ローラ・ニーロ(Laura Nyro)
『Season Of Lights』(1977)
コンプリート版の方ッス。
"天才シンガー・ソングライター"のライヴ・アルバムで、バックがジャズ・クロスオーヴァー系の方タチ、で、タイトルも似ている、というコトで、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の『Shadows And Light』(1979)と比較されそうな気がするアルバムですが、ローラ派のワタシでも、この勝負は、ジョニの勝ちです。
そもそも、ローラ・ニーロは、閃きパフォーマー型のシンガー・ソングライターですからバンド向きではないです。
基本がイーヴン・テンポで演らざるを得ないバンド・サウンドの中では、自在に操るテンポとダイナミクスという、強烈な閃きを活かせなくって魅力半減となります。(まぁ、「半」までは「減」になりませんけど。)
だから、ローラ・ニーロの最高のライヴ・アルバムは、弾き語りで、コーラス隊も入らない、『Spread Your Wings And Fly 』(1971)になると思います。
とは言う物の、このアルバムでも、弾き語りを基本とした演奏が幾つかあって、それは、やはり素晴らしいですね。
「When I Was A Freeport And You Were The Main Drag」とか、最後の「Midnite Blue」とか。
逆に、「Mars」とか「The Cat-Song」の、バンド・フィーチュアのパートは要らないんじゃないですか、と思います。グルーヴ求道野郎で、バンドサウンド・ジャンキーのワタシが言うのですから、まぁ、そう言うコトなんですよ。
でも、聴こう。
ローラ・ニーロはスゲぇ。
『Season Of Lights』(1977)
コンプリート版の方ッス。
"天才シンガー・ソングライター"のライヴ・アルバムで、バックがジャズ・クロスオーヴァー系の方タチ、で、タイトルも似ている、というコトで、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の『Shadows And Light』(1979)と比較されそうな気がするアルバムですが、ローラ派のワタシでも、この勝負は、ジョニの勝ちです。
そもそも、ローラ・ニーロは、閃きパフォーマー型のシンガー・ソングライターですからバンド向きではないです。
基本がイーヴン・テンポで演らざるを得ないバンド・サウンドの中では、自在に操るテンポとダイナミクスという、強烈な閃きを活かせなくって魅力半減となります。(まぁ、「半」までは「減」になりませんけど。)
だから、ローラ・ニーロの最高のライヴ・アルバムは、弾き語りで、コーラス隊も入らない、『Spread Your Wings And Fly 』(1971)になると思います。
とは言う物の、このアルバムでも、弾き語りを基本とした演奏が幾つかあって、それは、やはり素晴らしいですね。
「When I Was A Freeport And You Were The Main Drag」とか、最後の「Midnite Blue」とか。
逆に、「Mars」とか「The Cat-Song」の、バンド・フィーチュアのパートは要らないんじゃないですか、と思います。グルーヴ求道野郎で、バンドサウンド・ジャンキーのワタシが言うのですから、まぁ、そう言うコトなんですよ。
でも、聴こう。
ローラ・ニーロはスゲぇ。
いよいよ足を踏み入れられたのですね。
『Spread Your Wings And Fly』の凄さ・・・。
そうでしょう。ワタシもそうでした。
言葉にならないついでに、他の初期のアルバムも是非聴いて下さいね。
ローラ・ニーロの世界へようこそ