのに、やはり、ドン・ヘンリーのボーカルは図抜けて素晴らしいデス。
曲も良いし、ボーカルが凄いし、リズム・セクションは弱いが、渋いギターの名手が揃っていたバンドなのに、なんでイマイチ素直に受け入れられないのか?
つづくのであります
ホンじゃ、並べてみまっセ!
まず、7月19日。バーニー・リードン。
その、三日後!7月22日。ドン・ヘンリー。
そっから、およそ二ヶ月後!9月21日。ドン・フェルダー。
その、40日後!10月30日。ティモシー・シュミット。
さらに、三週間後!11月20日。ジョー・ウォルシュ。
なんと、ほぼ四ヶ月で、5名様がこの世にご到着されました。
言わば、イーグルス出産ラッシュ。
あんたら、気持ち悪いぞ。
ちなみに、ランディ・マイズナーは、一年早く、1946年生まれ。
そして、グレン・フライは、イーグルス出産ラッシュからほぼ一年後の1948年11月6日生まれ。
で、それが一体ナンナンダ?と、言うコトになりますが、別に何でもナイっす。
が、一個あるのは、産まれた場所も、育った土地も違う彼らが、1970年頃にはカリフォルニアに集まって来ていたというコトですね。
ちなみに、生まれも育ちもカリフォルニアって言うのは、この中ではティモシー・シュミットだけです。あと、ドン・フェルダーは生まれはカリフォルニアですが、育ちはフロリダです。(ちなみに、フロリダで15歳の頃にやっていたバンドには、何と!二つほど年上のスティーヴン・スティルスが在籍していたそうな。)
そんで、他はテキサスだ、デトロイトだ、という具合で、ちっともカリフォルニアではなかったんですが、音楽でコリャ一発当ててヤロウなんて思っている人間で、カントリーとロック方向に野心がある場合、LA方向にやって来る、とそういうコトなんでありましょう。
結局、彼らは当てるコトを第一に考えた野心家集団であって、人間的結び付きが希薄なバンドだったと言っていいんでショ。
というコトでイーグルスに付き纏うのは、野心と、内紛と、不道徳なんですが、長くなるんでまた、次回にします。テーマは「何故イーグルスは嫌われるか」であります。よろしくでアリマス。
さて、野心とカネ儲けとイーグルス、と言えば、今でも得意なツアーでありますが、1975年12月、バーニー・リードンの最後のギグのおよそ10日後にジョー・ウォルシュの加入がアッと言う間に発表された、と言うのも、なんか印象悪かったであろうなぁと思うのであります。「カネになるから、ツアーを中止したくなかったんだろう?」みたいな感じで。
今回の画像は、その中止しなかったツアーの一環で来日した際の名古屋公演(1976/2/9)を収めたライヴCD。モチロン、ブートでありましょう。数年前に神田は神保町でたまたま見つけて購入。
思った通り、リズムセクションの弱い演奏が繰り広げられておりまして、演奏自体は取り立ててどうってコトもないんですが、ドン・ヘンリーのボーカルだけは、やはり圧倒的にスゴい。他のメンバーは、グレン・フライも、ランディ・マイズナーも、ボーカリストとして一級なのに、やはり、ドン・ヘンリーのボーカルは図抜けて素晴らしいデス。
曲も良いし、ボーカルが凄いし、リズム・セクションは弱いが、渋いギターの名手が揃っていたバンドなのに、なんでイマイチ素直に受け入れられないのか?
つづくのであります
じゃあ、30歳近くになってようやく全世界的に売れたということ??
ところでワタシは日本のグループサウンズも好きなのですが、
GSバンドの多くのミュージシャンたちが団塊の世代なんですヨ( ̄m ̄*)
昭和22年前後に生まれたミュージシャンばかりなんですヨw
そういえばスティルスはフロリダにもいたのでしたね。ほー。
バーニー・リードンは重要人物ですね。
きっとリンダ・ロンシュタットのバックでも一番真面目に演奏してくれていたのでしょう。(決めつけ)他のメンバーの思惑と違ったので押し出されて、計算高いジョー・ウォルシュが加入。(更に決めつけ)
内紛とはなんでしょう~。
とても楽しみです。
30歳近くになって、初めて世界的に売れたというのは、その通りだと思います。
グループサウンズの人達がハタチそこそこで売れていたのとは、だいぶ違いますね。
何か、アメリカって、広いのに、集まるトコには才能が集まるんでしょうかね。バーニー・リードンも15歳頃に、クリス・ヒルマンとバンドやってたそうです。
イーグルスの内紛は、基本的には主導権争いです。
元々はグレン・フライが野心で作ったバンドなのに、オモテ向き民主的に見せようとしたトコがマズかったんじゃないのぉ、と思っております。
詳しくは、「イーグルス ホテル・カリフォルニアへようこそ」(マーク・シャピロ著、リットー・ミュージック刊、1995)あたりで。
(エピソードは時々このブログでもご紹介するかと思います)
ミュージシャンの皆さんの集まったり離れたりは、とても不思議でおもしろいですね。
イーグルス本があるのですか。わぉ。
むかーし、「カリフォルニアの巨人たち」というウェストコーストの皆さんを綴った翻訳本があって、イーグルスのこともあったと思うのですが、内容をひとつも覚えていません。
なんだかんだ言って、イーグルスねたは好きだったりするのです。
70年代に一世を風靡した割に、今現在、資料が少ないのがウェスト・コースト勢でありますね。
あの方たちの、クッ付いたり離れたりって、結構、プログレ並みにオモシロイんですよね。
「カリフォルニアの巨人たち」。
読んでみたいデス。